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【CTOインタビュー】「新しいことをすることは失敗をすること。」、東大発ベンチャーのCTOとして活躍するCTOにインタビュー!

本日は、株式会社東京のCTOを務める熊谷さんにインタビューさせていただきました!


Q.まずは、自己紹介をお願いします。
ー CTOの熊谷です。開発部エンジニアチームに所属しています。


Q.学生時代はどんなふうに過ごしていましたか?
ー 小さい頃からものづくりにすごく興味があって、プログラミングができるレゴをずっとやっていました。ロボを作ってPCで動かす、みたいなことを小学生からやっていたんです。でも、周りに詳しい人がいなかったのもあって、中高はそういうことにはあまり触れず、バスケに打ち込んでいました。


Q.ものづくりへの気持ちは、どこで再燃するのでしょうか。
ー 大学ですね。航空宇宙工学科という学科なんですけど、スターウォーズが好きだったのもあって、ものづくり+宇宙って楽しそう!と思って入りました。設備も知識のある人も、環境がとても整っていたので、そこで一気に気持ちが戻ってきました。アメリカの砂漠にロケットを打ち上げて、ローバーという二輪の探査機のようなものを走らせる大会に参加したのは、印象に残っています。


Q.東京の代表取締役の羅さんと出会ったのも、その大学時代ですよね。
ー はい。でも、大学のときはたまに会う程度で、本格的に起業と開発の話をされたのは大学院生になってからでした。エレベーターの中に、広告のロールを作りたいって相談を受けて、バス停にあるような、時間で回って切り替わるようなやつのイメージなんですけど。そこから、「それ、タブレットでよくない?」という話になって。それが今のエレシネマ(東京社の扱うプロジェクター)のはじまりです。


Q.そこから、どのように事業に関わっていくことになったんですか?
ー まず直面した課題が、エレベーター内の通信環境が悪いことでした。エレベーターは鉄のカゴなので、一般的には通信が難しいんです。修論を書きながら、大学のエレベーターを借りて、通信の実験をするような日々を過ごしました。思えばそこから、羅さんの持ってくる課題をいかにクリアするか、というところに面白さを感じていた気がします。


Q.羅さんの課題が、熊谷さんのものづくりへの情熱を刺激したんですね。プロダクト開発をする上でどんなことを大切だと感じていますか?
ー 僕の学科では卒業論文とは別に、卒業設計というのがあって、ロケットを設計したりするんです。自分の中では、その経験がとても自分に影響を与えています。変な話、ロケットとかロケットエンジンの設計なんてやったことないじゃないですか。だから、みんなプロから見たらめちゃくちゃなものを提出しているんです。でも、そこでは「なぜその設計をしたか」がきちんと説明できればよかった。そのときはおかしくても、仮説を持って試して、修正していければいいんです。スタートアップに必要な意思決定を、そこですごく学んだと思っています。失敗してもいいんです。新しいことをやることは失敗をすること。正しくなくても説明できるようにはしておこうという心づもりは、心理的な安全性にも繋がりますから。ものづくりのためのマインドは、そこで培われたと思います。


Q.東京社にいることの面白みを教えてください。
ー エンジニアチーム視点で言うと、実際のハードウェアを開発しているのは東京の面白い、特徴的なところだと思います。アプリやソフトウェアを開発しているスタートアップ企業は沢山あるけれど、ここまでがっつりハードに関わっているのは珍しいかもしれません。
インターンの学生が、DroidKaigi2023で東京での開発内容をもとに発表してくれた時は,やった!と思いましたね。彼は、Androidを使った他の機器との連携を紹介してくれました。ハードウェアも扱っているという特徴的な環境がエンジニアとして働くのに面白いし、エンジニアのコミュニティでも評価された一つの例だと思います。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000047349.html


Q.最後に、株式会社東京に向いている人はどんな人か教えてください。
ー 街歩きが好きな人です!東京という街に、自分たちのプロダクトがついていくのを見るのは、とても楽しいです。


熊谷さん、ありがとうございました!

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