システム事業部では、日々の業務に取り組むだけでなく、「もっと良い仕事をするには?」「もっと成長するには?」という視点で学び続けるメンバーが多くいます。
今回は、そんなメンバーが実際に読んで「仕事への向き合い方が変わった」「今でも何度も読み返している」と語るおすすめ書籍をご紹介します。
前編では、【働き方を良くしたい方】と【エンジニアとして成長したい方】に向けた5冊をピックアップしました。
仕事の進め方や考え方、チームとの向き合い方など、職種を問わず活かせるヒントが詰まった一冊ばかりです。今の自分に必要な学びが、きっと見つかるはずです。
1.働き方を良くしたい方へ
『コンサル一年目が学ぶこと』 大石 哲之

コンサル一年目が学ぶこと 新人・就活生からベテラン社員まで一生役立つ究極のベーシックスキル30選
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【推薦】エンジニアリングリード/T.Sさん
新卒1年目時代に、前職の上司から頂いた本です。
タイトルの通り、コンサル企業向けに書かれた書籍ではありますが、社会人の基本姿勢全般に通ずる内容なので、全職種の方に、なるべく早い段階で読むことを勧めしたい本です。
- 相手の期待値を超える(=期待値をコントロールする)
- 7~8割程度の完成度で一度依頼主に共有して方向性を確認する
- 1スライド1メッセージで、的確に要旨を伝える
- 資料は目次から作ることで、話の流れやゴールが明確になり、漏れやダブりもなくなる
などなど、本当にたくさんのことをこの本から教わりました。
もう若手と呼べるような年齢ではなくなってしまいましたが、今でも事あるごとに手に取って、パラパラめくって再確認しています。
『エンジニアリング組織論への招待 ―不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング』 広木 大地

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
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【推薦】AIコンサルタント/H.Hさん
学生時代からお世話になっている先輩(他社のシステムエンジニア)にすすめられて読んだのがきっかけです。
正直、読む前はちょっと難しそうだなと思っていたんですが、実際には「エンジニアとして働いていると出くわすリアルな悩み」が次々と出てきて、
「そうそう、こういうのある…!」と共感しながら読めました。
特に印象的だったのがシステム思考という考え方です。
目の前の問題を、誰か一人のせいとか、表面的な原因で片付けるんじゃなくて、「構造そのもの」や「人と人の関係性」から見直していくという視点。たとえばプロジェクトがうまく回らないとき、個人のスキルじゃなくて、
役割の分担や情報の流れ方に原因があるかもしれない。
そういうふうに「全体を見て考える力」が、エンジニアにもすごく大事だなと気づかされました。
もし今、「技術だけじゃ通用しない場面が増えてきたな」と感じている人がいたら、この本はめちゃくちゃ刺さると思います。
PMを目指している人や、チームで動く仕事が増えてきた若手エンジニアにはぜひ読んでほしい一冊です。
『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』 岩田 松雄

ミッション 私たちは何のために働くのか
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【推薦】フロントエンドエンジニア/T.Nさん
たしか社会人1〜2年目くらいだったと思うんですが、この本を読んで、「自分は何のために働いているんだろう?」って、あらためて考えるきっかけになりました。
著者が日産自動車で勤務していた際、溶接工場で上司からかけられた言葉に、「この工場で価値を生み出しているのは、あの火花が散っている瞬間だけなんだぞ」という印象的な一言がありました。
ビジネスにおいて「火花の散る瞬間」=「本質的な価値を生む瞬間」が重要だという内容です。
スターバックスなら、「コーヒーを笑顔でお客様にお渡しする瞬間」が火花が散る瞬間で、その一瞬のやりとりの中に、企業のブランド価値を高める核心。本当に価値のある仕事があるってことなんです。
それを読んでからは、自分の仕事にとっての「火花の散る瞬間」ってどこだろう?って、意識するようになりました。
目の前のタスクをただこなすだけじゃなくて、「価値を生んでる瞬間」にちゃんと向き合いたい。そんなふうに思えるようになった一冊です。
若手のうちに読んでおくと、働く意味や姿勢を見つめ直すヒントになると思います。
『解像度を上げる』 馬田 隆明

解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法
解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法www.amazon.co.jp
【推薦】バックエンドエンジニア/N.Tさん
なんとなくわかった気になっていた言葉だった「解像度」について、明確にイメージできるようになった本です。
「クライアントの業務や課題を深く理解できるようになりたい」
「ふわっとした考えを、ちゃんと行動に落とし込みたい」
そんなときに、この本で紹介されている「深さ・広さ・構造・時間」の4つの視点がすごく役立ちました。
著者は、「起業のアイデアであっても、1,000時間くらい本気で取り組んでようやく見えてくる」と言っていて、「今まで以上に時間をかけて、地道に取り組まないといけないな」と仕事の姿勢を根本から見直すキッカケになりました。
エンジニアに限らず、課題解決に向き合うすべての人に読んでほしい一冊です!
2.エンジニアとして成長したい方へ
『GitHub CI/CD実践ガイド』 野村 友規

GitHub CI/CD実践ガイド――持続可能なソフトウェア開発を支えるGitHub Actionsの設計と運用 (エンジニア選書)
GitHub CI/CD実践ガイド――持続可能なソフトウェア開発を支えるGitHub Actionsの設計と運用 (エンジニア選書)www.amazon.co.jp
【推薦】バックエンドエンジニア/T.Wさん
この本を読んだきっかけは、セミナーで紹介されていたのと、Xでもよく見かけたので気になって手に取ったことです。
CI/CD*のことはほとんど知らなかったんですが、「CI/CDってそもそも何?」という基礎から、GitHub Actionsの使い方、実際の開発現場での活かし方まで、順を追ってすごく丁寧に説明してくれます。
*CI/CDとは?
CIは「継続的インテグレーション(Continuous Integration)」、CDは「継続的デリバリー/デプロイメント(Continuous Delivery / Deployment)」の略で、開発したコードを自動でテストしたり、本番環境に反映したりする仕組みのことです。
これにより、作業の手間を減らしたり、バグを早く見つけたりできるので、効率よく・安全にサービスを改善し続けることができます。
読んだあとには、業務で「これ自動化できるじゃん!」って思える場面がすぐに出てきて、実際に役立ちました。
まだCI/CDをよく知らない人や、ちょっと興味あるけど手を出せてない人にこそ、ぜひ読んでみてほしいです。特にバックエンドエンジニアやSREを目指している人にはおすすめです!
前編では、「働き方」と「エンジニアとしての成長」をテーマにした書籍をご紹介しました。
後編では、【デザインの考え方を深めたい方】におすすめの本や、キャリアや人生と向き合うきっかけになる書籍をご紹介します。
仕事のスキルだけではなく、「どんな価値を届けたいのか」「どんな自分でありたいのか」を考えるヒントになる一冊に出会えるかもしれません。ぜひ後編もご覧ください。
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