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今回は、2024年4月に新卒入社した鈴谷さんにインタビュー。就職活動を経てSUPER STUDIOを
ファーストキャリアに選んだ理由、そして入社後の経験についてお話を伺いました。
▶ 鈴谷さんの担当業務と所属部署の役割について教えてください。
鈴谷:SUPER STUDIOのブランドエグゼキューショングループ(BX)で働いています。弊社はD2Cブランドの運営を行っており、私はストリートウェアブランド「MEQRI(メクリ)」を担当しています。主な業務は、サイトのUI/UXの改善を通じてコンバージョン率(CVR)を向上させることです。
BXの役割は、SUPER STUDIOのメインプロダクトである統合コマースプラットフォーム「ecforce」を活用して自社D2Cブランドの成長を促すこと。そしてブランド運営を行う中で検知したシステムの課題をecforceの開発にフィードバックし、実際に得られたデータやノウハウを余すことなくお客様に提供していくことです。自社でD2Cブランドを運営することで、ecforceの価値を市場に示していく役割を担っています。
▶ SUPER STUDIOを選んだ理由はありますか?
鈴谷:就職活動を始めるまで、正直、具体的なキャリアプランを考えていませんでした。そのためまずは「自分にとって絶対に譲れない条件」を決めることからスタートしました。
条件として1つ目は興味のある分野に関わることです。
大学時代、フリーランスで映像ディレクションに関する仕事をしていました。自分が好きなことを仕事にする経験をしたのですが、100%好きなことを仕事にすると逆に嫌いになってしまうこともあるなと感じました。そのため、興味がありながらも未知の分野を選びたいと考えました。
2つ目は会社の規模感です。以前携わっていた映像制作の現場では20〜30人規模の小さな会社が多く、組織としての課題も目にしてきました。ある程度の規模があり、社内制度が整っている環境のほうが自分に合うと考えたため、100人〜1000人規模の会社を探すようにしました。
3つ目は自分が働きやすいと感じる環境かどうかです。「仕事をしている時間は人生の大半を占める」とよく言われますが、要するに「人生の質は仕事で決まる」ともいえます。自分に合わないと感じる環境で働き続けるよりも、自分が働きやすいと感じる環境で働くことは人生において重要ではないかと考えたため、その直感はとても大切にしていました。
上記の軸を持ったうえで、最終的にSUPER STUDIOへ入社を決めた理由は2つあります。
1つ目は自社プロダクト「ecforce」を持っている点です。クライアントワーク中心の映像制作では、例え自分が納得していなくともクライアントの要望を受け入れなければなりませんでした。一方でSUPER STUDIOは、強力なプロダクトを持ちながらも、そのプロダクトの信頼性をいかに担保できるかを証明できる事業も運営しています。2つの事業が相乗効果を産むことでプロダクトはより強力なものとなるため、企業側も発言力を持ち、お客様とも対等な関係を築けるのではないかと感じました。
2つ目はSUPER STUDIOのブランドサイトのデザインに惹かれたことです。映像制作の経験から、企業のビジョンや雰囲気、カルチャーはデザインに表れると考えていたため、自分の感性に合う会社を選びたいと思いました。
これらを踏まえて最終的に選考過程で事業や業務内容のリアルな話を聞くことができ、「この会社なら成長できる」と確信したため入社を決めました。
▶ 実際に働いてみてやりがいやご自身の成長を実感した瞬間はありますか。
鈴谷:現在は自社D2Cブランドである「MEQRI」のECサイトにおけるユーザー行動のデータ分析を行っています。どこでユーザーが離脱しているのかやどの要素がコンバージョンにつながったのかを細かく検証しています。入社1年目からUI/UXの改善など責任のある仕事を任せてもらえていることにプレッシャーは感じますが、成長しているという実感はとても大きいです。自分が行動しないと何も進まないので、主体的に動く必要があります。その分、自分の提案が実際にサイトに反映され、売上に繋がると大きな達成感を感じます。
例えば、サイトの離脱ポイントを分析し、改善策を提案してそれを実装後、数値の変化を確認する。この一連の流れをすべて自分で回せることが非常に面白いです。また、映像制作の経験を活かして、プロモーション動画の撮影を担当する機会もありました。学生時代のスキルを活かしつつ、マーケティング視点で映像を制作することができたのは、貴重な経験でした。
一番大変だったのは、過去の運用データのキャッチアップです。ブランドの歴史があるため、これまでの試行錯誤を理解した上で新たな施策を考えなければなりません。最初は情報量の多さに圧倒されましたが、最近は過去のデータを踏まえて次の一手を考えられるようになり、自身の成長とやりがいを感じています。
▶ 学生時代までの経験で今の業務に役立ったことはありますか。
鈴谷:フリーランスで映像ディレクションをしていた経験は、現在の業務にも大いに活かされています。映像のディレクション業務では、撮影から編集、スケジュール管理まで、プロジェクト全体を把握する必要がありました。現在担当しているUI/UXの改善業務でも、複数のタスクを同時に進行させる場面が多く、当時培ったディレクションの経験や視点が非常に役立っています。
また、タスクの進行管理を担う以上、その影響範囲や技術要件を正確に理解することが求められます。そのため、日々膨大な情報に向き合う必要があり、圧倒されることも少なくありません。実際に担当したサイト改修でミスをしてしまったこともありますが、そのたびに学んだことをメモに記録し、次に活かせるよう努めています。
▶ 今後のキャリアプランについてはどのように考えていますか。
鈴谷:正直なところ、将来のキャリアプランはまだ明確には考えていません。今は目の前の仕事に全力を注ぎ、やり切ることで自然と次のステップが見えてくるのではないかと思っています。現時点では「今の業務が楽しい」と感じられることが、私にとって一番の財産です。
集中しやすい環境が整っていることもありますし、私のスタンスとしても、まずは目の前のことにしっかり向き合う姿勢を大切にしています。私はひとつの目標に向かってひたすら突き進むというよりも、できることの幅を広げていくことが好きなタイプです。幸い、SUPER STUDIOでは新人でも声を上げればさまざまなことを任せてもらえるため、私にとっては理想的な環境だと感じています。
まずは業務の領域をどんどん広げていき、その過程で目指すべき方向が見えてくるのではないかと思っています。
▶ 最後に、鈴谷さんから就職活動中の方に向けてアドバイスをお願いします。
鈴谷:就職活動の際は実際に働いている社会人の話を聞くことをおすすめします。私は就職活動が遅かったこともあり、すでに社会人として働いている同期を見て、「自分はどんな環境なら合うのか」を考えることができました。先輩の実体験を聞くことで、よりリアルな視点で企業選びができると思います。
そしてやはり、「絶対に譲れない条件」を明確にすることが大事だと思っています。条件が決まると、企業の選択肢が自ずと絞られてきます。その上で、最終的にはご自身の「直感」を大切にしてみてください。いろいろ見ていかれる中で、もしSUPER STUDIOへ興味を持っていただけましたら、ぜひ選考に進んでいただけると嬉しいです。