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CLUEにインターン生として入社し、政府や地方自治体向けの事業展開に携わってきたSさん(仮名)。インターンを通じて得た経験やCLUEの持つ社会的な価値とこれからの可能性について、お話を聞きました。
── まずは自己紹介をお願いします。
2024年の8月に、新規事業開発部門のインターン生として入社しました。現在は大学4年生で、大学では法律を学んでいます。2025年度からは公共セクターに就職する予定です。
内閣府主催イベントへの挑戦
── CLUEではどんな業務を担当していますか?
新規事業開発部という、いわば新規事業の起点となる部署に所属していました。私はその中でも、地方自治体や政府のような公共セクターと関係する業務について、その手続きや事業にまつわる調査・分析を行いました。具体的には、自治体や政府が主導する官民連携のネットワークに参画したり、補助事業に採択されることを目指した取り組みを行ったりしていました。
── 業務の中で特に印象に残っている経験があれば教えて下さい。
2024年11月に開催された「マッチングピッチ2024」という内閣府主催のイベントへの参加準備に携わったことです。参加企業に選定されるための応募の段階から当日運営まで一貫して、CLUEの一員として携わることができ、非常に大きなやりがいを感じました。当日は大手企業や政府の職員の方がブースを訪問され、私自身が事業内容を説明することもありました。CLUEの一員としての責任を痛感し、インターン生ながら刺激的な経験をさせていただくことができたと思っています。
▼マッチングピッチのブースの様子
社会を変える「現場」を求めて
── CLUEに応募したきっかけは何ですか?
元々、昨今の社会課題を解決するためには大企業や政府といった既存のプレイヤーだけではなく、スタートアップ企業によるイノベーションが不可欠だと感じていました。将来はスタートアップとは異なる道に進む予定ですが、企業が社会を変えていく「現場」を見られるのは大学4年生が最後のチャンスだと思い、応募を決めました。
── インターン先としてCLUEを選んだ決め手は何ですか?
CLUEは、建設業界をはじめとするレガシー産業のDXを推進するソフトウェア・サービスを提供しています。現在はドローンを用いた点検支援が主力ですが、一分野に留まらず、顧客の業界全体の課題解決を目指してサービスの開発・展開を行っているところに惹かれました。また、私の所属する部門は、人数規模に比して会社の事業領域の拡大という非常に重要な役割を担っており、自分自身も会社や業界を広く見渡す視点を持ちながら、業務に携われるのではないかという期待を持っていました。
イノベーションで社会を変える、CLUEの価値とは
── スタートアップ企業の持つ社会的な役割に興味を持って入社されたと感じています。スタートアップ企業の意義とはなんでしょうか?
建設業界は現在、深刻な人手不足に悩まされています。一方で、高緯度経済成長期に建設された建物やインフラは、これから一斉に老朽化を迎えます。労働力が豊富なら、大企業や政府がお金を投資すればこうした老朽化を修繕できたかもしれません。しかし、大幅な人口減少を迎えるこの国では、限られたリソースの中で増大する建設需要に対応しなければなりません。これからの建設業界では労働量や投資よりも、新たな技術によるイノベーションが重要になると考えています。しかし、既存のプレイヤーは目の前の課題に対応するのに手一杯になりがちです。また、少しの変化が様々な関係者に大きな利害をもたらすため、意思決定にも時間がかかります。より機動的で、より柔軟性の高いスタートアップこそ、イノベーションを生み出す事ができると考えています。
── 社会の変革を牽引するスタートアップ企業として、CLUEにどのような価値を感じていますか?
CLUEは、テクノロジーを用いて社会を変えていける可能性があると感じています。特に、現在主力事業として取り組んでいる建設業界のDXは、トップランナーを見れば建設DXや最先端技術の導入が進んでいます。しかし、特に小規模な建設事業者などはこうした発展に対応するリソースが不十分であり、このままでは老朽化した建物・インフラを維持することが困難になるでしょう。CLUEの提供するサービスは、まさにドローンを活用した点検やその他点検にまつわる諸事務の効率化をもたらしています。事業者の規模を問わず、こうしたサービスによって漸進的な効率化を進めていく事で、建設業界の変革を起こせるのではないかと感じています。
── CLUEの一員として働いてきて感じた社風について教えてください。
CLUEの皆さんは、仕事に真摯に向き合われているという印象を持っています。セールスであればお客様の傾向やニーズを具に分析して提案する、サポートであればサービスの不具合や問題に即座に対応するなど、部署を超えた皆さんの真摯さが、CLUEのサービスの改善や発展につながっていくのではないかと感じています。
現場で得た視点と社会貢献への想い
── 新規事業開発部で、新たな市場の開拓に携わられてきたと思います。CLUEの業務経験から学んだことはなんでしょうか?
補助事業や政府主催のイベントに採択されるためには、CLUEの製品や技術の社会的意義をわかりやすく伝える必要があります。いくら自分たちが製品に対して自信を持っていても、それらを十分に伝えることができず、残念ながら採択されなかったこともありました。社会課題や市場の動向を踏まえて、客観的に自社を分析する力を身につけることができました。また、私自身はお客様に直接製品を提供する機会はありませんでしたが、全社ミーティングなどを通じて、新たな市場を開拓する難しさを肌で感じていました。特に新規事業においては受注件数が少なく、1つひとつの案件やメンバー1人ひとりの売上が事業の先行きを大きく左右します。スタートアップビジネスが事業内容や市場といった条件だけでなく、そこで働く人々の力によって動かされていくのだということを学びました。
── CLUEでの経験は今後のキャリアにどのように活かせると思いますか?
私は来年度から公共セクターで働く予定で、CLUEからの進路としてはやや特殊だと思います。しかし、レガシーな業界の変革という形で社会貢献を目指すCLUEで働けたことは、代え難い経験でした。公共セクターにしかできないことは多くありますが、それと同時に、公共セクターではできないこともあります。スタートアップという立場で社会を変えていこうとする方々が何を考え、どのような力で動いているのかを解像度高く捉えられたことは、どんな進路であっても強みになると考えています。
自分の頭で考え、大きな社会課題に取り組める環境
── どのような人にCLUEを勧めたいですか?
若いうちから、自分の頭でしっかり考えて仕事に取り組みたいと思っている方でしょうか。ここまで述べてきたように、CLUEはそのビジョン・事業内容・社風のどれをとっても、建設業界をはじめとするレガシーな産業の課題解決という一貫した目的に沿っています。CLUEの一員として、会社のためだけでなく、大きな社会課題に向けて仕事に取り組んでいけることは、必ず将来の糧になるのではないかと思います。
── 最後に、新卒やインターンの応募を迷っている学生さんに一言お願いします。
もしCLUEへの応募を迷っているのであれば、まずは思い切って応募してみてください!きっとCLUEの皆さんは、あなたの意志と選択に真摯に向き合ってくれることだと思います。