こんにちは。トランスコスモス株式会社の採用担当です。
生成AIの進化により、コードの作成や調査をAIが支援してくれる時代になりました。一方で、AIを活用しながら開発を進めるためには、システムの仕組みを理解し、適切に判断する力が欠かせません。
だからこそトランスコスモスでは、新卒エンジニアに対して技術力だけでなく、チームで課題を解決する力や、プロジェクトを推進する力の育成にも力を入れています。技術習得からチーム開発、成果発表まで、多くの挑戦が詰まった1か月となりました。本記事では、その学びと成長の様子をご紹介します。
まずはWebエンジニアとしての基礎を学ぶ「土台づくり」
4・5月はWebディレクターやWebデザイナーなど、DP事業本部の同期たちとともに研修を受け、6月からはWebエンジニアとしての専門研修が始まります。専門研修では、プロジェクトマネジメントの基礎からスタートし、HTML/CSS、PHP、MySQL、Webアプリケーション開発など、Webエンジニアとして必要となる知識・技術を幅広く学びました。
プログラミングスキルだけでなく、「要件定義」「リスク管理」「WBS作成」など、実際のプロジェクトで必要となる考え方についても学習し、開発の全体像を理解しながら、段階的に技術力を身につけていきます。
チーム開発演習で「実践」に挑戦!
基礎学習の後は、PHP+Laravelを使用したチーム開発演習へと進みます。要件定義から設計、実装、テスト、成果発表まで、実際の開発プロジェクトを想定した内容に取り組みました。開発工程では、会員管理や商品管理、注文管理などの機能実装に挑戦し、メンバー同士で協力しながらシステムを完成させていきます。
また、開発だけではなく、進捗管理やレビュー、バージョン管理なども経験。学生時代は個人で制作を行う機会が多かったメンバーにとって、チームで一つの成果物をつくり上げる経験は新鮮であり、その難しさと面白さを実感する機会となりました。
今回の研修では、AIを活用する姿も多く見られました。エラーに直面した際、自分なりに解決策を探ったり、AIチャット機能の実装に挑戦したチームでは先輩から共有されたプロンプトを参考にしながら試行錯誤を重ねていました。
一方で、新卒社員が学んだのは、AIに頼るだけではなく「どう活用するか」を考える姿勢です。スキルチェックや課題に取り組む中で、「まずは自分で考え、AIの回答をそのまま使うのではなく理解する」といった意識も徐々に身についていきました。
ある新卒社員からは、
「AIを使いながらコードを書く中で、少しずつ理解できることが増え、自分の力で書ける部分も増えていった。」
という声もありました。
AIは学習や開発を支えてくれる心強い存在ですが、最終的に成長につながるのは自分自身の理解と経験です。AIを活用しながら学びを深めていく姿が印象的でした。
先輩社員との交流を通じて、現場を知る
毎日の夕礼では、先輩社員を招き、少人数のグループに分かれて交流を行いました。仕事内容やキャリア、配属後の働き方などについて気軽に質問できる時間です。さらに、2~4年目の年齢の近い社員との座談会や研修担当との1on1を行い、実際に働く社員との対話を通して、配属後のイメージを具体的に描いていきました。
「先輩社員座談会では、実際にどのような業務を担当しているのか、仕事とプライベートの両立についてなど、普段はなかなか聞くことのできないリアルなお話を聞くことができました」
また、配属を控えた時期には各部門との面談も実施。部門ごとの雰囲気や業務内容について直接話を聞きながら、自身の配属先への理解を深めていきました。
成果発表会で1か月の学びを形に
専門研修では、環境構築やバグ修正に苦戦し、予定通りに開発が進まず焦る場面も。それでも試行錯誤を重ねながらチームで開発を進め、システムを完成させていきました。
その集大成として開催された成果発表会には、配属先の組織長や先輩社員も参加。緊張感のある中、工夫した点や苦労したポイントを共有し、1か月間の学びを振り返りました。自分たちの取り組みを分かりやすく伝えるためのプレゼンテーション力も求められ、実践的な学びの集大成にふさわしい時間となりました。
配属に向けて次のステージへ
終盤にはスキルチェックテストを実施。4月上旬に行ったテストとの比較を通して、スキルの向上を実感しました。技術的な理解が深まったことを実感する一方で、デバッグや開発手順の組み立て方など、今後さらに伸ばしていくべき課題も見つかったメンバーもいたようです。
最後には研修全体の振り返りを行い、今後の目標を整理しました。
「長いようで短かった1か月でしたが、多くのことを学び、自分自身の成長を実感できました」 「同期とともに助け合いながら過ごした時間は、大切な財産になりました」 「講師やメンターのサポートが手厚く、安心して集中できる環境でした」
同期とともに学び、悩み、支え合いながら駆け抜けた1か月。この期間で得た経験と仲間とのつながりを胸に、26年度新卒社員たちは新たな一歩を踏み出します。今後の成長にもぜひご期待ください。