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売り上げ20倍!?業界に変革をもたらす事業展開の実現に向けて視座を高める 【Engineer Unit合同研修 in 鎌倉#1】

こんにちは!スタイルポート採用チームです。

普段はプロダクト開発を行うプロダクトグループと、CGコンテンツ制作を行うモデリンググループとして分かれて業務を行っている2グループが、エンジニアユニットとして1日研修を行いましたので、その様子を前編・後編に分けてお届けします。

Engineer Unit合同研修

研修の趣旨

スタイルポートでは、高度な専門人材としての高い自律性と同時に、他との関係を重視し、より上位の成果を求める行動が求められます。

今回の研修では、特に他との関わりが多く、必然的にミッションの幅が広い方たちを対象とし、グループワークを通じて、EngineerUnitのミッションに即したチームのPurpose(上位概念の存在意義。なぜこのチームは存在するのか?)を考えます。

中核を担い、事業を牽引する皆さんが、自分事として自分の言葉で語れるくらい腹落ちすることを目指し、最終成果物として10月の全社総会での発表を目指します。

研修場所

📍旧村上邸ー鎌倉みらいラボー

研修場所はCTO木村さんが見つけてきてくれました!
鎌倉駅からバスで移動し、バス停から10分ほど住宅街を歩くといきなり現れた立派なお屋敷。素敵な場所でした……🌳
本日はこちらでお世話になります。

35度の猛暑でしたが、最高の天気!!!!

立派な門構えの先には一面緑が生い茂り、そして蝉がずっっっっっっっと鳴いてました。(目と耳、肌で夏を感じました🍉)

🗓️研修スケジュール

午前の部
・プログラム1 - ワークショップ
・プログラム2 - Purpose分科会

午後の部
・プログラム3 : マインドフルネス

これまで、フルリモートで働くエンジニアの為の「コミュニケーション」や「リレーション」に重点を置いた研修は実施したことがありましたが、今回のような「コアメンバーとなるエンジニアの為の研修」は初の試み。

研修内容をご紹介する前に、研修を実施に際し、どのような想いで、どんなテーマで設計をしたのか、エンジニアユニットを束ねる中村さんにインタビューしました。

今回の研修の大きなテーマは「視座を高める」

会社の骨格を担うコアメンバーを育てることが私の大きなミッションでもあります。コアメンバーとなる方々には視座を高めてもらいたい。その為にこの研修を企画し、3つのプログラムを設計しました。
視座を高める」にフォーカスしたプログラム1では、スタイルポートの事業計画を作ってもらいます。これは視座が高くないとできないこと。
多面的・多角的といった視野の広さに加え、経営者としての観点を持ち、俯瞰的に物事を捉えられるようになる為のトレーニングです。具体的に言えば、お客様、エンドユーザー、社内の営業、マーケット全体など、様々な視点でスタイルポートの事業を捉えないと事業計画は立てられません。

今回の研修を通して、見えていなかった部分が見えてくるようになる、そんなきっかけにしてもらいたいと思っています。決まった答えはないので、どんな答えを出すかではなく、課題を通して、これまで見えていなかった世界が見え、視野の広がりが生まれることがゴール。
今回の研修を通して視座を高め、コアメンバーとして「昨日の自分」より高いところから物事を捉え、思考を巡らせられるようになることを期待しています。

エンジニアユニットを束ねる中村さん

プログラム1-ワークショップ

中村さんの熱い想いが込められた最初のワークショップは、事前に準備を要するものだったので、研修の1週間前にお題が共有されました。皆さん事前に調査をし、様々な案を構想してきていました。

あなたがこの部門に責任を持つ部門の長だとしたら?
視座を高め、世界を広げよう。

〜お題〜
スタイルポートの売上20倍のロードマップを考えて下さい

アウトプット
・経営会議で各チームの計画をプレゼンする想定で考えてください
・1年ごとのマイルストンを設定し、売上・利益の根拠を添えてください

やること
・事業計画、市場等の前提条件からどう実現する?を考える
・仮説、前提条件を提示し、採用、原価、売上などシミュレーション

中核を担い、事業を牽引するエンジニアのリーダー達に相応しいお題です。
構想にあたって、事業領域や市場規模、現在のスタイルポートの事業状況などの前提条件も提示されました。

2チームに分かれ、発表準備中のみなさん。

具体的なアウトプットは企業秘密の為、ここでは控えさせていただきますが、事前にしっかりと準備をした上で議論に参加し、チームでよく練られた発表に拍手がおきていました。

(お伝えは出来ませんが、今後の事業展開にご期待ください)
(スタイルポートの皆さんは、全社総会での発表を首を長〜くしてお待ちください)

5年後に向けてワクワクが止まらないワークショップでした。

プロダクトグループのグループマネージャーがみんなのコーヒーを注いでくれました(感謝)

プログラム1の後は、少しだけ休憩を挟み、一息ついたところでプログラム2へ。

プログラム2 - Purpose分科会

このチームはなんのために存在するのか?
どういった価値を見出していくのか?チームのPurposeを考える。
*Purpose…「目的・存在意義」のこと

3つのチームに分かれて分科会を行います。

🌏サービス開発 + AI チーム
🌕制作 + 制作パイプラインチーム
🪐Digital Twin 拡張チーム

まずはチームの存在意義を考え、そこからチームのミッションを明確にし、すべき行動に落とし込む。
それぞれのチームが上位概念に基づき、WHYとHOWについて熱くセッションする時間でした。

実際の各チームのアウトプットをご紹介します。

【サービス開発 + AI チーム】

🌏このチームはなぜ存在するのか?

我々の存在意義は、我々のもつ優れた技術、思想を、具体的なサービスとして世にだすことです。

・顧客に喜ばれる圧倒的な体験
・他社では真似できない高い生産性を実現すること
・目を見張る先端技術の取り入れ

これらを手段として、具体的な収益化を担います。

🌏AIチームを立ち上げた背景
当社はこれまで3DCG技術を基軸として事業を成長させてきました。今後、「ROOV」にAIを組み込むことで、*デジタルツインを飛躍的に進化させることができると考えています。
デジタルツインのよくある誤解として、「より複雑で忠実度の高い仮想表現や没入型のウォークスルー」というものがありますが、これはデジタルツインの視覚的表現といったほんの入口でしかありません。デジタルツインと従来の3Dモデリングの最も大きな違いは、デジタル空間と物理空間との間に現実の情報が流れているかどうかです。
将来のデジタルツインには、現実に存在する大量の情報を扱う必要があり、システムの現在および将来の動作を予測するにはAIの力が必要です。
当社は本格的にAIを活用し、デジタルツインの領域を強化するため「STYLEPORT AI Lab」を立ち上げました。

*デジタルツイン・・・現実の世界から収集した、さまざまなデータを、まるで双子であるかのように、コンピュータ上で再現する技術のこと。

🌏チームで果たすべき目的

・お客様の事業・ビジネスの実現・貢献
・会社に対しての事業収益貢献
・他チームへの貢献

🌏チームとして目指す行動

サービス開発
・サービスの哲学を作り、それをメンバーに浸透
・競合と比較されたときに『本質的な違い』を顧客に伝えられるようになる
・不動産業界のお客様のリテラシーに合わせたユーザー体験の提供
・お客様の利用状況に応じたアダプティブな体験の提供

AI
・社内技報の発行: 再現性があり、他者が追試できるレベル
・特許戦略:半期に特許1件
・R&D推進:先端技術事例の研究開発と社内展開

サービス開発 + AI チーム

【制作 + 制作パイプラインチーム】

🌕このチームはなぜ存在するのか?

・私たちのチームは、ROOV walk を始めとしたVRコンテンツの制作・提供を通じて「空間の選択に伴う後悔をゼロにする」というミッションを直接体現していきます。
・業界のトッププレイヤーとして、圧倒的なスピードとコスト、そして最高品質のVRコンテンツを提供することで「ROOV」のシェアを急速に拡大していきます。
・私たちの生み出したコンテンツを多くの販売現場に届けることで、まだ世の中に存在しない空間への理解力を深めます。検討時間、そしてコミュニケーションエラーからユーザーを解放することで、経済活動をより活発にします。

🌕チームで果たすべき目的

・デジタルツインコンテンツの制作・提供により、販売現場の空間選択に伴う課題が解消されている
・データストックビジネスの活用提案、データプラットフォーム構築のサポート

🌕チームとして目指す行動

「制作」
・画質、再現性、デジタルツインとしてのUXを高めた、最高の3Dコンテンツ体験を提供
・品質を犠牲にせず、コスト・スピードを極限まで圧縮、他社の追随を許さずシェア拡大を続ける

「コンサルティング」
顧客要望の本質を理解して、対応する
・エッジケースへの最適なソリューション提供

制作 + 制作パイプラインチーム

【DigitalTwin 拡張チーム】

🪐このチームはなぜ存在するのか?

ROOV walk によって示されたWebと3Dによる可能性は「空間の選択に伴う後悔をゼロにする」というスタイルポートのミッションに最も直接的に影響を与える要素であり、その実現のためプロダクトや技術の進化・発展は重要であり続けます。
デジタルツイン拡張チームは、その Web × 3D によってもたらされる社会インパクトの創造と事業成長を、会社組織としてより意識的に加速させるために存在します。

🪐チームで果たすべき目的

デジタルツイン実現へ向けた具体的ステップの遂行
3D表現や3Dデータ構造の改修・改善をはじめ、現実世界データとの連動や都市レベルの種々の大規模データとの連携・統合の実現を推進。

・3D(を含む)表現の追求・追究
ROOV walk を最高の3D体験が出来るツールへと昇華。ユーザーの受容する表現(画質や演出)とユーザーの介入できるインタラクションの双方を深めていく。

・Web x 3D のプラットフォーム構築
空間データや関連情報の可搬性・永続性を実現し、サードパーティとのデータ連携やユーザーによるデータ活用参加基盤の整備を通じプラットフォーム化を進める。

・その他 Web x 3D の先端技術の研究、開発、応用

🪐チームとして目指す行動

ビジネスと制作の需要と次のアクションを拾い、使い捨てにならない、長期的な視点で強固な地盤を作成していく
➡️何をしたいか、どうしていきたいかという方針により前段から参画して、計画に参加する。
・スピード・フットワーク:バグ発見や改善提案から、行動へ移すまでが非常に早い
・更新頻度:常によくし続ける

Digital Twin 拡張チーム

視座を高める、チームのPurposeを考える、という2つのプログラムは上位概念ドリブンなスタイルポートならではの研修で、これからもスタイルポートが進化し続ける為の要素が詰まったアウトプットでした。

プログラム1,2の感想

普段の業務とは観点を変えて、調査・思考を行う事は単純に刺激になるし、自分たちで組織や市場の事を考えることで当事者意識が醸成された。

普段では考えない目線から、ROOVひいてはスタイルポートの成長について考えたことで、これまで言葉でしか理解していなかった「上位概念ドリブン」を体感できた。

🍽️おまけ

午前中のプログラムの後は鎌倉の食材を使った、彩り豊かなランチをいただきました。美味しいランチでパワーを充電し、午後の部へ。

午後の部は # 2 にてお届けします!

スタイルポートについて

スタイルポートは「空間の選択に伴う後悔をゼロにする。」をMissionに、「グローバルで利用される3Dコミュニケーションプラットフォーム」をVisionに掲げ、住宅販売の変革を目指し唯一無二の空間コミュニケーションプラットフォーム『ROOV(https://styleport.co.jp/roov/)』を開発、提供しています。

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