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「未来につながる時を生む」という志を掲げ、お客様の課題解決に取り組む私たちTOKIUM。今回は、オペレーション本部全体の生産効率向上に取り組むAI&Ops戦略本部の新入社員にスポットを当てていきます。
学生時代はアメリカンフットボールで全国を目指していた彼が、どのような経緯でTOKIUMに入社し、業務における課題をAIで解決するまでになったのか。入社後の会社に対する印象の変化や、今後の目標まで深掘りしていきます。
目次
「社会人になってもチームワークが活かせる」TOKIUMを選んだ理由
頼れる同期と向き合った入社後の研修
業務の「当たり前」に疑問を持った瞬間
現場を変えた新システムの効果
「背中で見せる」リーダーを目指して
「社会人になってもチームワークが活かせる」TOKIUMを選んだ理由
── TOKIUMに入社された経緯について教えてください。
僕は学生時代は、アメリカンフットボールに打ち込んでいました。全国大会を目指す中で一番意識していたのは、全員が一丸となって戦うこと。同じ熱量で戦う「チームワーク」を大切にしていました。当時は「これは部活動だけの話で、社会人になったら自分がいかに周りと差をつけられるかが重要になる」と思っていました。
しかし、就職活動でTOKIUMと出会い、その考えは一変しました。
選考が進む中で、僕が話した内容が次の面接官にもきちんと連携されていて、そこで初めて「社会人でもチームワークを意識して働けるんだ」と感じ、どんどん興味が湧きました。またリクルーターの二宮さんが、まだ入社も決まっていない僕に熱心にサポートしてくれてたことも、心を動かされた大きな理由です。「こういう人たちと一緒に働きたい!」と強く思ったことが、入社の決め手でした。
頼れる同期と向き合った入社後の研修
── 実際に入社されて、どのようなことをされたのですか?
入社後はまず1ヶ月半、社会人としての基礎を学ぶ研修がありました。正直、簿記やITの資格取得といった入社前の課題に苦戦し、少し不安を抱えていました。研修でも、デモ環境作りなどが難しく、食らいついていくのに必死な日々でした。
そんな研修を乗り越えられたのは、同期入社のみんなのおかげでした。同期はみんなとても優しく、わからないところを質問しても、嫌な顔一つせず教えてくれたんです。「みんな優しいな」「今日はみんなと何を話そうかな」と、わくわくしながら出社していました(笑)。
業務の「当たり前」に疑問を持った瞬間
── 現在はどのような業務をされているのですか?
配属後は、AI&Ops戦略本部のオペレーションスキャン課に所属しています。主な業務は、お客様から届く書類をスキャンしてデータ化するオペレーションの管理です。僕は特にオペレーターの方々が円滑に業務を回せるよう、マネジメントやサポートに力を入れています。
── 現在の業務における課題をAIで解決されたと伺いました。どのような課題が解決されたのですか?
業務に慣れてきた頃、毎日届く書類を担当オペレーターへ振り分ける作業を、手作業で入力・集計していることに気づいたんです。届く書類の量は日によってバラバラで、数も多い。しかも、手入力のためミスが発生したり、データを誤って消してしまうリスクもあり、オペレーターの方々にとってはかなりのストレスになっていると感じました。
この非効率な業務をどうにか改善できないかと、AI&Ops戦略本部の先輩に相談し、AIを使った解決策を模索し始めました。そして「打ち間違いが起こらない」「間違えてデータを消すこともない」「入力作業用のパソコンすらいらない」というコンセプトで、バーコードリーダーとタブレットを使った新しいシステムの開発を進めることとなったのです。
これまでは企業名や枚数などを手入力していましたが、新システムではQRコードにこれらの情報を埋め込み、バーコードリーダーで「ピッ」と読み取るだけで自動で入力が完了するというシステムを作りました。
── 開発経験もない中で、どのようにして実現できたのですか。
もちろん、先輩に協力いただいたのも大きいのですが、この仕組みを実装する際は、AIツールのGeminiが強力な相棒になってくれました。
実は、大学時代はAIと言えばChatGPTしか知らず、レポートに使う程度だったんです。でも、6月に社内で開催されたAI勉強会で「AIってこんなに面白いんだ」と気づいてから、プロンプトを工夫すれば、より詳しく洗練された情報を引き出せることを知りました。その経験を活かし、システム上で必要なシート作成のための複雑な関数の書き方などをAIの力を借りることで、開発をスムーズに進めることができました。
現場を変えた新システムの効果
── 実際、オペレーターの方からの声や効果はどうでしたか?
最初は「慣れたやり方がいい」と従来の作業方法で続けている方も多く、なかなか浸透しませんでした。でも、自分のためだけでなく、オペレーターの働きやすさも向上させたかったので、僕自身が誰よりも熱心にシステムを使い、地道にメリットを伝え続けました。その思いが伝わったのか、今ではみんな当たり前のように使ってくれています。
このシステムによって、入力ミスもゼロになったんです!とても達成感を感じた瞬間でしたね。
「背中で見せる」リーダーを目指して
── 今後の目標やTOKIUMで実現したいビジョンについて教えてください。
まず、現在の業務である請求書処理の完全自動化を実現したいと考えています。誰も何もしなくても、請求書が自動でスキャンされ、お客様の環境にデータがアップロードされるようにすることが目標です。このプロセスを通じて、オペレーションを一人で回せるほどの知識とスキルを身につけ、どのような状況でも最適な判断を下せるようになりたいです。
その上で、アメフトで培った「背中で見せるリーダーシップ」を発揮し、チームを牽引する存在になりたいと思っています。僕が誰よりも一番動くことで、周りのメンバーにも「頑張ろう」と思ってもらえるような、頼られる人を目指しています。
── 最後に、未来の仲間へのメッセージをお願いします。
入社前は、会社ってもっと堅い場所だと思っていて、正直不安も大きかったです。でも、TOKIUMはいい意味で想像と違いました。部長をはじめ、みんな柔らかくて優しい方ばかりで、いつも笑顔が絶えないんです。
もし失敗しても『大丈夫だよ』と言ってくれるような、安心して挑戦できる環境なので、すごく働きやすさを感じています。そのような環境で働いてみたい方、ぜひお待ちしています!
もしTOKIUMの働き方に少しでも魅力を感じていただけたら、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう!