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Techouseでビジネスインターンの採用担当をしている中村です。
今回ご紹介するのは、完全未経験からわずか5か月でマーケターとして活躍している安東さんのインタビューです。
「未経験だから...」を言い訳にせず、経験を積み上げていくために高い目標を自分に課して努力してきました。その結果、現在マーケティングチームの主力メンバーとなって活躍しています。
未経験の業務に対して不安に思っている方やこれからインターンに挑戦しようと考えている方にとって、参考になる話がたくさん詰まっています。
この記事を通じて、マーケティング業務の内容に加え、安東さん自身の成長ストーリーやTechouseの環境の魅力について知ってもらえたら嬉しいです。
目次
「凡人」を超えるための挑戦
全工程を網羅したマーケティングの業務
正解のない世界で「正解」を見つける
マーケターになるまでの努力の軌跡
「風通しのよい」Techouse
これから長期インターンにチャレンジする皆さんへ
「凡人」を超えるための挑戦
ー まず簡単に自己紹介をお願いします。
慶應義塾大学文学部3年生の安東莉沙です。2025年の2月からTechouseの人材プラットフォーム事業部でインターンをしており、ノンデスクワーカーに特化した求人サービス『ジョブハウス』のマーケティングチームで活動しています。よろしくお願いします。
ー なぜ長期インターンを始めようと思ったのですか?
もともと、大学生のうちに長期インターンを経験したいと考えていました。というのも、社会に出る前に、社会人として必要な素養を身につけておきたいという思いがあったからです。
私は自分の人生において「凡人にはならない」という目標を定めています。みんなと同じような経験をしていても、結局みんなと同じにしかなれない。だから、普通の学生生活では得られないような経験に飛び込んで、自分の力を高め、社会に出るときに「即戦力となれる地力をつけている人材である」と胸を張って言えるようになりたいと思っていました。
大学での部活動引退をきっかけに、「今しかない」と思って本格的に長期インターンを探し始めました。
ー たくさんの長期インターンがある中で、どうしてTechouseを選んだのですか?
マーケティングの実務経験が積める長期インターンを探していました。
人にサービスの良さを伝える点に魅力を感じ、就職活動でも広告業界を志望していました。そのため長期インターンでも広告に携わることができる環境に身を置きたいと考えました。
以前、シミュレーションゴルフ場でアルバイトをしていたときに、新プランの企画や入会者数を増やす施策を考える経験を通して、マーケティングの面白さを体感していたのも理由です。アルバイト当時はマーケティングだと知らずにやっていたのですが、後から調べてみたら「これってマーケティングだったんだ」と気づいて、もっと実践的に挑戦したいと思うようになりました。
この経験ができる環境を探していたときに出会ったのが、Techouseです。マーケティングの一部分だけをやるのではなく、広告の作成から運用・分析にまで幅広く関われること、そして長期インターンでもしっかり裁量を持って仕事ができることに惹かれ、応募を決めました。
全工程を網羅したマーケティングの業務
ー インターンではどんな業務を行っているのですか?
マーケティングチームは『ジョブハウス』の入り口の役割を担っており、主なミッションは、多くの求職者の『ジョブハウス』に対する興味関心を高め、会員登録や求人への応募につなげることです。広告やランディングページ(以下LP)の制作や運用を通して、サービス利用へとどのようにつなげるかを日々考えています。また会員登録や応募だけでなく、その後の面接設定や売上の発生など、ビジネス全体を見渡しながら、自ら課題を見つけて改善の施策を立てていく、裁量の大きい仕事を任されています。
LP:広告をクリックした後に遷移する商品紹介ページ
具体的な業務は主に3つあり、その時の自身の時間とのバランスで割り当てられていきます。
まず1つ目が広告作成業務です。自分で動画編集をするものと、社内外のデザイナーと連携して作るものがあります。自分で動画を制作するときは、0から台本を書き、40秒ほどの動画を作って、InstagramやTikTokの広告として運用しています。
また先輩社員や上長も参加する「クリエイティブ定例会」で自身が出稿した広告の結果を振り返り、他社の広告も分析しながら改善点を見つけて新たな広告を作ります。細かい調整を繰り返し、PDCAサイクルを回して効果のある広告を追求しています。
2つ目はデータ分析と広告運用業務です。広告媒体ごとの管理画面を見て、日々のCPA(顧客獲得単価)の変動をチェックします。毎月決まっている予算の使途や広告ごとの効果を確認しながら全体の状況も把握し、計画と照らし合わせて予算配分を調整しています。月間で数千万円単位の広告予算を運用しているため、ミスの許されない、責任が問われる業務です。
3つ目はLPの作成です。例えば、訴求している内容を変えたり、入力フォームのステップ数を減らしたりと、改善策を試してテストし、効果があるものを採用しています。
正解のない世界で「正解」を見つける
ー 日々の仕事の面白さや魅力は何ですか?
とにかく「自分で考えること」が求められる点が、この仕事の面白さです。長期インターンを始めた当初は「これをやってください」と具体的な仕事を任されますが、次第に「こういうのはどうでしょうか?」と自分から上長や先輩社員に提案することが求められます。
例えば、広告の管理画面から成果の良し悪しを把握するだけではなく、「なぜ成果が悪いのか?」という問いに対し、原因を深く掘り下げていくプロセスが大切です。どの数値に問題があるのか、その数値がなぜ問題なのかを細かく分解し、論理的に思考を巡らせます。そうやって頭を使い、考え抜くことが、この仕事のやりがいだと感じています。
また、どういうものを作れば良い効果がでるのか、正解が明確に存在しない仕事だからこそ、チームで一緒に考え話し合いながら正解に近づいていくプロセスに大きな達成感を感じます。一人では到底できない規模のことを、同じ目標に向かってチームで取り組む点も、今の仕事の魅力だと思います。
ー やりがいを感じる瞬間はありますか?
やっぱり、自分が作った広告をきっかけに誰かがジョブハウスに興味をもって会員登録してくれて、さらにその人が面接〜入社まで進んだときは、本当にやりがいを感じました。
「効果の高い広告は何個あっても良い」という考えなので、チームで協力し合う関係があり、他のメンバーの広告が成果につながることもすごく嬉しいです。
ただその中でも、自分の広告が良い効果をあげられたときはやっぱり格別で、「これまで頑張ってきたことに意味があったな」と強く実感できます。広告は、丁寧に作っても全然反応がなかったり、逆にラフに作ったものが当たったりと予測できないことが多いです。だからこそ、試行錯誤して成果が出たときの喜びは大きいですね。
マーケターになるまでの努力の軌跡
ー インターンを始めた頃は、どんな状態でしたか?
私は文学部出身で、マーケティングの知識はほとんどなかったので、最初はとにかく毎日、ものすごい量のインプットをしていました。
マーケティングチームに初めて配属される長期インターンだったこともあって、最初の1か月はつきっきりで上司からマーケティングについて教えてもらいました。基礎知識に加え、「正解のない世界でどう判断するか」といった感覚的な部分までをインプットすることができました。
家に帰ってからも毎日復習をして、「次の日にはできるようになっておくこと」を自分に課すなど、必死に食らいついていました。
「やるなら中途半端にしない」「ちゃんと理解して、最後までやりきりたい」という気持ちに加え、自分にも、周りにも負けたくないという性格が、努力する原動力になっていました。
上司に教えてもらうだけでなく、最初の1〜2か月は推薦してもらった本を中心に読みつつ、その後は自分でも大学の図書館で借りたり、会社の書籍スペースから探したりして、本を読むようにしていました。最初の1か月だけでも6冊、春休みの間には10冊以上読みました。マーケティングの基本的な考え方から、実務で使えるフレームワークまで幅広く学んでいて、感覚的には大学受験前のラスト1か月くらい、頭をフル回転させていた毎日でした。
大変な毎日でしたが、今思えばあの時の努力が本当にさまざまな場面で活きていて「あれは無駄じゃなかった」と心から思えます。日々のインプットを都度業務に生かし、改善を重ねた時間が自分自身の成長につながっていると思いますし、今後も頑張り続けたいと思える原動力になっています。
ー 2か月目以降はどんなことをしていたんですか?
2か月目はインプットの継続に加え、新しく動画編集にもチャレンジし始めました。
社内のクリエイター講義を受けて、動画の作り方を一から学びながら、実際にInstagramやTikTokの広告で使う動画を作成するようになりました。自分が作成した広告が実際にSNS上で流れてきたのを見て、不思議な感覚だったのを覚えています。
3か月目以降はマーケティングの仕組みに対する理解もかなり進み、データを見ながら予算を調整する分析業務にも携わるようになりました。
「風通しのよい」Techouse
ー 実際にTechouseでインターンをして、魅力に感じるところはありますか?
Techouseの一番の魅力は、なんといっても「風通しの良さ」です。
社会人の職場というと、成果を厳しく求められ、ギスギスした雰囲気を想像していましたが、Techouseの先輩社員や上長はオンオフをしっかり切り替えていて、仕事中は集中しつつも、終業後には気さくに声をかけてくれるようなあたたかい雰囲気があります。
社員とインターンの距離も近く、誰もがフラットに意見を言い合える環境が整っています。私自身も「新人だから」と遠慮することなく、気軽に相談や質問ができるので、不安を抱えることなく安心して新しいことに挑戦することができます。
そうした働きやすい環境があるからこそ、「もっと成果を出したい」「周りの期待に応えたい」と自然と思えるようになりました。無理に自分を奮い立たせるのではなく、気づけば努力していた、という感覚です。
実際、長期インターンのメンバー全体のレベルも高く、互いに刺激を受けながら切磋琢磨できる環境があるため、「自分も頑張らなければ」と思えますし、業務外でももっと学びたいという意欲が高まります。
懇親会などでの交流も活発で、チームとしての一体感があることも、前向きに努力できる理由の一つだと思います。
ー どんな人と一緒に働きたいですか?
やっぱり、ちゃんと成長意欲がある人と一緒に働きたいです。Techouseには努力すれば必ず成長できる環境が整っているので、惜しまず頑張りたいと思ってくれる人だと嬉しいですね。
また、Techouseはチームでの仕事がほとんどなので、チームで成果を出したり、互いの成功を一緒に喜び合える人だと気持ちよく一緒に働けると思います。
これから長期インターンにチャレンジする皆さんへ
ー 最後にメッセージをお願いします。
私は完全に未経験の状態でこのマーケティングのインターンに参加しましたが、努力を重ねた結果、今ではマーケターとして自信を持って業務に取り組むことができています。
長期インターンは多くの人が未経験から始めるものだと思うので、その後どれだけ成長できるかは本人の努力次第だと思います。
Techouseのインターンは社内イベントも定期的に開催されていて、楽しいこともたくさんあります。さまざまな大学のインターンと、新しいコミュニティも作ることができます。
もし少しでも興味を持っていただけたら、不安にならずにぜひチャレンジしてみてください!