「実は、AI戦略室ができる前から動き始めていたんです。」
そう笑顔で話すのは、AI戦略室 室長の樋口 陽之さん。
2025年6月に正式に立ち上がったAI戦略室は、スタイル・エッジの中でも“まだ誰も歩いたことのない領域”に挑む新しい部署です。
クライアント支援の現場を熟知した樋口さんが、なぜAIの最前線に飛び込み、この部署を率いることになったのか・・
今回は、立ち上げの裏側と、彼が描く「AIと人の共創による価値創造」の未来を伺いました!
【導入/背景】
Q. AI戦略室の背景から教えてください。どういう経緯で立ち上がったのですか?
A. 正直、動き自体は先に走ってました。設立は2025年の6月なんですけど、僕がAI戦略室に合流したのは5月の第2週。ふたを開けたら、もう島田さん(代表取締役)三ヶ㞍さん(副社長)あたりが動いていて、弊社クライアント向けの研修セッティングまで終わっていました。すでに案件が走っている状態で「動きは作った、あとは詳細よろしく」っていう立ち上げでした。
決断はほぼ即日です。お話をいただいてから1日で「やります」と。取締役会の正式承認は確かその1週間後くらい。超特急でしたね(笑)
【立ち上げ直後の動き】
Q. 当時、既存の業務もあったかと思いますがどう並行して進めていきましたか?
A. はい。私が新卒から所属をしてきたシステム事業部の新卒研修長として4〜6月の研修もやっていました。クライマックス直前で引き継ぎをシステム側にお願いしつつ、AI戦略室としてのミッション・ビジョン・バリュー(MVV)策定や情報のキャッチアップを一気にやって、なんとか6月に動き始めた、という流れです。
【MVVの決め方】
Q. MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)はどのように固めたのですか?
A. 最初のキックオフで、島田さん・三ヶ㞍さんに「なぜAI戦略室を作るのか」という想いを伺いました。
僕はコーポレートエンジニア/セキュリティエンジニアとしてクライアント支援をやってきて、「現場をどう変えるか」の勘どころがある。島田さんの想いと自分のスタンス、この2つを土台にAIに草案を起こさせ手直しを行い、それを島田さんに見せたら「いいね、それでいこう」と、その場でほぼ確定しました。組織図も仮で描いて認識合わせして、6月に向けて承認まで持っていった感じですね。
【「最先端」を担ううえで大切にしていること】
Q. 室長として、日々大切にしている行動・考え方はありますか?
A. 一つ目は「徹底的な情報キャッチアップ」。要は誰より勉強することです。AIを仕事にしている人は20代〜30代前半が多く、彼らは新しいものを速く学んで、速く手を動かす世界で戦っています。そこに勝つには、圧倒的なインプットと行動が大切だと考えています。
二つ目は「現場に落とし込む実行力」。良い提案で終わりでは意味がありません。現場が変わるところまで見届ける、それがコンサルの本質だと思ってます。移動時間も含めてずっと考え、思いついたら即メモ。構想を描くのを止めないことを意識しています。
AI戦略室が“スピード感と意志”で誕生した背景を描く前編。
後編では、室長・樋口さんのキャリア観や求める人物像、
そして「AI時代の本物のプロ」とは何かを深掘りします!
後編は11/5㈬に更新されます!
AI戦略室がどのような想いで立ち上がったのか──
その裏側を追ったドキュメンタリー動画はこちらからご覧いただけます!
🎥 【20代責任者】社運をかけたAI戦略室の立ち上げと任命の瞬間に密着しました!