The Chain Museumの募集・採用・求人情報 - Wantedly
The Chain Museumの新卒・中途・インターンの募集が23件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
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アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」を軸にアートビジネスを展開するスタートアップ「The Chain Museum」に、2025年5月から新たなメンバー「愛澤 響(あいざわ・きょう)さん」がジョインしました。
これまでのキャリア、The Chain Museumへの入社の決め手や、今後チャレンジしていきたいことなどをインタビューしました。ぜひご覧ください!
大学ではComparative CultureコースにてArt History/Visual Cultureを専攻。新卒で経営コンサルティングファームに入社し、官公庁をクライアントとしたESG・サステナビリティ系の案件を中心に従事。2025年5月よりThe Chain Museumに参画。主にコーディネーション事業のプロジェクトマネージャーや事業全体の戦略策定を担う。
幼少期からアトリエに通うなど、絵を描くことや工作をすることが大好きでした。歳を重ねるにつれ、アート鑑賞を通して当時の人々の暮らしや歴史的背景を学ぶことにも魅力を感じ、大学ではリベラルアーツ教育の元で美術史を専攻しました。
教授やクラスメートたちと、一つの絵画を囲んで活発に意見を交換し、アートという窓を通じて歴史・宗教・文化などの様々な領域における理解を深めた時間は、知的好奇心が満たされる、非常に充実した時間だったと今でも感じています。
大学卒業後は、経営コンサルティング会社にて、民間企業や官公庁をクライアントとした、業務改革やESG・サステナビリティ系の案件など様々なプロジェクトに従事。コンサルタントという仕事を選んだのは、クライアント業務を通して多種多様な業界の方々と繋がり、共に変化を生み出していくことに魅力を感じたためです。
プロジェクトでは、未知の領域を即座にキャッチアップし、高度な示唆を生み出していくことが求められるため、時にはハードな場面もありましたが、良いチームにも恵まれ、ビジネスパーソンとして大きく成長することができました。
自分が今まで培ってきたスキルや経験と、自分自身の気持ちが心から華やぐアートという領域が交わる“一点”を探し求めてみたいと思ったことがきっかけでした。
アートが扱うテーマには際限がありません。私自身、人生の節目や日々の生活で思い悩む事があると、美術展やアートイベントに足を運び、アーティストが多くのテーマに対して考えを巡らせ、時には苦しみ生み出したアートを目の前にすることで、「思い悩み考え抜くこと」を肯定してもらえた気持ちになり、どこか心が救われるという経験を幾度となくしていました。
そして、社会人としての経験を積むにつれ、そんな力を持つアートと人々の架け橋となるような仕事をしたいと強く願うようになりました。熟慮断行して会社を退職し、様々な仕事をリサーチしていたところ、出会ったのがThe Chain Museum(以下 TCM)でした。ArtSticker事業、ギャラリー事業、コーディネーション事業など様々なアート関連事業を展開し、人々とアートを繋ぐ新たな鑑賞文化を作り出す当事者になれることに非常に魅力を感じました。
選考プロセスを進めていただく中で、前職での経験も生かしたポジションを丁寧に検討してくださり、自分が探し求めていた“一点”はここなのではないかと考え、入社を決めました。
TCMには、アート業界の最前線で長年お仕事をされてきたご経験があったり、一方でアートとは異なる業界での経験を生かしてバリューを発揮されていたりと、多種多様なバックグラウンドを持ったメンバーが在籍しています。
私自身、周りのメンバーから存分に学びつつ、アートという正解のない世界で社会に新しいインパクトをもたらす一助になれればと考えています。特に、官(政府や自治体)・民(民間企業や市民)などの新たなプレイヤーを巻き込んだ取組みの推進にも寄与していきたいです。
既存の美術館やギャラリーでの鑑賞体験の魅力の発信に加えて、「アーティスト」と「社会を取り巻く様々なステークホルダー」を繋ぐ新たな架け橋作りを通して、アーティストにとってより良い創作環境が整備され、そして一人でも多くの人が“側にアートのある人生”を過ごすきっかけ作りができたら大変嬉しいです。