しゃいんづかん#6 教員志望から教育事業会社へ/千田壮 | TOMAP社員インタビュー
しゃいんづかん#5では、無料プログラミングスクール『ZeroPlus Gate』の事業統括、およびプログラミング教育事業『ZeroPlus』のキャリア統括、また法人営業責任者など数々の部署で責任...
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しゃいんづかん#6では、TOMAPを支える事業にまで成長した、30日間無料のプログラミングスクール『ZeroPlus Gate』を立ち上げた秋田の番犬、千田壮さんをご紹介しました!
#7では、スクワットで皆の憂鬱を一緒に持ち上げるポジティブ日本代表、TOMAP一の脳筋ストイックモンスター、高橋京太郎さんの素顔に迫ります!
ー 京太郎さんのTOMAPでのお仕事内容を教えてください!
まずは営業。頑張ってセールスをしております。
主に個人に向けた営業ですが、最近は法人営業も担当するようになりました。法人営業と言っても事業企画や経営企画に近いところがあって、新規事業を2つ動かしながら経営に携わりつつ、個人と法人に営業するって感じかな。
ー 「企画」って具体的にどんなことやるんですか?
経営の目線から、TOMAPがこれから先何を打ち出していくのかを考える、「企画する」こと。「教育を通して社会を変えていく」ということを会社のミッションとビジョンから考えると、じゃあ実際どういうものを作って、それをどうするのか?とか、そういう話が出てくるよね。そこに携わってる。
もっと具体的には、人材紹介先の企業開拓とか、あとは新規事業を作っていくにあたって、そもそも顧客が課題を持ってるのかをインタビューしに行ったりとか。マーケットリサーチに近いかも。
これから動こうとしている事業に関係するつながりを作るっていうイメージ。
ー どういう経緯で新規事業の方に入ることになったんですか?
新しいことやりたいって、ずっと手を挙げ続けてたからかな。
今までずっとメインでやってきた個人営業の方では一定以上の成果を出し続けてきたから、特別なことは何もしなくても成果が出るようになっちゃって、自分の成長を実感しづらくなって、仕事に飽きちゃってたんだよね。
もっと成長して、新しいフィールドを開拓して、自分の仕事を面白くしたいと思ってたし、今後の自分のキャリアとか考えて、このまま今の仕事をやり続けることに対してのモヤモヤがずっとあった。
それで「もう成長しなくなってきた」「新しいことやりたい」って経営陣にずっと言い続けてたから、会社として新しいことをやろうってなった時に、「京太郎に任せてみよう」って話を出してくれて、そこから新規事業の方にも入ることになったんだよね。
ー ずっと手を挙げていたからこそ新しいチャンスが舞い込んできたんですね。京太郎さんはもともとインターン生としてTOMAPでのキャリアをスタートしましたよね。そもそもなんでインターンをしようと思ったんですか?
大学1年生の時に、扶養超えるくらいバイトに入ってたのと、パチスロで結構稼いでたから、年間300万くらい稼いでたんだよ。そのお金でめっちゃ遊んでたから、最後らへんは遊びの「燃え尽き症候群」みたいになって、大学2年生の時に「俺って何がやりたんだっけ?」って改めて考えてみたんだよね。
その時に、高校の時から思っていた「起業したい」っていうのを思い出して、それから本を読んだり勉強したりし始めた。具体的になにをやるかはまだ決まってなかったけど、「とりあえず人だけ集めよう」と思って、その時すでにビジネスの世界で稼いでいる友達を誘ってみたんだよ。
そしたらその友達から、「すごい良いビジョンだけど、ビジネススキルないから厳しいと思う」と言われて、「じゃあビジネススキルつけよう!」って思ってその3日後にはTOMAPに入ってた。
ー はやw。その3日間でなにがあったんですか(笑)
起業の情報収集のためにTwitterで経営者層を結構フォローしてたんだけど、そのうちの一人が順也さん(TOMAPの創業メンバー、しゃいんづかん#3)だったんよ。で、登武さん(TOMAP代表、しゃいんづかん#1)が「インターン募集中」ってツイートしてたのを順也さんがリツイートしてたから、その投稿から連絡をして順也さんに話を聞きに行ったっていうのが最初の出会いかな。
最初はカフェでTOMAPの話や自分がやりたいことの話をしていくうちに、TOMAPで営業インターンをやらないかって順也さんに誘われて、その日からインターンを始めることになった。
ー 高校生の時から「起業したい」と思ってたのはどういう背景からですか?
親に「お前はサラリーマンとか公務員向いてないからやめた方がいいよ。起業しろ。」って言われたから(笑)。あとシンプルに「社長かっこいい」って思ってたのもあると思う。
あと大学時代に出会った8個上の先輩の影響も大きいかな。その人は元々アサヒビールで年収600万くらいもらっててそこそこいい生活をしてたんだけど、「野球教育を通して子どもたちの可能性を広げていきたい!」っていう想いを実現するために仕事を辞めて野球チームを作ったんだよ。
例えば、いい家・いい時計・いい車を買うとかそういうのじゃなくて、もっと社会をみたデカいことを掲げてるのってめっちゃかっこいいなってその熱さに感化されたんだよね。それで「俺もそういうデカいことを成し遂げたいな」っていう憧れを抱くようになったっていうのもあると思う。そういう色んな背景が重なって、自分が普通のサラリーマンになるイメージは高校生の時からあんまり湧いてなかったかな。
ー 最初に起業したいと思ってた時に掲げていた想いやビジョンはどんなものでしたか?
すごく抽象度高いけど「日本を熱くしたい」っていうのは当時から強く思ってた。日本って海外からは「昔の日本はすごかった」って言われるくらいだんだん衰退してるから、もっと熱いやつが増えたら日本もだんだん盛り上がっていくんじゃないかなって。
俺のXの投稿を見てても感じてもらえると思うんだけど、普段からパッション強めなタイプで、でも当時の方が今よりも完全にパッション芸人だったから、あんまり深いこととか論理的なことは考えず、単純に「もっと熱い日本にしたい!!」みたいなことを思ってた(笑)。
正直、「起業したい」と思ってからはいろんな経営者に会って話を聞いていたんだけど、結構自分のことしか考えてない人が多かったんだよね。でも登武さん(TOMAP代表)は当時から「教育で死にたい」って言ってて、そこまで社会のことを考えて本気で言っている人にはあんまり出会わなかったんだよ。そのアツさに惹かれたから、もともとインターンやって半年で辞めようと思ってたTOMAPにもここまで残ってるんだと思う。
ー 当時は半年で辞めようと思っていたTOMAPに、今もなお社員として残っているのはどういう変化があったのですか?
最初はぶっちゃけインターンなんて踏み台くらいしか思ってなかったんだよね。TOMAPでインターンやったら半年くらいで辞めて、独立しちゃおうかなくらいに思ってた。けど思いのほかうまくいかず失敗しまくってたし、「いや、これまだ辞められねえわ」って思ったのが理由。
俺自身、元々プライド高くて超負けず嫌いだから、「できない」っていう状態が本当に嫌なんだよね。プライドが高いっていうのは「出来ないから辞めます」とはならなくて、プライド高いがゆえに「他にできている人がいるのに自分ができないのは嫌だ。負けたくない」って闘争心に火がつくというか。社員として残ったのは特にそれが大きいかもね。
ー インターンを大学2年生でスタートして、その後大学4年生では営業部長という重要なポジションを担っていましたね。当時同い年のインターン生をマネジメントする中で、難しかったことや意識していたことなどはありますか?
そもそも年齢っていう概念は一切気にしてなかった。
大学2年生でこの会社に入った段階から、学生マインドというか、インターン生マインドみたいなのはなるべく捨て去りたいって思ってた。だから当時から自己紹介でも「僕は社員みたいなもんです」って言ってたんだよね。
当時からそんな感じで、そもそも俺は大学生じゃなくて社会人で、この会社を作っていくメンバーの一人だと思ってたから、ポジションが上がってもコミュニケーションの中で年齢は障壁にはならなかったかな。それに、自分自身が年の近いインターン生をマネージメントしていく中で、「みんなにそうなってほしい」と思ってたしね。大学生だから何?って感じでした(笑)。
あとは結構俺自身が、「目的を達成するためだったら手段はなんでもいい」と思ってるから、個人や組織が成長するためなら、その時その人から好かれようが嫌われようが別にどうでもいいって考えなんだよね。だからその時にどんだけ嫌われても、その人の成長のために本当に必要な厳しさを愛を持って伝えれば、長期的には良い結果になると思って常にマネジメントをしてきた。
ー インターンを始めてたった1年半でそこまでのマインドになったのはすごいですね。
入社した時点からマインドだけはガン決まってたんだよね(笑)。これは高校時代、野球部でキャプテンやってた経験が一番でかいと思う。
まだいち部員だった時は、練習やる気あるときはめっちゃやるけど、やる気ないときはやんない、みたいな感じで、波がめっちゃ激しかったんだよね。でもキャプテンになってから、自分の一つの行動で野球部という組織の全員に影響がいくようになって、何か行動するときにモチベーションに頼らない思想になった。キャプテンをやった1年間で得たものがめちゃくちゃ大きいね。
それは仕事でも同じことが言えると思ってて、プロとしてやるんだったら「コト」に向かっていれば、自分のモチベとか感情とかどうでもいい。そういうマインドみたいなのをめっちゃ大事にしてる。
ー これから叶えたいことを教えてください!
TOMAPの中では、もっとこの会社を伸ばしていきたい。もっと大きくなっていかないと社会に貢献できる範囲も狭いままだから、まず確実に未来への投資ができるような確固たる土台を作り上げて、社会がより良くなるような新しい事業にこの2〜3年は取り掛かっていきたいなと思ってる。
僕個人としては、プロ野球球団のオーナーになりたい!これね、1000億円くらいは必要なんだよね。なかなか規模がデカい。今ある既存の球団を買収するか、独立リーグとかにある球団を買ってプロ野球に参入させるかとか、オーナーになるためには色々なやり方があるんだけど、とにかく球団を持ちたいと思ってるんだよね。
例えば横浜DeNAベイスターズのオーナーの南場さんとかめっちゃ好きなんだよね。DeNAがベイスターズを買収してから球団の人気も上がったし、何より横浜の街がめっちゃ盛り上がってるんだよ。
野球というスポーツが、ただスポーツチームとして勝つか負けるかっていうだけの話ではなくて、人や地域が盛り上がって活性化されていくのって、社会性のあるすごい事業だなと思って。
昔の僕は何も分かってない中で無鉄砲に「とりあえず日本を熱くしたい」って言っちゃってたけど、今は社会のことや自分自身のこともすごいよく考えるようになったし、どっちもバランスよく見るようになったから、昔みたいに「日本を熱く」とかはあんまりない。でもその代わりに、自分自身がすごいポジティブだし自己肯定感が高いから、少しでもいろんな人が前向きになれるような社会になったらいいなって思うようになったかな。
そのために少しでも多くの人の挑戦を後押しできたらいいなって思う過程で1個小さくやってるのがXでの発信だったりするから、まさに僕の実現したい世界観を作ってるDeNAってすごいなって思うんだよね。どうせやったら目指してみるか!っていうのを考えています。
ー 大きな夢ですね!応援しています!今日はありがとうございました!
ありがとうございました!