はじめに
2025年10月3日、東京・虎ノ門のニッショーホールにて「第2回 消防設備士サミット2025」が開催されました。
スマテンも出展者として参加し、消防設備業界のDX・未来技術、現場のリアルな声に接しながら、多くの学びと刺激を得る一日となりました。
目次
はじめに
会場の熱気と最新技術が描く未来
セッションで語られた“消防設備の未来”
現場で得た3つの気づき
来場者との対話から見えたリアル
イベント概要
会場の熱気と最新技術が描く未来
会場は朝から熱気に包まれ、多くの来場者がブースを回りながら技術の進化に見入っていました。各企業ブースでは、AIによる自動異常検知、IoTを活用した遠隔点検、ロボットによる自動巡回など、これまでの「点検の常識」を覆す新技術が紹介されていました。
スマテンブースでも、スマテンUPをはじめとする自社サービスを紹介。現場業務の効率化や報告書作成の自動化などに関心を寄せる方々と、多くの意見交換ができました。「DX化を進めたいけど、どこから手をつければいいかわからない」
「技術導入の前に、現場のフロー整理が必要」
といった声も多く、業界全体が“変化の入口”に立っていることを実感しました。
セッションで語られた“消防設備の未来”
メインホールでは、業界の著名人や現役設備士によるセッション・パネルディスカッションが行われました。特に印象的だったのは「10年後の消防設備を考える」セッション。AIやIoTの導入による業務効率化だけでなく、「人と技術がどう共存していくか」というテーマに、多くの参加者が頷いていました。若手・女性設備士によるトークでは、リアルな現場課題やキャリアの悩み、そして未来への希望が語られ、業界の多様性と可能性を感じさせる時間となりました。
現場で得た3つの気づき
- 技術と現場のギャップを埋めることがDXの本質
最新技術が次々と登場する一方で、実際に現場で“どう使うか”というリアリティが問われていました。技術の導入は目的ではなく、課題解決の手段。スマテンとしても「現場で本当に使えるDX」を追求していく必要があります。
- 人のつながりが、業界変革のカギを握る
展示会やセッションを通して感じたのは、技術だけでは変わらない部分があるということ。「人と人の信頼」「現場での共感」が、DX推進の土台になるという実感がありました。
- “スマテンらしさ”で貢献できる領域がある
建物法令点検というフィールドで積み重ねてきた経験は、消防設備業界全体の課題にも通じます。報告書管理や点検プロセスのデジタル化など、スマテンが業界の一端を支える可能性を感じました。
来場者との対話から見えたリアル
ブースではさまざまな立場の方と対話しました。設備士、ビル管理者、行政担当者、学生…立場が違っても、皆が抱えていたのは「もっと安全に・効率的に」という共通の想い。DXはそのための“手段”であり、スマテンが担う役割の大きさを改めて感じました。
今回のサミットを通じて得た学びは、「技術」「現場」「人」の三者をどうつなげるかという視点。DXやAIの導入は進んでいますが、真に意味のある変化を生み出すには、現場理解と業界全体での協働が不可欠です。
スマテンはこれからも、現場の声を起点に、消防設備・法令点検の未来を支えるDXを推進していきます。
イベント概要
第2回 消防設備士サミット2025
日時:2025年10月3日(金)10:00~18:00
会場:ニッショーホール(東京都港区虎ノ門2-9-16)
主催:一般社団法人 全国設備業DX推進会
後援:全国消防機器協会ほか
スマテンは、点検業者様と共に「点検未実施のない世界」を目指し、一つひとつの現場に真摯に向き合っています。「人々の安心と安全を守る、社会的意義のある業界で、成長していきたい」そんな想いを持つ方、ぜひ一緒に働きましょう!