【代表インタビュー:井口 祐介】業界のパイオニアとして、宇宙レベルのナノ加工技術を誇るTESの想い | 株式会社東海エンジニアリングサービス
こんにちは!株式会社東海エンジニアリングサービスの採用担当です!今回は当社代表の井口にインタビューしました。ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。株式会社東海エンジニアリングサービス井口 祐介...
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こんにちは!
株式会社東海エンジニアリングサービス(TES)採用担当です。
今回は、大手鉄鋼メーカーから転職し、
現在TESの京都工場で活躍しているR.Nさんにインタビュー!
最先端の開発現場で日々挑戦を続けるR.Nさんに、
これまでのキャリアやTESでの仕事のやりがいについてたっぷりとお話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください!
小学生の頃は、地元の愛知県刈谷市でサッカーや水泳などのスポーツをしながら、塾にも通っていました。特に4年生から通い始めた塾をきっかけに、勉強に対する意識が高まり、学ぶことが楽しかった記憶がありますね。
中学受験を経て岡崎市にある中学校へ進学しました。
この学校がかなり探究型・実験型の教育が特徴的な学校で・・(笑)
教科書にとらわれず、自分で調べてまとめるような授業が多く、知的好奇心を刺激される毎日でした。
そうした環境の中で、物事を深く考える力が自然と養われたように思いますね!
たとえば、数学の授業ではピンホールカメラを題材にして三平方の定理を学んだり、
社会の授業では「君たちは旅行会社です!」というテーマで、各国の文化や地理、世界遺産などを調べて世界旅行のプランを立てるというプロジェクト型学習だったり、かなり実践的な内容が多かったです。
今思い返すとそうかもしれませんね。
中学時代は探究的な学びが本当に楽しかったのですが、受験勉強に直結するような成績は思うように伸びず、高校からは「ちゃんと勉強しよう」と意識を切り替えました。
その後は勉強に注力し、京都大学 工学部 地球工学科へ進学しました。
土木、環境、資源の3コースからなる学部で、基礎的な数学や物理学から材料力学、流体力学、金属学といった分野を幅広く学びました。
その中でも最終的には「資源工学コース」を選択し、金属の塑性加工に関する研究に取り組んでいました。
具体的には、自動車のボディパネルのような金属部品がプレス加工により変形する際の挙動や、
加工中に金属内部の構造がどう変化するのか、といったテーマを取り扱う分野です。
鉄鋼材料やアルミニウム合金などを対象に、引張・圧縮試験やせん断試験などの実験と有限要素シミュレーションを通じて、金属材料の機械的性質や変形のメカニズム解明を目指していましたね。
ちなみに、大学ではテニスサークルに所属しました!
体力に自信がなくても気軽に参加できる雰囲気が自分に合っていましたね。
3年間サークル活動を続け、合宿などのイベントにも参加していたのでとても充実した大学生活でした。
大学時代に学んだ専門知識が、現在の“ものづくり”に活きています。
大学院の修士課程まで進み、新卒で就職しました。
最初に入社したのは、従業員数が10万人を超える大手鉄鋼メーカーです。
配属されたのは兵庫県姫路市にある製鉄所で、約5年間、品質管理や品質保証の業務に従事していました。製品の品質安定性や信頼性を確保するための管理・改善業務などを担当し、工場の現場と技術の橋渡しをするような役割でしたね。
前職では仕事がきっちり分業化されていて、自分で装置を動かしたり実験をしたりすることはできず、
管理職的な役割が求められていました。そのため社内の手続きや承認フローが多くて、印鑑をいくつももらって書類を回して説明してお願いする…という流れでした。
次第に「自分の手を動かしてものづくりに関わりたい」という気持ちが強くなっていきました。
働き方に限界を感じ、「もっと裁量を持ってものづくりに関わりたい」と思い、転職を決意。
次は中小企業で、自分の手を動かして価値を生み出す仕事がしたいと考えるようになりました。
また、学生時代を過ごした京都にも愛着があり、
「京都で働きたい」という思いから転職活動をスタート。
そうして出会ったのがTESでした!
もっと裁量を持って働きたい!そんな想いがTESとの出会いに繋がりました
求人サイトでTESの募集を見つけて応募したのですが、
面接で対応してくださったのが当時の社長である福田さんでした。
私は金属系の専攻だったので「金型の超精密加工をやってみたい」と思っていたのですが、
面接では加工の話はあまり出なかったんですよね(笑)
福田さんが「TESは面白い技術がたくさんある」「ここでは面白いものづくりができる」と熱意を持って話してくださり、その言葉にとても惹かれたんです。
私自身、ものづくりに自分の手で関わっていきたいという思いが強かったので、
「ここならそれが叶いそう」と感じて入社を決めました。
他にも2〜3社受けていたのですが、最終的にTESを選びましたね。
正直、ギャップはほとんどなかったですね。
入社前から「いろんなことができそうな会社だな」と思っていましたが、実際にその通りでした。
「入社して何をするんだろう?」という不安も少しはありましたが、
いざ入ってみると、人数も多くない分、自分のやりたいことにどんどんチャレンジできる環境があって。
製品を“作る”だけでなく、作り方を考えて試作し、問題があれば改善し、自分で“測る・評価する”ところまで一貫して関われるので、「ものづくりしてるなあ」と実感できる毎日です。
TESには2022年9月に入社して、もうすぐ3年になりますが、その実感は今でも変わりません。
「これまで世界中の誰も成し得なかった技術を、今まさに自分たちの手で形にしている」
そんな場面に立ち会うことが、思っていた以上に多くあります。専門的な内容なので、
なかなか言葉で説明するのが難しい部分もあるのですが、確かなやりがいがありますね。
前職でも、大きなプロジェクトに関わらせていただく機会はありましたが、「自分で作った」と実感できる場面は少なかったんです。
でもTESでは、開発から製造、評価まで一貫して関われるので、「これは自分の仕事だ」と胸を張って言える。そう思える瞬間が多いことが、一番の魅力かもしれません。
日によって内容は異なりますが、社内では主にガラスレンズの成形作業を行いながら、打ち合わせやWeb会議にも対応しています。
新規案件の技術課題の検討やガラス成形シミュレーション技術の開発、物性測定用のサンプル作成から試験実施、データ解析まで様々な業務に携わっています。
また、実験や測定のために社外の装置を使うこともあり、展示会や講演会にも積極的に参加・登壇しています。
こうした外部の場に自由に参加できる環境が整っているため、最新の技術や業界動向を学びながら視野を広げることができています。
TESには、開発のすべての工程に一貫して関われる環境が整っています。
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9:00 出社・メールチェック・成形作業開始
12:00 昼休憩(装置の稼働状況により前後)
13:00 成形作業の続き・社内打ち合わせ・Web会議
15:00 測定・評価作業/報告資料の作成など
18:00 業務終了・退社
※外出する日は、他社の装置を使った実験・測定や展示会・講演会への参加・登壇を行うこともあります。また、営業技術の立場として、お客様先を訪問することもあり、開発現場と営業の橋渡し役も担っています。
私が現在大切にしているのは、作業手順や実験結果などを誰でも再現できるように、
情報を整理して残す仕組みをつくる、いわゆる「業務の標準化」です。
大企業では当たり前に行われていたことでしたが、
TESのような少数精鋭の組織では、どうしても属人的になりがちです。
そのため、後から「同じことをもう一度やろう」となった時に困らないよう、
写真やログ、日付、作業内容などを記録し、なるべくマニュアル化するように心がけています。
簡単ではありませんが、入社以来ずっと続けている取り組みの一つです。
こうした積み重ねが、会社としての技術力の蓄積や再現性の向上につながると信じています!
再現性を高めるため、日々の作業を記録することを心がけているR.Nさん
私の場合はひとりで作業に集中する時間が多いです。
特にガラス成形を行う成形室では基本的に単独での業務が中心となり、黙々と検証や実験に取り組む“ひとり実験室”のような雰囲気です。
とはいえ、業務上で判断に迷うことや困ったことがあれば、すぐに上司や周囲に相談できる環境が整っており、安心して仕事に向き合えます。
自分で手を動かして試行錯誤できる自由度と、必要なサポートの両方が得られる職場だと感じています。特に技術職として深くものづくりに関わりたい人にとっては、非常に心地よい環境だと思いますね。
はい、プライベートはかなり充実できていますね!
業務に集中する時間と、しっかり休む時間のメリハリがあるので、気持ちの切り替えもしやすく、働きながらも自分の時間を大切にできています。
休日はリフレッシュを兼ねて、国内旅行に出かけることが多いです。
今年は北は北海道から南は鹿児島まで、毎月のように各地を飛び回っています。
直近は、山梨・諏訪・上田を巡る旅を楽しみました。
秋から春にかけては温泉地を訪れることが多く、ご当地グルメを味わったり、寺社仏閣やお城、絶景スポットなどを巡ったりと、観光も満喫しています。
非日常の景色や空気に触れることで、気持ちもリセットでき、仕事へのモチベーションにもつながっています。
休日は国内観光に出かけてリフレッシュしています!@立山
現在は、新しい技術への挑戦と、自身の技術力をさらに高めることに力を入れています。
これまで扱ったことのない分野にも積極的に取り組みながら、「できること」を一つずつ増やしていくことを意識しています。
TESには、開発において自分のアイデアを反映できる自由度の高い環境があり、求められるスペックや要件を意識しながらも、業務の半分以上は自分の裁量で工夫しながら進めることができています。
だからこそ、ものづくりの醍醐味や面白さを日々実感できていますね。
また、同じ部署の中でも私は比較的イレギュラーなテーマを任されることが多く、それがより一層のやりがいや挑戦意欲につながっています。
TESの一番の強みは、何と言っても“開発のスピード感”です。
例えば私が担当しているガラス成形のような技術では、温度・圧力・時間など多くの条件を細かく調整しながら、より良い製品づくりを追求する必要があります。
その調整をすぐに試せる、改善のサイクルをすぐに回せる、それがTESの大きな魅力だと感じています。
大きな組織では、やったことがないことに挑戦するためのハードルが高い場合があります。
本当にできるのか?儲かるのか?安全性は?どのようなフローでだれが担当するのか?予算は?などの検討や承認プロセスが多く、数か月~年単位で時間がかかることも珍しくないでしょう。
その点、TESでは「この方法ならできないかな?」「この新しい材料をつかってみるか」「この条件どうかな?」と思ったことを、すぐに実験して試すことができます。
改善サイクルが1時間後に回っているなんてことも珍しくありません。
このスピード感と柔軟性は、技術者にとって本当にありがたい環境です・・!
TESは、ルーティンワークばかりではなく、難易度の高いものづくりにも日々取り組んでいます。
簡単な仕事はどんどん海外に移っていく中で、私たちが担っているのは、誰もやったことのない技術や、課題の多い開発ばかり。常に悩みながら、試行錯誤を繰り返す日々です。
だからこそ、「難しいけど面白い」「考えることが好き」と思えるような、
技術課題を前向きに楽しめるメンタリティを持った方に向いていると思います。
わからないことを一緒に考え、相談し合いながら進めていける、そんな仲間と一緒に働けると嬉しいですね。
私たちのような技術力で勝負している中小企業では、
“ものづくりを楽しめる気持ちがあるかどうか”が大切だと思っています。
自分の手を動かしながら、「もっと良いものをつくりたい」と夢中になれる人にとっては、TESはきっと面白い環境です!
「自分の手でいろんなことができるようになりたい」
「技術を磨いていきたい」
と思っている方はぜひ私たちと一緒に働きましょう。
ものづくりの現場で一緒に挑戦できる日を楽しみにしています!
私たちと一緒に最先端のものづくりを楽しみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
現在、私たち東海エンジニアリングサービスでは新たな仲間を募集しています!
「ものづくりに情熱を持っている方」
「手に職をつけて、成長したい方」
そんな想いを持つ方にこそ、ぜひ一度お会いしたいと考えています。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひWantedlyの採用ページをご覧ください。
あなたとお会いできる日を楽しみにしています!