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ショート動画市場は、現在TikTok、Instagram リール、YouTube ショートが熾烈な競争を繰り広げています。しかしショート動画といっても、それぞれのプラットフォームはアルゴリズムの設計が異なるため、同じ動画でもパフォーマンスに大きな違いが出ることがあります。
例えば、TikTokでバズったものが、インスタでは全然ダメ…。や、クライアントに「インスタではアップしたくない」と言われた…など良く聞く話です。
ここでは、各プラットフォームのアルゴリズムの特性を比較し、マーケティング戦略のポイントを解説しますので是非ご参考に。
1. TikTokのアルゴリズム:0からバズを生む最強のレコメンド機能
TikTokのお家芸でもある「おすすめ」フィードは、ユーザーの行動データに基づいて個別最適化されます。この個別最適化する機能こそが1日のアプリ平均使用時間80分と言われるファンを生み出す元でもありました。(※)
※studio15調べ
アルゴリズムの特徴
・評価基準:視聴時間、繰り返し再生、コメント、いいね、シェアなど。
・新規アカウントでもバズる可能性:フォロワーが少なくても「質の良い動画」は広範囲にリーチされる。
・コンテンツの多様性:ユーザーの嗜好に基づいてフィードが編成され、視聴ジャンルを広げるよう促される。
メリットは?
・投稿直後でもバイラルバズを起こせる可能性が高い。
・視聴者層が多様なため、新しいファンを獲得しやすい。
デメリットは?
・投稿後の初動が遅い場合、拡散されず埋もれるリスクがある。
・投稿の一貫性が重要で、全体的なテーマがぶれているアカウントは評価されにくい。
・AIによる投稿の管理が結構厳しい(いわゆるバンされます)
2. Instagram リールのアルゴリズム:既存フォロワーを活かした広がり
Instagram リールのアルゴリズムは、従来のInstagramフィードやストーリーズのフォロワー基盤を活かしつつ、発見タブで新規視聴者にリーチできる仕組みを採用しています。
これまでInstagramを継続的にやってきた方にはメリットが多いです。
リールの投稿はフィードには非表示もできますが、基本は表示させるため、動画の流用をする場合はアカウントのトンマナへの配慮が必須です!
アルゴリズムの特徴
・評価基準:エンゲージメント(いいね、コメント、シェア)、保存数、完視聴率が重要。
・フォロワーとの親和性:既存のフォロワーにまず表示され、その後非フォロワーにも拡散されるため、再生数のばらつきはTikTokよりも遥かに少ない(安定感ある)。
・フィードとの一体化:リールはInstagram全体のビジュアルの一部として馴染むよう設計されている。(その分、動画もデザイン性が必要)
メリットは?
・既存フォロワーへのリーチが優れ、ブランドファンとの関係を強化しやすい。
・ショッピング機能との連携により、直接的なEC導線が構築できる。
デメリットは?
・新規ユーザーへの爆発的な拡散は、TikTokに比べ難しい。
・フィード全体の統一感を保つ必要があるため、自由度が低くなる場合がある。
3. YouTube ショートのアルゴリズム:YouTube全体のエコシステムを活用
YouTube ショートは、YouTubeの長尺動画や視聴履歴をもとにリコメンドされるため、既存のYouTube視聴者との親和性が高い媒体です。YouTube運用している方にはメリットが多いですが、ショート単体で攻略するのは結構難しいと思います。
アルゴリズムの特徴
・評価基準:視聴時間、クリック率、コメント、登録者増加がポイント。
・再生履歴との関連:長尺動画の視聴履歴に基づいて、関連する短尺動画を提案。
・動画内CTAの効果:ショート動画からメインチャンネルへの誘導がしやすい。
メリットは?
・チャンネル全体のエコシステムを活用して、長尺動画と短尺動画の相互送客が可能。
・SNS利用者が最も多いため、幅広い年齢層にリーチできる。
デメリットは?
・ショートのみで新規フォロワーを増やすのには時間がかかる。(studio15のクリエイターでもショート単体では苦戦している人が多いですね)
・短尺動画だけだとブランドストーリーが断片的になる恐れがある。
まとめ
TikTokは「拡散力」、リールは「既存ファンのエンゲージメント維持」、ショートは「チャンネル全体の成長」に効果的です。
ただ0からスタートするのにリール、ショートは難しさもあるので、動画戦略を軸に横展開して提案するのがいいと思います。
ターゲットや目的に合わせてこれらの特性を活かし、次回の提案やコンテンツ制作に役立ててください。
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