TableCheckは今年、アメリカ・ニューヨーク出身の現役大学生、イザベラ・バルチャン(以下、Isabella)さんをインターンとしてお迎えしました。
インターン期間を通じて多くを学び、感じながら、最終日を迎えたIsabellaさん。
その締めくくりとして、彼女はマネージャーや代表谷口を前に、TableCheckでの学びや気づきを堂々とプレゼンしました。
その姿に、私たちも心を動かされました。
今回は、そんなIsabellaさんにインターンでの経験、日本での生活、そしてこれからのキャリアについてお話を聞いてみました。
――まずは簡単に自己紹介をお願いします。
アメリカ・ニューヨーク州のニュー・ロシェル出身の、Isabellaです。
現在はミシガン大学アナーバー校で学部生として在学中で、専攻は歴史、副専攻でロス・スクール・オブ・ビジネスにてビジネスを学んでいます。
将来は企業法務の弁護士になり、その後は移民法の分野にキャリアを広げていきたいと考えています。
今年の秋からは、3年生としてロンドンに1年間の留学を予定しています。
――なぜ日本でインターンをしようと思ったのですか?
法学とビジネスの両方に関わるキャリアを築きたいという思いから、まずはグローバルな視野を広げ、国際的なビジネスの現場を体験することが重要だと考えました。
日本でのインターンは、異文化に身を置きながら、海外企業がどのように運営されているのかを学べるユニークな機会だと思いましたし、特にTableCheckはスピード感と革新性のある環境だと感じたため、ぜひ挑戦してみたいと考えました。
――実際に日本で生活してみて、どうでしたか?
本当に素晴らしい経験でした!
文化や食べ物はもちろん、生活の効率性など、日々の中で多くのことを学びました。
とくに感銘を受けたのは、日本社会に根付く細やかな気配りや礼儀、そしてホスピタリティの精神です。
今回の経験は単なる異文化体験にとどまらず、自分自身の成長の旅でもありました。視野が広がり、自立心を養い、世界の多様性への理解と敬意が一層深まりました。
――インターン中はどんな業務に取り組みましたか?
マーケティングインターンとして、カスタマーエクスペリエンスやサービスの最適化に関わるビジネス課題に取り組みました。
リサーチを通じてインサイトを集め、分析し、戦略的な改善策を検討するという内容で、実際のビジネス課題に向き合う経験ができました。
取り組みの中では、論理的に考える力や、分かりやすく伝える力、そして常にユーザー視点で物事を見る姿勢が求められました。
これらの力はマーケティングだけでなく、将来目指している法律の分野でも大切になるスキルだと実感しています。
特に、自分の調査や考察が社内の議論のきっかけとなり、前向きなアクションにつながったときは、大きなやりがいを感じました。
――インターンを通して、どんなスキルや学びが得られましたか?
クリティカルシンキング(論理的思考)、異文化コミュニケーション、リサーチ力、プレゼンテーションスキルなど、多くのスキルを高めることができました。
日本におけるビジネスの進め方、とくにホスピタリティ、チームワーク、細部へのこだわりが大切にされる点についても理解を深めました。
こうした学びは、今後グローバルな環境で働くうえで、間違いなく大きな糧になると感じています。
――もっとも印象に残っているのはどんなことでしたか?
何よりも「人」の素晴らしさです。
TableCheckのコアバリュー「IHIBON」(Innovation・Hospitality・Integrity・Borderlessness・Ownership・Now)が、実際の業務の中で本当に体現されていると感じました。
関わる全ての方とのやりとりが前向きで情熱的、そして温かく、私自身がチームの一員として迎え入れられている実感がありました。
そんなチームに囲まれて働けたことは、自分にとって本当に意味のある経験となり、「理想の職場文化とは何か?」という基準が大きく上がった気がします。
――今後のキャリアにどのように活かしていきたいですか?
このインターンを通じて、ビジネスと法律の両分野に関わる仕事がしたいという思いが、より一層強くなりました。
戦略的思考力とコミュニケーション力は、今後JD/MBA(法務博士と経営学修士)の取得を目指す中でとても重要だと実感しています。
またこの経験は、共感力や伝える力、ビジネス戦略の視点が、実際の課題解決にどれほど役立つかを実感する機会にもなりました。
――最後に、このインターン全体を振り返って、何かコメントはありますか?
マーケティングディレクターとビジネスディベロップメントマネージャーのもとで働けたことは、私にとって本当に貴重で意味のある経験でした。
お二人の指導は、常に思慮深く、意図があり、そしてTableCheckのバリューを体現していると感じました。
フィードバックの時間やプレゼン準備、何気ない会話に至るまで、丁寧にサポートしてくださったことに心から感謝しています。
仕事の経験以上に、出会った“人”たちが、この旅をかけがえのないものにしてくれました。
この経験は、これから先もきっと長く私の中に残り続けると思います。
挑戦のその先へ
たった数週間という期間の中で、自ら課題を見つけ、リサーチし、提案を形にしていったIsabellaさん。最終日のプレゼンでは、堂々とした姿と深い考察に、社内からも称賛の声が上がっていました。
多様な文化や考え方に真摯に向き合い、自分の可能性を押し広げる姿勢は、これからの時代に求められる資質を体現しているように感じました。彼女が描く未来のキャリアの先にも、きっとこの経験が生きてくることでしょう。
TableCheckでのインターンが、その第一歩となれたことを心からうれしく思います。