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夢の舞台「SXSW」にチャレンジできた理由とそこから学んだ3つのこと(第1回)

初めまして、ソリューション開発部 阿部と申します。

私は業務ではエンジニアとして、SaaS型 オンラインコミュニティプラットフォーム「cocosquare」の開発を担当しており、またその一方で “音楽・エンターテインメント × テクノロジー” を個人テーマとして持ち、音や光を使ったインスタレーションやアプリケーションの制作も行っています。

今後、“デジタルマーケティング企業のインハウスエンジニア” というポジションから、様々な情報を発信していきたいと思います。よろしくお願いします。


そんな私は大きなチャレンジとして今年、世界最大規模の音楽・テック・カルチャーの祭典「SXSW」(サウス・バイ・サウス・ウエスト)のTrade Show 展示コンテンツ制作にチャレンジしてきました!

いちエンジニアがどうしてSXSWという大きな舞台にチャレンジしたのか/できたのか。
そこから得た3つの気付きと体験談を、4回に渡ってシェアしたいと思います。


第1回の今回のキーワードは「志を口にすることの重要性」です。


(第2回) - モノゴトをかけ合せる力・視点の重要性
(第3回) - チャレンジのための “心”・“技術”・“場”
(最終回) - SXSW・オースチン体験記


(夢の舞台、SXSW TRADE SHOW会場にて)

「SXSW」とは?

年々、日本でも注目が高まる「SXSW」、皆さんはご存知でしょうか?

SXSWはアメリカのテキサス州オースチンで1987年から開催されているイベントであり、
当初は「インディーズアーティストが都市に出なくても発見される場所を作ること」を目的にスタートした“音楽の見本市”でした。

それが音楽産業の変化も受けつつ、Film や Interactive といったカテゴリーに拡大しながら世界中の音楽・テック・カルチャーの “新しい” が集まる場としての現在があります。

現在では約1週間の会期中、オースチンの街全体で、音楽LIVEや様々な分野に関するトークセッション、そして今回私が参加した TradeShow が開催される大規模イベントになっています。

特にInteractiveの面では、Twitterやfoursquare、Uberなどが見出されたイベントとして世界中から高い注目を集めており、まさに “音楽・エンターテインメント×テクノロジー” を個人テーマとする私には夢のイベントという存在でした。


(SXSWの中心的な会場となるAUSTIN CONVENTION CENTER)


「志を口にすること」の重要性

さて、そんなイベントのTradeShowへ参加できることになったのか。
様々な縁が結ばれて実現したのですが、一番重要だったことは「志を口にすること」でした。

TMH社内では志を共有する場を与えてくれる場として、毎月の全体定例ミーティングで
志枠”という発表の場が任意で与えられており、そこで目標を宣言して自分へのハッパをかけると共に、
部署横断の複数チームにてナレッジ投稿を競い合う “KBR(ナレッジバトルロワイヤル)” というナレッジシェア制度の中で、自身の考えやアンテナを張る方向をアピールしたりも行っていました。

また、社外では自身の作品を発表する場を設け、情報発信を続けるなどの取り組みも行っていました。

こうして 社内外の様々な場所で、自身のテーマとする “音楽・エンターテインメント×テクノロジー” を宣言し、制作したものを発表してきたこと。これを関わる人が様々に繋げてくれたことで、夢の舞台への参加のチャンスを得ることができたのでした。


想いを口にすることで、縁を紡いでくれるチャンスを作る

人生をかけて取り組みたいこと、大小はあれど誰しもが持っているものだと思います。

ただ、それを言葉・形にして発信している人はどれだけいるでしょうか。
まずは周りの人に発信してみること、発信できる場やコミュニティに参加してみることで成し遂げたいことに大きく近づけるかもしれません。

それが今回のチャレンジから得た学びの一つでした。



さて、夢の舞台へのチャレンジの切符をつかめてから、どのようにチャレンジしていったのか。
第2回は展示コンテンツの制作を通じて得た気付きをシェアしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
よろしければ次回も読んでいただけますと幸いです。

(第2回) - モノゴトをかけ合せる力・視点の重要性
(第3回) - チャレンジのための “心”・“技術”・“場”
(最終回) - SXSW・オースチン体験記


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