はじめに
はじめまして。TDSEの内定者の藤野と申します。
私は高専で情報工学を学んだ後、大学で数学を専攻し、現在は博士課程3年に在籍して数学の圏論を研究しています。実は博士2年の10月という比較的遅い時期に就職活動を始めたのですが、ありがたいことにTDSEからデータサイエンティストとして内定をいただき、さらに今回、新卒入社1~2年目の先輩社員の方々にインタビューする貴重な機会を得ることができました。
今回のインタビューは合計で3回行い、記事は前編と後編の2つに分けています。
前編では、エンジニア職の方とデータサイエンティスト職の方にそれぞれ個別でお話を伺った2回分のインタビューをまとめました。そして後編では、データサイエンティスト職の2名に同時にインタビューした模様をお伝えします。
私自身、他分野からデータサイエンティストとして働くこともあり、今回インタビューに登場する先輩社員の方々もそれぞれ異なる経歴をお持ちでした。そのため、同じ質問でもさまざまな回答が得られたと思います。入社前の私が気になっていたことを率直に質問した内容なので、同じ道を目指す方々はもちろん、それ以外の方々にとっても何か参考になれば幸いです。
目次
はじめに
初仕事は未経験の技術、エンジニアとして成長できるTDSEの環境 (エンジニア: 1年目 Eさん)
~プロフィール~
~入社するまで~
~入社後について~
~TDSEの魅力と後輩へのアドバイス~
研修で不安を解消、技術と「働く力」を学ぶ (データサイエンティスト: 1年目 Yさん)
~プロフィール~
~入社するまで~
~入社後について~
~TDSEの魅力と後輩へのアドバイス~
おわりに
初仕事は未経験の技術、エンジニアとして成長できるTDSEの環境
(エンジニア: 1年目 Eさん)
~プロフィール~
出身分野や専攻について教えてください。
私は数理情報を専攻し、数値シミュレーションを情報学を使って行う数理と情報が融合した分野を学部と修士で研究していました。
~入社するまで~
入社のきっかけは何でしたか?
私は合同説明会でTDSEと出会いました。いろいろな企業の説明を聞く中で、TDSEは具体的な事例について淡々と紹介していて、逆にそこに強く惹かれたんです。事例の一つが研究内容との共通点を感じましたし、コンサルのエンジニアというのも面白そうだと思い応募したのがきっかけです。
入社するまでに何か不安はありましたか?
技術面についていけるかどうかが一番心配でした。ただ、会社の雰囲気や人間関係はそこまで不安を感じることはなかったですね。
~入社後について~
入社後の三ヶ月研修で大変だったことは何でしたか?
研修では、最初にリーダー・副リーダーを決めてプロジェクトを進めるという流れがありました。私はリーダーを経験したのですが、同期の人数が10~12名ほどで、皆さん意見がしっかりあってちゃんと正しいんです。その考えをどうまとめて時間内に結論を出すかが本当に大変でした。
研修を通じて身についたスキルや学びは何でしたか?
やはり言語の能力ですね。在宅での仕事が多いので、オンラインミーティングなどで限られた時間の中、いかに簡潔かつ正確に相手に伝えるかというのが研修で身についたなと思います。
初めての仕事はどのような内容でしたか?
外観異常検査システムの開発ににエンジニアとして参加しました。担当したのは、クラウド環境を使ってWebアプリのバックエンドを作るという内容でした。
新しい技術をいきなり扱う不安はありませんでしたか?
クラウド関連は研修でも扱っていませんでしたし、学生の頃も触れていなかったので最初は戸惑いましたね。ただ、最初の1カ月くらいは「クラウドの勉強にあててください」という期間があり、キャッチアップの時間をしっかりもらえました。わからないことを学びながら進める過程は楽しかったです。
~TDSEの魅力と後輩へのアドバイス~
TDSEの魅力について教えて下さい。
入社して良かったのは、ミッション・バリューを実感できるところですね。エンジニアとしてフルスタックを目指しているのですが、扱う技術が毎週のように変わり、案件も数カ月から1年ほどで切り替わるため幅広い領域に携われます。そういった環境が私の目標に合っていると感じます。
入社前に知っておきたかったことや、後輩に伝えたいことはありますか?
学生のときに学んでいるIT用語や概念などが、実際の業務ではどんな場面で使われるのかをイメージしておくといいと思います。例えば「ウォーターフォールモデル」など、単なる教科書の用語として覚えるのではなく、「実際に仕事でどう使われるのか」を少し深掘りしておくと、入社後に理解しやすいはずです。
研修で不安を解消、技術と「働く力」を学ぶ
(データサイエンティスト: 1年目 Yさん)
~プロフィール~
出身分野や専攻について教えてください。
私は大学で情報系を学んでいました。大学院では機械学習、特にクラスタリング手法の基礎研究を行っていました。これが私の出身分野と専攻になります。
~入社するまで~
入社のきっかけは何でしたか?
機械学習の研究をしていたこともあり、もともとデータサイエンティスト的な仕事に興味がありました。また、さまざまな分野の案件に触れてみたいと思っていたので、それが叶いそうだったのが決め手ですね。他の会社を受けたりもしたのですが、得にTDSEは人を大事にしているなという雰囲気や、三ヶ月も研修があるというところに魅力を感じました。
入社するまでに何か不安はありましたか?
主に「ちゃんと仕事をこなせるか」という不安が大きかったです。研究やアルバイトは経験しましたが、責任ある業務は初めてだったので。しかし、入社後の三ヶ月研修でかなり不安は解消されました。技術研修に加えて、国語力やマインド面を鍛える研修があったので、「実際に働けるのかな」という不安はかなり解消されました。
~入社後について~
入社後の三ヶ月研修で大変だったことは何でしたか?
みなさんもおっしゃっていたと思いますが、ACRPが大変でした。お客さん役の方とのやりとりで問題点を洗い出してデータ分析をする擬似プロジェクトなんですが、お客さん役の方がその役になりきると少し怖いと感じたり、チームメンバーが体調不良でしばらく休むトラブルもあったりしたので、このACRPが大変でした。
研修を通じて身についたスキルや学びは何でしたか?
技術面はもちろんですが、言語技術という研修が特に役立ちました。どういう順番で説明すればわかりやすいかといったところを学べたので、プロジェクトの進捗報告を伝えるときなどに役に立っているかなと思います。
初めての仕事はどのような内容でしたか?
今携わっているプロジェクトが初めての仕事になります。どのお店にどれだけ本を搬入すれば機会損失を減らせるかを予測するウェブアプリがあり、システムの保守・運用を主に行っています。
最初と比べて成長を感じる部分はありますか?
当初はWebアプリそのものが初めてで、「Webアプリって何?」という状態でした。情報系出身とはいえ、Webアプリ開発の経験はなかったので不安だったんです。でも今では基本的な仕組みがわかったりしているので、そういったところは成長しているのかなと思います。
~TDSEの魅力と後輩へのアドバイス~
TDSEの魅力について教えて下さい。
まずは人を大事にする会社だなと思います。三ヶ月間の研修も含めいろいろ教えてもらえるので、人を大事にしているというのが魅力だと思います。また、修士や博士卒の方が多いので何か問題があったときに、議論をして解決していく文化があるというのが魅力的なところなのかなと感じます。
入社前に知っておきたかったことや、後輩に伝えたいことはありますか?
「働くことに関する不安は、あまり心配しすぎなくて大丈夫」と伝えたいです。実際に働き始めれば研修も充実していますし、質問すればきちんと教えてもらえるので。それよりも、学生生活や研究、友人との時間など、今しかできないことを全力で楽しんでほしいですね。
おわりに
前編は以上になります。
今回のインタビューでは、エンジニア、データサイエンティストの方それぞれからお話を伺うことができました。次の後編は、2名のデータサイエンティストへ同時インタビューを行った内容です。