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強いプロダクトには強い組織を。テラドローンのプロダクトマネージャーがスタートアップを渡り歩いて抱いたCore Valuesとは
こんにちは、テラドローン広報チームです。
テラドローンで働く人たちが仕事で大切にする価値観や軸を紐解く「Core Values」。
今回は土木事業本部 ソフトウェアチームのマネージャー「集約のエンティティ」さんにインタビューしました!
この連載で初めてとなるハンドルネームでの登場ですが、名称自体にキャリアに対する想いが込められているといってもいいかもしれません。エンジニアとしてスタートアップを渡り歩いた経験から「強いプロダクト」を作るには「強い組織」を作る大切さを語っています。テラドローンのプロダクトマネージャーとして入社から約1年が経ち、どんな想いでプロダクトや組織と向き合っているのか。
これまでのキャリアで培った価値観とともに、今のテラドローンに対する本音も交えたトークを最後までお見逃しなくご覧ください!
ーーまずこれまでの経歴を教えてください。
学生時代はコンピューターサイエンスを専攻していました。在学中からITベンチャーでエンジニアとして開発を経験したのですが、それがすごく楽しくて。デジタルプロダクトを作る仕事が好きになりました。
新卒で入社したIT企業でもエンジニアとして働いていたんですが、その後セカンドキャリアで飛び込んだスタートアップが潰れまして… その後も負けじとSaaSのスタートアップの立ち上げに参画したりと、ずっとIT業界ですね。テラドローンは4社目になります。
ーーテラドローンではどんな業務をしていますか?
主にオンラインで点群の閲覧・管理・共有ができるクラウドサービス「Terra Cloud」に関わるエンジニアリング、プロダクト双方のマネジメントをしています。他にもドローンの飛行経路を作成する「Terra Planner」やスマホでドローンを操作する飛行アプリの開発もしています。
ーーテラドローンに入った経緯を教えてください。
これまでプロダクトの開発やブラッシュアップをやってきていて、自分が開発したプロダクトが社会にインパクトを与えられる点を転職の軸として考えていました。元々ドローンに対して、世に出始めた頃から「社会にイノベーションを起こせる画期的なテクノロジー」として期待していました。
ただ、当初期待したほど社会に普及しておらず残念に思っていたところ、テラドローンから声がかかりました。テラドローンには、ドローンでビジネスを成立させて社会にインパクトのあるプロダクトを出している点に惹かれて入社しました。また、ドローンのプロダクトはハードウェアの開発が必要なイメージが強かったのですが、テラドローンはドローンサービスプロバイダーでもあるので、ソフトウェア開発も必要としている会社だとわかったことも決め手になりました。
ーー働くうえで大事にしていることを教えてください。
学生時代からコンピュータサイエンスを専攻していたこともあって、学生の頃から「いいエンジニアリングでいいプロダクトを作っていくことが大事だ」と思っていました。ただ、スタートアップでプロダクト開発を幾つも経験する中で「プロダクトの質が高いのに事業としては思ったほど上手くいかない」こともたくさん経験して、いいプロダクトだけでなく、顧客やマーケットも大事と考えるようになりました。
そういった失敗経験があったからこそ、事業の成功のためにプロダクトマネジメントの必要性を強く感じるようになりました。「プロダクトが事業として成功するようにコミットしなければならない」という想いが、今のキャリア形成につながっています。
その上で、チームや組織も大事にしています。一人でできることには限界があるので、社会にインパクトを残そうとすると強いチーム、強い組織が重要かなと。事業として成功するためにも、強い組織で強いプロダクトを作ることが大事だと考えています。
ーープレーヤーにもマネジメントの要素が大事ということですね。
そうですね。自分1人がスーパープレーヤーになる道もキャリアにはあるかもしれませんが、社会にインパクトを残そうとするとチーム戦が大事です。だからこそ、強い組織で強いプロダクトを作ることが現在やっている仕事でモチベーションの源泉になっていますね。
ーー強い組織を目指していくうえで、今のテラドローンの組織についてどう思いますか?
テラドローンでは各々が主たるミッション、ポジションがありつつ、そこに縛られない雰囲気があります。小さなチームで大きな仕事を達成するにはコミットできる物事に対して遠慮しない方が良いと考えているのですが、自分の役割を超えて物事を進め、周りにポジティブな影響を与えながらパフォーマンス上げることを許されているのが自分の方向性にも合っていると感じています。
開発組織で考えても、非常に柔軟で枠に捉われていないなと改めて感じます。これまでの開発現場では、プロダクトの規模が小さい初期段階のフェーズから、設計やテストをしっかり行い、リリース戦略を立てて失敗しないためにコストをかけていたのですが、それが逆にコストの払いすぎになっていると感じることもありました。テラドローンでは、そのリスクとコストのバランスが、一般的な開発現場と比べてリスク多めで攻めていると思います。社長も挑戦して失敗することの大切さをよく社内で語っているのですが、失敗に対する許容度が高いと思います。
失敗に寛容な環境は、プロダクト開発にポジティブな影響を与えています。開発の生産性やアウトプットの効率が上がりますし、エンジニアも自分の枠に捉われないことを推奨される環境だと思います。
このような環境は、テラドローンの組織カルチャーによって支えられていると思います。
ーー今後のキャリアで成し遂げたいことを教えてください。
一番は関わるプロダクトを事業として成功させることですね。テラドローンはソフトウェアのプロダクトもたくさんあるので、再現性を持って成功させていきたいですし、事業に貢献したいです。
他には、枠に捉われずにリスクを取っていくテラドローンの方法で結果を出すことでしょうか。結果を残せたら社外に対して「こういう風にリスクを取ることで開発の生産性が上がりますよ」といったことも発信して社会に還元できるといいですね。
そう感じるのは、前職で枠に捉われて失敗した経験に対する反省から来ています。日本は社会全体がコンサバ寄りだと感じるので、開発プロセスもグローバルな目線でもっとリスクを取ってチャレンジした方が良いと考えています。
ーー最後に、これからテラドローンで働く仲間に向けてひと言お願いします。
一緒にチャレンジしましょう!周りのメンバーも自分の役割からはみ出して挑戦していますし、そうした環境に抵抗がない人ほど向いていると思います。また、自分たちのプロダクトには必ずお客様がいるので、その声に耳を傾けて理解したいと思える人にも向いていると思います。常識を疑い、失敗を恐れない仲間と一緒に働けることを楽しみにしています。