本日は、Terra Charge CTO 小粥さんのインタビューを公開いたします!
昨年の10月にCTOに就任された小粥さんの思う、必要な人材とは?
それではどうぞ!
自己紹介をおねがいいたします。どのようなご経験をされてきたのかもお聞きしたいです!
はい。
Terra Charge CTOの小粥と申します。
大阪大学工学部に所属し、材料工学を学んでいました。軽く説明すると、鉄を分子レベルからみていくような勉強をしていました。
4回生の時に入った研究室では、充電ケーブルの断線するまでの寿命を予測するシミュレーションプログラムを作っていました。そのプログラムをC言語で書き、それが初めて触った本格的なプログラムでした。
その後大学院に行き、同じ研究室でより応用的なことをしていましたが、海外に行きたいなと思い、半年間フィリピンに留学しました。
英語やプログラミングを本格的に学びながら、フリーランスの仕事にもつき、エンジニアとして働くことのやりがいを感じていました。
日本に帰国後、独立系SIerの企業に勤め、要件定義から運用まですべてまるっと取り組んでいました。ワンストップソリューションと言って、会社が一度仕事を引き受けると1~10まで必然的にやることになっていました。
Androidやios、Webアプリなど、様々なタイプの開発はそこで経験したと思います。
その後、また海外に行きたいという想いがあったので、会社を辞め、再びフリーランスとして働き始めました。
MDMという企業用端末などを管理するアプリを取り扱っており、Androidの挙動自体を管理する様なアプリのプロジェクトに参画していたりしました。
その後再び海外にいき、また日本で働きました。
これまで、フィリピンのほかに、オーストラリアに長期間、ロサンゼルスに数か月、バックパッカーをしたりなど…海外志向な方ではあります(笑)
その中でも、日本でフリーランスをしたり、友人の企業を手伝ってCTO的な役割を担ったり、大体2~3個くらい常に仕事を同時並行で持ちながら、忙しくしてました…
2024年の2月あたりに、ご縁があってTerra Chargeでフリーランスとして働きはじめましたが、10月にお声をかけていただき、CTOに就任しました。
エンジニアとしてどのような働き方をされてきましたか?
直近では動画ストリーミングアプリのプロジェクトに参画していた時期が長かったです。
参画当初は開発の経緯により、非常に不安定なアプリでしたが、このバグ改修のため、二ヶ月ほどバグ修正をひたすらに行ない、その期間に200ほどのバグ修正チケットを消化し、結果的に不安定なアプリの品質を大幅に上げることができました。
OSSの動画再生ライブラリを使用していたのですが、細かく制御するためには、結構奥の方まで読まないと挙動がわからないというのがありました。その際はライブラリーをかなり注意深く読みこみ、改善の提案やライブラリー自体の修正依頼を出したりしました。
エンジニアとして働くにあたって、あまり整っていないプロジェクトに入ることも何度かあり、その時にプロジェクトとして健康的な開発環境を構築するために、プロジェクトのルールを考案して、開発体制自体を整えていました。
当時のTerra Chargeと入社された経緯を教えてください。
僕が2月に入った時もさっきお話したことと同様の状態でした。
当時2ヶ月ほどで、コードの大改修を行い、結果的にGithubを見ると14万行超のコードを4万行に変更していました。
結構大変でしたが、今はその努力もあってかなり整ってきたな、と思っています。
ただ、当時はまだフリーランスとして働いている状態でしたので、立場上自分ができることの限界値を感じていました。
そのお話を当時のCTOの方にしたときに、正式に入社し、CTOとして働くことのお誘いを受けました。
お誘いを受けた理由ですが、海外志向があるので、やっぱりグローバルな環境で働けるというのは大変魅力的でした。
日本にいながら英語を使いながら働ける環境はそんなに多くありませんから。
僕はずっと、エンジニアとして働いてきましたが、CTOとしてエンジニアチームを牽引する立場になると思うと、また一つ僕の中での幅も広がるのではないかな、と思いました。
チームとしての魅力を教えてください。
多国籍なので、お互いの文化について理解があるのは、我々エンジニアチームとしての魅力だな、と入った時から思っていました。
お答えになるかは、わかりませんが、会社として大きくなるにつれ、チームとしてできることの範囲が増えているというのもとてもいいところだと思っています。
これまでの経験上、開発のプロセスとしての選択肢をとることができないことはよくありました。
Terra Chargeは成長産業の一角として、会社としての利益もあるので、我々もより最適なプロダクト改善を行うことができています。
これは、本当に魅力だと思います。
また、未来の土台作りをしているわけですから、そこに一石を投じられたと思えるのもここのエンジニアメンバーにしか感じられないことだと思います。
チームで意識していることは何ですか?
文化や背景がそれぞれ異なるチームですので、「なぜそう思うのか、何を大切にしているのか」を聞くことを大事にしています。
興味があるからなんですけどね(笑)
とはいえ、彼らの願いをすべて聞けるわけでもないので、会社と話し合い、しっかり方向性は理解しながら、チームとしての明確な方針を決めるようにしています。
まだまだ、僕も未熟ではあるのですが。
小粥さんが求める人材とは?
どの仕事においてもですが、プロであるということは重要だと思います。
自分の職種にこだわりとプライドを持つことは、エンジニアについては特に大切です。
専門家として知識には貪欲でいてほしいです。
あとは、チームで働くことを理解しながらも、楽しめる人ですね。
楽しそうに技術のことを話す人がいれば、人が集まりますし、議論も活発になりますから。
今後どのようなチームにしていきたいですか?
チームとしては、一人ひとりがプロとして責任領域にコミットし、妥協せずにプロダクトをつくりあげていきたいです。
また、世界で戦えるチームにもしていきたいです。
英語でコミュニケーションをとりながら、様々な技術要素を日本のみならず、世界からとってこれるようになったら理想的です。
応募者の方にメッセージをお願いいたします。
成長産業の真っ只中にいて、世間的に注目を浴びている産業です。
この様な状況下で働けることはなかなかないことです。
日本の中でグローバルで働きたい方、ステップアップしたい方は是非お待ちしております!!