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クーコムのカジュアル面談について

https://www.wantedly.com/companies/tocoo/post_articles/181124 に以前書きました。

・・・だけではつまらないですね(笑)

あらためまして、クーコムの採用やっていきエンジニアの髙橋です。

私自身、クーコムにジョインしまして約7カ月が経とうとしています。また、採用に関わりはじめまして、入社以来8名の方とカジュアル面談を行ってきました。

その中で得た反省や知見などを今回は述べたいと思います。おそらく私たちが行っていることは、カジュアル面談を正しく行っている先駆者たちの後追いでしかありませんが、少しでも多くの企業さんが増えることを願って、書きしるすこととします。

  • カジュアル面談は企業から候補者へ情報を提供する場である(それでしかない)ことを肝に銘じる
  • まず、候補者のことを第一に考える(特に来て欲しい方の時こそ徹底する)
  • ときに面談をしている中で弊社とはマッチしないと感じる方もいる。このとき、それでもなお弊社のことを気に入っていただけるような振る舞いをする

情報を提供する場であることを肝に銘じる

なぜこのように思うようになったかと言えば、私自身の転職体験から来ています。私自身も昨年の転職活動の際に「カジュアル面談に来てみたら、選考されていた」という残念な体験をしています。

当時から「採用に関わりたい」という意思を提示しながらの転職活動でしたので、「自分が採用に関わるようになったら、こんな思いはさせたくない」という強い思いを抱きました。

そんな中でクーコムに入社しまして採用に関わらせていただくようになり、弊社CTOの三浦とカジュアル面談の認識を合わせたところ、「あくまで情報提供をする場である」という目的を明示しよう、ということを言われました。

実際、私が入社する際のカジュアル面談は三浦が担当していたのですが、その当時から上記の姿勢を徹底していました。少なくとも、CTO三浦配下のエンジニア組織では、健全なカジュアル面談が保たれていると思っていただいてかまいません。

候補者第一

上記と重複するかもしれませんが、カジュアル面談をつうじて候補者の転職が成功することにつながる情報を提供できるかどうかが大事だと考えています。

仮に自社に選考に進んでいただくことがなかったとしても、そこでしょっぱい対応をしているようでは、インターネット上で情報があっという間に拡散される昨今、下策と言わざるを得ないと思っています。

また、候補者がリファラルであったり、魅力的な候補者であったりした場合には、ついつい良く見せようとか、なんとかして引き留めたいという焦る気持ちが出てしまうことがあるかも知れません。私は一度ありました。

しかしもし仮に、自社のことを良く見せようと何かしら話を盛ってしまった場合、当然、入社後に「思ってたんと違うやん!」という悪い印象を受け、結果的に候補者体験(Candidate Experience)は低下します。これでは、気持ちよく活躍していただけるはずもありません。

候補者のためを思えばこそ、ありのままを伝え、判断していただくことが第一であると考えています。

少しでもクーコムのことを好きになってくれる行動を心がける

上記とは逆に、カジュアル面談をしている最中や、申し込みがあった時点である程度の情報が入手できており、その時点で採用基準に満たないと判断できる場合にも同様のことが言えます。

これはあくまで私見ですが、このような場合こそ、企業の体質ですとか、真価のようなものが問われると考えています。

カジュアル面談にいらっしゃる候補者さんが、現在実力が足りなかったとしても、将来成長して再度応募していただけるかも知れない、そうでなくとも、好印象を持っていただければ、「ここ良かったよ」といった口コミを他の転職活動中の方に広げていただけるかも知れない、という思いで、誠意を持って対応することを心がけています。また、時間を割いてご足労いただいたからには、何か得るものを持ち帰ってほしいとも考えています。

こういうのは言ってしまうと下心のようなものが透けてしまう気がしますが、候補者の方と企業とがWin-Winの関係を築くことができればよりよいカジュアル面談が実現すると考えています。

まとめ

上記のようなことを考えながら、日々カジュアル面談を行っています。まだまだ経験が浅く、しどろもどろになることもありますが、一生懸命やらせていただきます。気軽に遊びに来ていただけると幸いです。

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