IT業界は比較的男性比率が高く、女性のみなさんは転職や就活の際に「同じ部署に女性はいるのかな?」「女性同士の交流があるのかな…?」など、不安や疑問に思ったことはないでしょうか?
当社は現在25名の女性社員が活躍していますが、これらの不安や疑問を解消・共有できる場として、女性社員を中心とした懇親会を定期的に開催しています。
この記事では、懇親会の概要や開催することになったきっかけや、参加者した社員の感想などをご紹介します。
懇親会の概要
当社の女性社員の人数は年々増加し、現在では25名(派遣スタッフ含む)が在籍しており、これは全体の13.6%にあたります。
女性社員同士の親睦を深めるため、2022年の秋から「ごはん会」と呼ばれる懇親会を開催し始めました。この会では、仕事の話だけでなく、プライベートな話題も気軽に共有できるような場を目指してます。
「ごはん会」は四半期に1回程度開催し、一人あたり6,000円を会社から補助してもらっています。毎回10~15名程度の女性社員が集まり、ご飯を食べながら、お酒を飲みながら、いろいろな話で盛り上がっています。
「ごはん会」開催のきっかけ
2022年4月から女性活躍推進法が中堅・中小企業へ対象拡大され、当社でも行動計画書を策定して女性の活躍を推進することになりました。
当社は技術主体の会社であり、もともと性別に関係なく、個々が持つ技術やスキル、経験を活かし、それを評価する仕組みがありました。しかし、会社設立時から女性比率は1割程度とかなり低く、「女性特有の課題や悩みもあるのではないか」と言う考えから、女性同士が語らう場を設けることになりました。
当時は在宅勤務者も多く、特にコロナ禍に入社した社員は、社員のことも会社のことも理解が深まらない状態だったため、「取り合えず集まってごはん食べない?」という気軽な取り組みとしてスタートしました。
懇親会のネーミングについては、「女子会」のように女性を全面に出すのも、ダイバーシティの観点からズレているように感じられました。そこで、美味しいものを食べながら、課題や悩みを語り合うことをコンセプトとし、カジュアルでリラックスした雰囲気になるよう「ごはん会」と命名し、「一緒にご飯を食べよう」と気軽に声掛けするようになりました。
参加者の感想
中途入社社員の感想
私は2022年秋に中途でこの会社に入社しました。同時期に入社したメンバーは男性しかおらず、少し寂しい気持ちもありました。そんなときにこの「ごはん会」に参加しました。
業務や案件の内容などまじめな話から、趣味や休日の過ごし方などのプライベートの話題など様々なことを気軽に楽しくお話できて、3時間があっという間でした。その後「ごはん会」で知り合った方とお仕事が一緒になる機会が複数回あり、人脈作りとしても役立ちました。
また、個人的に気になっていた「オフィスにどのくらいカジュアルな服装で来ていいのか?」なども、具体的に聞けて良かったなと思いました。
新卒入社社員の感想
私は2024年の4月に新入社員として入社し、6月のごはん会に参加しました。
当時入社したてだったので、ごはん会の場で初めてお会いする方も多かったです。普段どのような業務に携わっているか・どのような勤務スタイルかといった仕事の話から、日常のたわいもない話まで、さまざまな話題で盛り上がり、和やかな雰囲気で楽しく過ごすことができました。
日頃の業務では限られた人としか関わる機会がないため、業務の垣根を越えて親睦を深める機会は貴重だと感じています。
「女性社員から直接話を聞きたい」、「自分と似た経歴の社員に質問したい」などのご要望があれば、カジュアル面談をリクエストできます。希望の社員との面談を設定することができますので、ぜひご活用ください!