テレイグジスタンス(TX)の社員紹介企画第8弾は、新卒でフィリピン拠点に入社し、Robotic System Performance Managerとして働くKyle Peraltaさんです。
Kyle Peralta
- 大学においては機械工学を専攻
- 2023年に新卒でフィリピン拠点に入社し、現在はRobotic System Performance Managerとして勤務
― 大学卒業後、どのような経緯でTelexistenceに入社したのですか?
大学では機械工学を専攻していて、将来的にはエンジニアになるつもりでした。
でも、国家試験のための予備校に通う資金を貯める必要があり、まずは働こうと考えていたんです。
そんなとき、求人サイトでロボットオペレーターの募集を見つけました。
最初は“つなぎ”くらいの位置付けだったのですが、実際に働いてみると「この仕事を突き詰めていくことで、自分自身のキャリアを築いていくことができるのでは」と感じるようになり、国家試験は受けずにTXで働き続けることを選びました。
― 入社前後で、仕事に対するイメージにギャップはありましたか?
正直、入社前はオペレーターは、「ロボットを遠隔操作するだけの仕事」だと思っていました。
でも実際は、コンビニの業務自動化を通じて収益の改善にも貢献しうる、よりビジネスに直結した仕事だったんです。特に印象的だったのは、研修で日本に訪問した際に、コンビニの寒いウォークインの中で、2時間かけて実際に棚の補充を自分の手でやったことです。
とても疲れて、「この作業をロボットが代替できれば、本当に意味がある」と強く実感しました。
― 現在はどのようなお仕事をされていますか?
主な業務は、大きく3つです。
- ロボットのパフォーマンス分析:ロボットのオペレーション数値を確認し、問題があれば開発チームと共有し、エラーの原因を調査し、改善提案まで実施。
- オペレーターのマネジメント:リアルタイムでのパフォーマンス監視や、業務中のフィードバック・コーチングを通じて、チーム全体のパフォーマンス向上を目指す。
- 新人教育:マニュアル作成や基礎トレーニング、実践的なテレオペレーション指導。
― オペレーター、開発メンバー、ビジネスチーム等様々なチームとのやりとりが仕事の中で求められると思いますが、チームで働く上で大事にしていることはありますか?
「感謝を持つこと」「正確で簡潔な伝え方」を気をつけています。
たとえば、お願いごとをするときには必ず「お願いします」「ありがとう」を言うようにしています。信頼関係を築くうえでとても大事なことだと思います。
また、日本の開発チームとはSlackでのリモートでのやり取りになるため、いつも“簡潔で、誰がみても誤解のない内容”を意識しています。
― 入社から2年、どんな成長を感じていますか?
一番成長を感じているのは、「分析力」と「対人スキル」です。
分析面では、ロボットのエラーの原因を調べたり、改善提案をする中で、課題を深掘りする力がつきました。また、人間関係では、「どうすれば伝わるか」を意識して話すようになり、いろんな性格の人とうまくやれるようになりました。
大学時代は一人で作業することが多かったので、これは大きな変化だと思います。
― 今後の目標を教えてください。
まずは会社として目標に掲げているロボットのオペレーションの自動化率の目標を達成したいと考えています。また、メンバー1人1人が自律的に動くチームになることを目指しています。、今は私やIzumi-sanがハンズオンで動きを見ながら指導していますが、将来的には各自が自律的に行動できるようなチームに育てたいです。
また、オペレーションの分析を切り口として、開発や新規のプロジェクトにも貢献していきたいと思っています。
― 最後に、これからTXにジョインする人へメッセージをお願いします!
「ロボットを操作するだけの仕事」だと思っていた私が、今ではチーム全体の成長を考える立場になりました。この仕事は、自分の成長にもつながりますし、チームで社会に価値を届ける実感も得られます。
少しでも興味があれば、ぜひチャレンジしてみてください!