「Business」「Technology」「Creative」。 DXや新規事業において不可欠なこの3要素を、Sun*ではどのように融合させ、価値を生み出しているのでしょうか?
今回は、大手企業からスタートアップまで、クライアントの課題解決の最前線に立つアカウントマネージャー(社内ではPrincipal Director、PD)の中島さんにインタビュー。中から見えるSun*の組織の強みと、不確実性の高い環境を楽しみながら職種の枠を越えて挑むプロジェクトの現場について語ってもらいました。
目次
社会へのインパクトとベンチャーらしさの共存。見えない道を選んでSun*へ
多様なクライアント課題の最前線に立つ、Principal Directorの仕事
「戦略」と「実装」を分断させない。BTCが混ざり合うプロジェクトの現場
不確実性を楽しみながら、共に考え、同じゴールを目指す仲間がいる
一緒に変化を楽しみながら、これからのSun*を作りたい
社会へのインパクトとベンチャーらしさの共存。見えない道を選んでSun*へ
Sun*に入ったきっかけは、ベトナムでのインターンがきっかけです。「せっかくなら海外に行こう、ついでにインターンもしよう」くらいの気持ちで、見つけたSun*ベトナムのハノイオフィスへ飛び込みました。
当時のSun*は「社会へのインパクト」と「ベンチャーらしさ」が共存していました。就職活動の時、社会へのインパクトとベンチャーらしさ、つまり経営層との近さや仕事の幅・裁量の大きさは、トレードオフだと感じていました。会社が大きくなれば影響範囲が広がり世の中に役立っていると感じやすくなる一方で、人が増えて組織が縦割りになり経営層と話したことがないという状態になる。一方スタートアップ企業はニッチな会社も多く、世の中の役に立てる実感を持つのが難しそうだな、と思いました。
Sun*は、代表の泰平さんと毎日話して、週3回くらいメンバーと飲みに行き、手を挙げたらなんでもやらせてもらえるような環境でした。ベンチャーらしさがある一方で、学生でも知っているようなサービスの開発支援も当時からしていました。世の中の役に立っている実感と、スタートアップらしい働きやすさ、両方があることに惹かれましたね。まだ日本オフィスは30人ほどの規模で、決まったキャリアパスのある組織と比べれば、どうなるか分からない環境。自分としては、人生を通してどちらを知りたいかと言えば「見えない方を知りたい」という気持ちでした。
また泰平さんをはじめベトナムメンバーには、一緒に働いていて楽しい人、こうなりたいと思う人が多くいました。PMOをしている西さんと話した時には「この人と一緒に働いたら、いろいろなことを知れそうだ」と感じました。ただ、いざ「Sun*に入りたい」と相談すると、西さんからは「来ないほうがいいよ」と言われてしまって(笑)。 「君は何もないところから学ぶより、少し上の先輩の技を盗んで成長するタイプだと思うけど、今のSun*にはそういう人がいないから」と。そう言われるほど、逆にそこまで相手のことを考えて言ってくれる人がいる会社に行きたいと思い、Sun*への入社を決めました。
多様なクライアント課題の最前線に立つ、Principal Directorの仕事
入社1年目は採用に関わり、2年目からITコンサルティングとProject Manager(PM)を経験しました。その後2023年からPrincipal Director(PD)になりました。営業体制を強化する中で新しい組織が立ち上がり、PMとして進むか、PDになるのか選択肢をもらったんです。当時の会社の課題は顧客との継続的なリレーションを作るところだと考え、そこに貢献したいと思ったのでPDを選びました。
PDの仕事には、大きく3つの要素があると考えています。 一つ目は「新規提案」。クライアントの課題をヒアリングし、解決策となる提案を行います。 二つ目は「伴走」で、受注した案件をしっかりとデリバリーできるようプロセスやコミュニケーションを整えます。 三つ目は「アカウント内の開拓」。既存のお客様に対して、さらにSun*が貢献できる領域を見つけ出します。
Sun*に寄せられる相談は本当に幅が広いです。例えば新規事業に関わる領域では、「新規事業としてこういうサービスを作りたいけど、どうしたら良いか」や、「アセットを活かして課題を解決したいけれど、どんなものを作っていけば良いか?」といったもの。システム開発の領域では、「システム開発に課題があるのでテコ入れして欲しい」といった柔らかい状態の相談から、「エンジニアの人数を増やしたいので、こういうチームを〇人体制で構築したい」という明確なものまであります。
Sun*の強みは、事業の戦略策定からプロダクト開発、そしてリリース後のグロースまで一気通貫でできることです。PDはお客様の課題やフェーズに合わせて、社内のBTC(Business、Technology、Creative)のプロフェッショナルたちを巻き込みながら、提案やデリバリーのチームを組成します。開発であれば、エンジニアを中心にデザインをどう組み合わせるか。事業戦略であれば、ビジネスデザイナーやサービスデザイナー等、それぞれのメンバーの持つ強みも組み合わせて体制を構築して、価値を提供していきます。
「戦略」と「実装」を分断させない。BTCが混ざり合うプロジェクトの現場
例えば、とある老舗のヘルスケア企業からは、紙や電話が中心の既存サービスから、DXによる事業構造の変革を模索する中での相談をいただきました。Sun*はサービスデザインから入り、アセット・競合・市場環境などを洗い出したうえで、具体的なサービスの構想からシステムを作るところまで、一連の流れを支援しました。私は、最初にPMとしてシステム開発の要件定義からリリースまで関わり、今では運用を支援しています。さらにSun*のタレントプラットフォーム事業と連携して、開発チームの内製化(採用)支援も行っています。この案件は、デジタル・クリエイティブスタジオとして持つ要素を最大限に活かしていると思います。
また、とある大手消費財メーカー発スタートアップでの支援事例は、「プロダクトの形はあるけれど、事業をどう伸ばしていくかの検討・設計が足りていない」という状態でスタートしました。まずは事業を考えるBusinessのメンバーが入って、誰に届けるべきかといったターゲット選定や提供価値の定義を行い、そこから方向性に応じたシステムのデザインや開発実装までを支援しました。
他には、大手コンサル企業が新規事業のビジネス戦略支援を行っていたところに、Sun*のTechnologyとCreativeメンバーが入った、という事例もあります。そのコンサル企業ではPoCやMVP開発までしか関わっていないため、開発をスケールするフェーズでSun*に相談をいただきました。事業企画や組織づくりは引き続きコンサル会社が入りつつ、事業の方向性に応じた機能開発、デザインやシステムを作るところをSun*が担った例です。
不確実性を楽しみながら、共に考え、同じゴールを目指す仲間がいる
現場から感じるSun*の強みは、大きく三つあると考えています。一つは、決まっていない中で物事を進めていく姿勢や意思があるところです。新規事業はもちろんシステム開発であっても、あるべき形が定まらないところからサービスアイデアやシステムに落とし込むことができる。自分たちで調べたり仮説を立てたりしながら、不確実性に対処しつつ、楽しんで物事を進めていけるところが強いと思います。
次に、BusinessとTechnologyとCreativeのメンバーが、同じゴールを見て動けるところです。一つの会社でBTCの役割を全て担うことができるので、同じ課題に向き合い、一緒に良いサービスを作るために進めていくことができます。プロジェクト単位なので社内政治も関係ありませんし、お互いにプロフェッショナルの意識があるので、どちらが上というのも無いですね。
そして最後が、ベトナムの開発チームの存在です。 開発会社としては、クライアントに言われたものをその通りに作るというケースも多いと思うのですが、ベトナムメンバーは常に一緒に考えて、時にはクライアントに向けて「こっちの方が良いのではないですか?」と提案もします。 上流工程での検討漏れを指摘してもらって救われたことも幾度となくあります。
組織的にはSun*ベトナムは子会社ですが、感覚としては「たまたまベトナムにいる同じチームのメンバー」という感覚です。スピード感と品質、そして一緒に考える姿勢を持った1,000名規模の開発部隊がいることは、他社には真似できないSun*の武器だと思っています。
一緒に変化を楽しみながら、これからのSun*を作りたい
PDの仕事をしていると、大変なことももちろんあります。特にシビアなのは、人間関係の話とお金の話ですね。お客様の社内調整や予期せぬ方向転換など、進める中でハードルが立ちはだかる時は、気持ち的に大変さを感じます。
でも、そんな大変さも吹き飛ばすほどのやりがいがあります。まず、様々なプロジェクトに関わることができること。共通の課題が見えて次に活かせることもありますし、純粋に世の中の様々なサービスに関われるところに達成感を覚えます。また、20社ほどのクライアントを担当する中で、社内外の魅力的な人々と仕事ができることも意義深いと感じています。特に最近は、プロジェクトを通じて社内のエンジニアやデザイナー等、若手メンバーが成長していく姿を見るのが嬉しいんですよね。「この仕事を受注出来てよかったな」と思える瞬間です。
今後目指したいのは、Sun*という会社をもっと良くしていくこと。漠然としていますが、この会社の魅力をより多くの人に伝え、もっと世の中に価値提供できる会社にしていきたいと考えています。ゆくゆくは経営も担っていけるようになりたいですね。
PDの仕事は、最初から正解が決まっているわけではありません。クライアントの課題や事業、組織、持っている技術などが絡み合う中で、一緒に考えてチームを巻き込んで前に進めていく仕事です。これが面白さでもあり、大変さでもあると思っています。変化を楽しめる人、またBTCのチームで新しいものをつくっていくことに興味のある人には、とても面白い環境だと思います。そんな働き方にワクワクする方と、ぜひ一緒に仕事ができれば嬉しいです。
中島 章吾 / Shogo Nakashima
株式会社SunAsterisk Principal Director
大学院を中退後、ハノイオフィスでのインターンを経てSun*へ新卒入社。採用担当、ITコンサルタント、PMを経験し、2023年よりPrincipal Director(PD)に就任。クライアントの様々な事業課題解決に向けた提案からプロジェクトの並走までをリードしている。