自分たちにしかできない方法で、西日本豪雨災害の復興支援を行うことにしました。

テテマーチ株式会社、取締役COOの松重です。

テテマーチでは、2018年8月9日～2018年9月9日の期間で「西日本豪雨災害復興キャンペーン」を企画・開催しています。

この企画は、西日本の絶景や思い出の写真に「#またいきたい西日本」のハッシュタグと位置情報をつけて復興の応援メッセージとともにInstagramに投稿してもらい、その投稿を活用することで西日本観光MAPを作成し、西日本の観光産業を盛り上げようという狙いがあります。
テテマーチとしては、Instagramユーザー一人ひとりの思い出で「また行きたい西日本の観光MAPを作れたら……」という想いと、1投稿に付き1円の義援金を寄付させていただくという本当に小さなお手伝いですが、この企画を通じて被災された方になにかしらのお役に立てないかと考えました。ぜひ、たくさんの方にご参加いただきたいと思います。

そもそもこの企画を実施した背景とは

2018年7月広島・岡山・愛媛を中心に西日本が未曾有の豪雨災害に襲われましたが、都内を中心に生活している私自身は、テレビやWEBニュースでしかこの災害について知ることができず、正直なところどの程度の被害が発生しているのかという実感はありませんでした。

しかし、ちょうど7月に大阪に出張に行った際、関西で活動してくれているテテマーチのインターン生と会い、「広島だけじゃなくて、愛媛も大変なんです！」と話してくれたことが大きなきっかけとなりました。
たまたま大阪でそのインターン生と乗ったタクシーの運転手さんも愛媛出身で、「よく知る地元があんなことになってるなんて・・・」と悲しんでいたことも非常に印象に残りました。

更に、7月末には風評被害も広がりを見せました。豪雨による被害がほとんど無かった地域においても旅行のキャンセルが相次ぎ、被災地を中心とした地域一帯が観光分野で大きな打撃を受けているというニュースを目にするようになりました。

また、私たちが支援をさせていただいている広島にある国定公園・帝釈峡観光協会様からも、「公園内の木が倒れてしまったり、その他にも豪雨の影響を受けたりしているのですが、やはり多くの方に観光しに来てもらいたいという願いも込めて"Instagramのフォトコンテスト"を検討しているんですが、どうでしょう？」というご相談をいただきました。

このような背景から、今回の企画を実施することとなりました。

テテマーチと地方創生

私たちは創業以来、Instagramを通して観光における文脈で地方自治体の方々のマーケティング支援をさせていただくことが年々増加していましたが、それに比例する形で「もっと本格的に地方創生に貢献したい」という想いを持ったメンバーも増え、4期目に入った2018年6月のタイミングで地方創生事業を正式に立ち上げていました。
これは、ちょうど私たちが開発・提供しているInstagramフォトコンテスト管理ツール「CAMPiN（キャンピン）」にMAP作成オプションが実装されたタイミングでもありました。

この新たに実装されたMAP機能により、Instagram投稿の位置情報にひも付き自動的にMAPが生成されるため、今回のような「観光MAP作成」以外にもさまざまなInstagram活用が可能になりました。