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誰もが"らしく"活躍できる環境に。中途入社のUnit Managerが語るSun*のPM組織とは

Sun*のプロジェクトマネージャー(以下、PM)は、クライアント企業のサービスプロダクトをリリースに導く要の存在です。現在80人弱のPMがProject Management Pro.Division(以下、PMP)に所属しています。PMは3つのユニットに分けられており、ユニットマネージャー(以下、UM)によって各プロジェクトへアサインされ、開発メンバーと共にクライアント企業の成功に伴走しています。

今回は、PM組織をリードする存在であるUMの杉本さんと佐藤さんにお話を伺いました。PMになるまでのキャリアから、Sun*でのPM・UM業務の特徴、各ユニットの雰囲気など、働く環境をお伝えします。


欲しかった環境に、より早く飛び込めるのがSun*だった


──Sun*に入社するまでのキャリアを教えてください。

杉本:2008年に起業して、受託開発事業会社を経営していました。そこで要件定義や設計、実装、テスト、リリースという開発フローの全てを経験し、PMとしての素養が身に付いたんです。その後、SESという形でいろいろな会社にPMとしてジョインした時期が2〜3年続きます。

2017年にエキサイトホールディングス傘下のイグジット株式会社に入社をし、2019年からはエンジニアリングマネージャーとして技術部門の責任者に就きました。自身でもPMを担当しながら技術スタックの選定や開発標準フローの整備、見積もりのレビューなどを担当しました。

佐藤:私は2014年にSlerの会社にSEとして新卒入社しました。最初に担当したのが5年に及ぶ長期案件だったんです。設計、開発、テストと、開発工程の一通りの経験を積むことができました。

仕事をするうちにコーディングはあまり向いてないかも、と感じるようになって、マネジメントへの興味が高まっていきました。しかし、マネージャークラスになるには、もっと会社に在籍し、経験と知識を複合的に習得する必要がありました。そうなると、チャンスが中々巡ってこないのではないかと思い、転職を考えるようになったんです。

──Sun*に入社を決めた理由を教えてください。

佐藤:元々海外で働きたいという思いがあったので、まずはアジア圏で働こうと転職活動をスタートしました。アジアに拠点を持つ企業として転職エージェントに紹介された数社のうちの一社がSun*でした。転職活動の最後まで、ベトナムにある会社とSun*との間で気持ちが揺れていました。結果的にSun*を選んだのは、それが私のキャリアにとって挑戦になる予感があったからです。

Sun*に対しては「今まで見たことがない会社だ!」と新鮮な驚きがあったんです。面接では「マンツーマンで指導する体制はなく、自らの意志と思いで行動している人ばかりです」と聞いていましたし、社内の雰囲気からもそのカルチャーが伝わってきていました。今までとは違う環境に不安もあったのですが、ビジョンに共感していたことも気持ちの後押しとなり、Sun*を選びました。

また、未経験PMとしての入社だったので、そういう意味でも挑戦でしたね。

杉本:私は新規案件に取り組んでいるときが、より熱量高く仕事に取り組めていると感じます。しかし、会社では保守案件が増えていて……。新規案件に携われる会社を検討し始めて、Sun*を思い浮かべました。前職の会社がDX推進をするにあたり、ベンチマークにしていたのがSun*だったんです。案件実績がとにかく多いのが魅力でしたね。会社HPの問い合わせから連絡をして、面接へ進みました。

実は、同時期に知人の会社からも誘っていただいて、面接を受けていたんです。しかし、内定をいただくまでに2〜3ヶ月の時間を要しました。Sun*は応募から内定まで1ヶ月かからずに選考が進んだのが印象的だったんです。意思決定の速さって会社の風土に直結すると感じます。仕事のスピードの迅速さが、私とマッチしていると思えて入社を決めました。

キャリアや国境を越えて協業することで仕事のやりがいが増す


──これまでさまざまなプロジェクトに関わってきたと思いますが、印象的だったプロジェクトについて教えてください。

杉本:ライブ配信型クラウドファウンディングサービスの開発案件は、チームメンバーの頼もしさを感じられて印象に残っています。Sun*では組織を、B(ビジネス)T(テクノロジー)C(クリエイティブ)でチームを分けていますが、その間の役割で活躍できる機会もあります。それが現れた案件でしたね。

手探りでのユーザーストーリーマップ作成から、クライアントと協働で考えながら進めたのも新鮮でした。私以外のメンバーは要件定義の経験がなかったのですが、私が教えたことを吸収してどんどん成長して、自発的に動くようになる様を見守れて嬉しかったです。頼もしいPMへと成長してくれて、今では私はほとんどお飾りのような存在です。

クライアント企業から信用され、アップセルに繋がり、1億を超える大規模な案件となりました。リリースまでトラブルもなかったのもよかったですね。

資源ゴミのリサイクルプラットフォームの開発支援をした案件も印象に残っています。社会的意義が大きくやりがいを感じました。PM初経験のメンバーに、PMOとして伴走し、無事にリリースすることができました。

これらの案件を通じて「私は一人でPMをすることより、若い人と一緒にプロジェクトと向き合って、開発の進行に一喜一憂しながら仕事することが楽しいんだな」と改めて気づきました。

──佐藤さんはベトナムの開発チームと仕事する機会が多いですよね。ベトナムチームの魅力、連携の仕方について教えてください。

佐藤:彼らはSun*の7core valueの“Be a Team”をとても大切にしているのが、普段のコミュニケーションから伝わってきます。実際に会うことがまだ叶っていないものの、欲しい情報をすぐにくれる迅速なコミュニケーションをしてくれていて、仕事で困ったことはありません。完成度の高いチームだと思います。ベトナムチームが担当しているどのプロジェクトも2年以上私が関わっているので、信頼関係を築けています。

ブリッジSEとのやりとりがメインで、開発メンバーとはあまり接点がありません。そのため、ブリッジSEの仕様理解が浅かったり、技術に詳しくないとコミュニケーションコストがかかってしまうケースが過去にはありました。こちらの伝え方を工夫し、依頼を箇条書きにしたり、資料を添えて説明したりすることで、コミュニケーションが格段にスムーズになったんです。また、開発メンバーと直接的な関わりはなくても、なるべく英語でメッセージを積極的にして、接点を増やしています。

──UMになったことで変化はありましたか?また、難しかったことがあれば教えてください。

杉本:組織体制変更に伴って、PMPは3ユニットになり、私たちともう一名がUMとして各ユニットをリードしていくことになりました。まずは、PMPに所属しているPMメンバーのスキルセットがわからなかったので、メンバーの人となりを把握することに3ヶ月の時間を費やしました。プロフィールシートを記入してもらって、それを参考に1on1を実施しました。

佐藤:各プロジェクトへのアサイン業務を行うには、各PMのバックボーンや今後のキャリアプランなどを加味する必要があります。私は、それまでベトナムチームと仕事をしてきていたので、まずは日本チームのメンバーと会話する機会を増やすところから始めました。これまでは自宅でフルリモート勤務していましたが、UMになってからは週1出社を心がけ、オフラインでもメンバーと話せる機会を作っています。

杉本:アサイン業務が一番難しく、それ以外のパートナー契約管理などは負担があまりありません。アサイン業務は、タイミングとスキルセットが合わなかったり、稼働がずっと空くメンバーが出ないように調整したり、チャレンジ要素を踏まえてのアサインをしてサポート体制を整えたり……毎回悩んでいます。

PMメンバーは今後も増えていきますし、それに伴い、UMも増員予定です。PMPとして、UMメンバーの育成は一つの目標ですね。

──それぞれのユニットの雰囲気を教えてください。


佐藤:各ユニットへの配属メンバーは、特に規則性がなく決定されたのですが、私が担当しているユニットは、優しく、穏やかな方が多い印象ですね。技術知識が豊富な方も多く、新卒・若手メンバーがシニアクラスのメンバーに相談している様子を頻繁に見掛けます。

杉本:私が所属するのは、キックオフの際に私から「3つのPを持ってください」と伝えました。3つのPとは、 Positive(前向きさ)、Passion(情熱)、そしてPolyvalent(多様性)です。特に、ポジティブでいることを心がけているチームだと感じます。

また、密なコミュニケーションをとる土壌が育まれています。毎月懇親会を開いて、メンバーが気になっているお店へ食事へ行くよう企画しています。そういった取り組みが、相談しやすさ、会話しやすさにつながっているのではないでしょうか。週1回の定例ミーティングでは散歩しながらの参加を推奨していて、リフレッシュしつつ、リラックスした気分で発言しやすい空気づくりを心掛けています。

チャレンジ精神と柔軟性に富んだSun*のPM組織

──Sun*のPMはどのような人が多いのでしょうか?

杉本:私の印象では、柔軟性があるなと感じますね。チームやプロジェクトの足りないピースへと自分自身の色を変えられる人が多いんです。いろいろなキャリアを積み重ねSun*で働くことを選んだ人、プロフェッショナルとして仕事を達観している人、豊かなバックボーンゆえに器用さを持ち合わせた人が所属しているから、自分の領域に留まらない仕事が可能なんだと思います。特にミドル・シニアの人たちはこの特徴が顕著で、尊敬しています。

佐藤:Sun*のPM業務は、他企業の業務範囲よりも広くなっています。幅広い領域に対して、自分の働きを調整できる前向きさがあります。「新しい領域で、学びを深めよう!」と、チャレンジ精神に富んだ方がたくさんいらっしゃいます。

杉本:「単純にPM業務をこなす」という姿勢では仕事をしておらず、サービスプロダクトをどうやって価値発揮していくかを追求していますよね。この考え方を形作ったのは、ミドル・シニアのメンバーだと思いますが、それがしっかりジュニアメンバーへも浸透していて。クライアント企業との打ち合わせでも、若手メンバーが先方の立場に立って考えつつプロジェクトと向き合っていることがよく伝わります。

──Sun*では、PMメンバーを募集しています。どのような人と一緒に働きたいですか?

佐藤:挑戦することに前向きな方の応募を待っています。未経験の分野へも楽しんで取り組める方だときっと活躍できるのではないでしょうか。

杉本:3つのPも大切にしていますが、素直さが何より大事だと考えています。素直であれば、挑戦すること、吸収することをより容易に行えて、一緒に働く仲間への物腰も柔らかいものになるでしょう。受託開発の会社では、お互いの考えを尊重しないと、セールスとデリバリーする人の間に対立構造が生まれることは珍しくありません。Sun*は、それぞれの分野のメンバー間にフラットな関係性が構築されています。自分の意見を育みながらも、相手の立場に立って考えられる視点も持ち合わせた方がフィットする会社だと思います。

──最後に、お二人が今後、挑戦したいことを教えてください。

佐藤:Sun*に入社したときに、PMとしてのキャリアのスタートを切ったので、まだまだ経験が足りてないと痛感する日々です。PMとしてのスキルアップをしつつ、UMとしてマネジメント業務に磨きをかけていきたいですね。Unitのメンバーが楽しく働ける環境を一緒に作っていくことを目標にしています。

杉本:PMって孤独で、決まった教科書のない職業です。だからこそ、プロジェクトの成功確率を上げるアクションをしていきたいと考えています。特に若手メンバーの育成に尽力し、“PM製造機”になりたいですね。その過程で、自分のプロジェクトマネジメントの効率も上がり、PMとして洗練された動きができると期待しています。

Daisuke Sugimoto / PM・Unit Manager
2008年に独立・起業し、Windows系システムとWebシステム双方の受託開発案件で要件定義・設計から実装、テスト、リリースまでの一連の開発プロセスを多数担当。2017年にiXIT株式会社に入社後、サブスクリプションサービスのシステム開発に従事し、多数の案件でプロジェクトマネージャーを経験。 2019年からは技術部門の責任者として技術スタックの選定や開発標準フローの整備、プロジェクトの横断的な活動や新規提案、コンサルタントなど幅広く経験。2022年3月にSun*にジョインし、Unit ManagerとしてPMのアサイン管理・稼働管理やプロジェクトにてPM・PMOを担当。
Mai Sato / PM・Unit Manager
大学卒業後、SIerにシステムエンジニアとして入社。テストから始まり、設計、開発、結合テスト、リリースなど開発工程にかかる各フェーズを担当。 2020年5月にSun*に入社し、ビジネスマッチングシステム、健康管理アプリ、採用管理システムなど様々なプロジェクトのPMとして従事。2023年からはUnit ManagerとしてPMのアサイン管理・稼働管理を担当。
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