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大学で学んできた技術が、実際のプロダクト開発にどう活かされるのか。そんな疑問を持ちながら、CLUEでのインターンに飛び込んだ谷口さん。宇宙工学を専攻する彼女が、AIを活用したプロダクト開発に挑戦し、得た学びとは?インターンを通して感じたやりがいや成長について、じっくり伺いました!
ものづくりが好き。人工衛星の研究からプロダクト開発の世界へ
── まずは自己紹介をお願いします!
谷口です。日本大学大学院 理工学研究科に所属しています。大学では宇宙工学を専攻し、人工衛星に関する研究をしていました。
── もともとどんな研究をされていたんですか?
これまで、人工衛星の開発や運用に携わってきました。例えば、打ち上げ予定の人工衛星の設計や、すでに運用中の衛星の管理、さらには教育用の人工衛星キットの開発などを行っていました。研究テーマは、人工衛星の姿勢制御を最適化するためのシミュレーション環境の構築です。
── そこからプロダクト開発や最新技術に興味を持ったきっかけは何ですか?
小さい頃から「誰かの役に立つものを作りたい!」という思いがありました。中学・高校では吹奏楽部に所属していたのですが、楽器のチューナーが壊れたときに、みんなの分を修理したり、チューナーをクリップ式に改造したりしていました。今振り返ると、昔から「工夫してものを改善すること」が好きだったんだなと思います。
また、AI技術にも興味があり、友人と一緒にAIを使った会話アプリを作ったこともありました。ただ、技術的な知識はそこまで深まったわけではなかったので、「もっと実践的に学びたい!」と思ってインターンに応募しました。
「技術を社会に活かす」経験を求めて、CLUEのインターンへ
── インターンに応募した理由を教えてください。
大学での研究は理論的な部分が多く、「この技術を実際に社会でどう活用できるのか?」という部分が明確でないことがありました。より実践的な経験を積みたいと考え、インターンを探していたんです。
でも、多くのエンジニア向けインターンでは実務経験が求められることが多く、未経験の私にはハードルが高いと感じていました。そんなとき、たまたまCLUEのインターンを見つけて、「テクノロジーを社会実装し、世の中の不を解決する。」というミッションに惹かれました。ここなら、研究・開発にとどまらず、社会課題の解決に直接関わる経験ができるのではないかと思い、応募しました。
── 企業のプロダクト開発に関わりたいと思ったのはなぜですか?
大学の研究室で小型人工衛星のトレーニングキットを開発していたとき、「これを商品として販売できるか?」と考えました。でも、品質の安定性や運用のしやすさを考えると、企業のプロダクトとは大きな差があることに気づいたんです。そのため、「企業のプロダクト開発の現場では、どのように品質を担保し、実用化しているのか」を学びたいと思いました。
── CLUEのインターンを選んだ決め手は何ですか?
大企業の中期インターンも検討していましたが、業務が細分化されていて、一部の工程しか経験できない可能性がありました。その点、CLUEでは最新技術の検証から企業案件のサポート、プロダクト開発まで幅広く関われる点が魅力でした。
また、未知の領域にチャレンジするのが好きなので、新しい技術を積極的に活用するCLUEの環境が自分に合っていると感じました。
AIを活用したプロジェクトに挑戦。技術とユーザーのギャップを実感
── いまはどのようなプロジェクトに携わっていますか?
現在は、DroneRooferのお問い合わせ対応をAIを活用したChatBotで自動化するプロジェクトに携わっています。FAQデータの整理、AIのプロンプト編集や学習方法の検討、SlackやLINEでの実装などを担当しました。最終的には、ユーザーがスムーズに利用できる仕組みを構築することを目指しています。
他にも、実案件でのAIを活用した技術検証や、新機能開発のユーザーヒアリングなども行っています。
── 実案件でのAIを活用した技術検証では、どんな業務を担当しましたか?
AI画像解析を使って、壁のひび割れを検出する技術の検証を行いました。実際の点検画像を使って、AIの検出精度を評価し、アルゴリズムの改善を進めました。さらに、非エンジニアでも技術検証ができるように、簡単なWebアプリを作成しました。
── ユーザーとのヒアリングで気づいたことはありますか?
技術者が考える「便利」と、現場で本当に求められているものにはギャップがあると実感しました。例えば、AIを活用した問い合わせ対応システムを提案した際、「現場では先輩に相談できるから、AIはそこまで必要ない」という意見をいただいたんです。でも、別の場面では、保険や資格に関する専門的な質問が多く、「AIが詳しい回答をしてくれると助かる」というニーズがあることも分かりました。
この経験から、「技術を導入すること」が目的ではなく、「ユーザーが本当に必要としていること」を理解することが大切だと学びました。
技術の社会実装に関心がある人におすすめ!CLUEのインターンとは?
── CLUEのインターンの雰囲気を教えてください。
社員の方やインターン生同士で気軽に意見を交換できる雰囲気があります。勉強会を開催した際も、たくさんのフィードバックをもらえて、みんなで一緒に新しい技術を探求する文化があると感じました。
── どんな人がこのインターンに向いていると思いますか?
「新しいことに前向きに挑戦できる人」です!
CLUEのインターンでは、まだ社会に活用されていない技術を実用化するプロジェクトに関われるので、学びながら試行錯誤するのが好きな人にはぴったりです。
── 最後に、新卒やインターンの応募を迷っている学生の方にメッセージをお願いします!
「とりあえず応募してみる!」の一言です!
私も未経験で不安でしたが、学ぶ意欲があれば大丈夫です。
少しでもご興味があれば、ぜひ挑戦してみてください!