- SNS/ECマーケティング
- ショート動画制作
- TikTok広告運用担当
- Other occupations (48)
- Development
-
Business
- SNS/ECマーケティング
- TikTok Shop
- ECコンサル
- ディレクター
- キャスティング
- ショートドラマのPM/進行管理
- メディア
- バックオフィス
- BtoBセールス/プランナー
- Sales / Business Development
- セールスイネーブルメント
- セールス/プランナー統括候補
- SNS広告営業
- インフルエンサーマーケティング
- SNS×EC×アフィリエイト
- インターン×インフルエンサー
- インフルエンサー事務所
- SNSマーケター(未経験OK)
- SNS広告営業|業界未経験OK
- セールス/プランナー
- キャスティング・ディレクション
- SNS×新規事業
- SNS×広告運用
- クリエイターマネジメント
- SNSマーケター/コンサル
- インフルエンサー営業
- SNS×アフィリエイト
- ライブ配信
- 芸能事務所
- BtoBマーケティング
- マーケティング
- 企業広報/採用広報
- プロダクション
- Writer
- Other
現役ギャル男マーケター。Z世代の「平成レトロ」を斬る
平成7年生まれ、studio15広報/マーケティング担当の吉田です!
TikTokを中心にショートドラマ領域でバズを連発してきたstudio15。そのなかでも、特に異彩を放つ企画のひとつが、2025年夏に公開されたWOWOW様との共同ショートドラマアカウント『平成みたいだ』。
Z世代が創った「平成レトロ」作品として話題を呼び、公開わずか20日でフォロワー1万人を突破。総再生数480万回を記録しています。
しかし、そこに物申すある一人の人物が!
さて、今回お話を伺ったのは、私と同じ部署のstudio15のマーケター・阿部さん。
なんとあのGoogle社にて広告営業を経験し、同社メンバーが独立した企業に誘われ転職。その企業は今や東証プライム企業に!その後、2025年にstudio15にジョイン。
そんな阿部さんは元(と言うよりも今も現役の)ギャル男!
福岡でV系に染まり、上京後はギャル男文化に浸り、まさに平成レトロではなく、“平成”そのものの体現者です。平成とZ世代の“交差点”に立つ、ひとりのマーケターの言葉をお届けします。
バンドで上京、コンビニバイト・・・足立区でギャル男と出会って人生が変わった
studio15 社長室 兼 セールス 阿部
──まず、簡単に自己紹介をお願いします。
阿部 (以下、阿部 孝裕):
studio15社長室 マーケティング/広報担当 兼 セールスの阿部です。studio15はTikTokを中心としたSNSマーケティング支援の会社でクライアントが多数いますが、私にとってクライアントは自社といえます。いわゆるtoBマーケターというやつで、社内の要望を聞き入れつつ資料やHPコンテンツの作成、セミナーの企画・運営・登壇などをメインで行っています。
高校卒業後は福岡の音響機材の専門学校に通っていました。楽器が全く弾けなかったので裏方を選んだのですが、入学早々バンドに誘われ、キーボードを買って作曲をしていました。
『猫ふんじゃった』も弾けないのに、オリジナル曲を作り演奏していました(笑)。最初からコピーではなくオリジナルだったので逆にいけたと言う感じですね。
1番右端がV系時代の阿部
そのあとは「ギターの方がカッコよくね?」と思い、ギター担当になって、バンド結成から1年経った2001年ごろからはいわゆるV系として化粧をしてバンドしてました。
ちなみにGLAYさんやL'Arc〜en〜Cielさんもインディーズの頃はしっかりメイクし、ヘアセットも激しめだったんですよ。でもメジャーデビュー後は少しずつ化粧が薄くなり、楽曲もわかりやすくなり大衆を巻き込んでヒットした結果大きなムーブメントが起きました。・・・とか言って、ファンの方、関係者の方、認識間違っていたら本当に申し訳ありません!
当時の髪の毛も原色の赤とか紫とか。「それがかっこいい」と思ってますし、まさに“平成”的な感覚かもしれません。
──そこから東京へ?
阿部:
はい、元々25歳までに人気が出なければバンドは諦めると考えていたのですが、福岡で多少知名度が上がってきたところで、「このタイミングしかない」と思いメンバーを説得しました。
とはいえ、東京でバンドだけで食べていけるわけではなかったので、日雇いやコンビニでバイトをしながら同じバンドのドラマーと同居していました。ドラマーの子は一気に稼ぐためにホストになったのですが、全くダメでした。色々大変だったなー。
でも全国ツアーとかもやってました。
バンドマン時代の阿部
当時はガラケー文化でSNSもなく、主な情報取得手段はテレビか雑誌だったせいか、福岡には「ギャル」はいても、「ギャル男」はいなくて、東京に来て「ギャル男」って文化を知ったんです。
上京してすぐは足立区でコンビニバイトしてたんですけど地元の民たちに「ギャル男だ!ギャル男だ!」と言われて「なんだそれ・・・・?」ってなってたんですけど。
あるとき、新人バイトでギャル男が入ってきて、衝撃でした。リアルギャル男と初対面ですね。そいつと仲良くなって渋谷に繰り出すようになって・・・今、数十年経ち、渋谷にあるstudio15で働いていて縁を感じますね。
渋谷ギャル男時代の阿部
地肌が黒いのがコンプレックスだったんですが、ギャル男の文化ではそれが“カッコいい”とされていた。それがすごく新鮮で、そこから自分も徐々にファッションや髪型、ギャル男カルチャーにのめり込んでいきました。
──まさに、平成の空気ですね。
阿部:
当時の渋谷は、汚かったけどキラキラして見えました。今の渋谷には無い“勢い”がありましたね。
当時は今はなき109メンズ(元マグネットバイ渋谷109)で服買って、時代的にはワックス全盛期だったんですけど、私へたれ毛の天パなんでアイロンでストレートにして、スプレーで髪立てて、チェーン付きの長財布を腰から下げて(笑)。
ちなみに財布はその頃のヴィトンのダミエで、スプレーは当時と同じケープのスーパーハード。その前に福岡にいた時は「ダイエースプレー」使ってました。
ダイエースプレー、V系御用達だったんですけど・・・知ってます?笑
Googleのオフィスでも「ムートンブーツのギャル男」と言われた
──その後、広告業界に入られたと。
阿部:
最初は派遣のテレアポからでした。正直、「社員になれるなら何でもやる」って感じで(笑)。そこから営業職を経て、Googleで広告領域に本格的に携わるようになりました。
入社すぐの頃は入口のドア近くに席があって、テレアポしているのがよく聞こえたらしく、社内では「ムートンブーツ履いた、めちゃくちゃ物腰柔らかなギャル男がいる」って言われてたらしいです(笑)。
Google営業時代の阿部
対面営業になってからは、もちろんギャル男感を抑えた髪色にしてたんですけど、私、顔が怖いので、そう思われないように、てか怖くないんですけど、スーツにネクタイして必要以上に丁寧な感じに対応してました。
でも、そういう“キャラ”が社内外でも案外覚えてもらえたりして、結果的にはプラスでしたね。
「下を向く」じゃなくて、「前を向いてた感覚」だった平成
──いま、「平成レトロ」がZ世代の間で流行しています。どう見えていますか?
阿部:とても嬉しいです。
でも、自分の感覚としては“懐かしい”というわけではなく、あの時のスタイルを維持してただけなのに勝手に時代が迎合してくれてて、ありがたいという気持ちです。
私が子供の頃は「昭和レトロ」の時代だったんですよ。「ビートルズ」「吉田拓郎」古いけどいいやんって思ってた。
でも今や、「ORANGE RANGE」がレトロ。え?って感じで困惑はしてます。
──『平成みたいだ』は、Z世代がつくった“平成みたい”なドラマでした。どんな感想を持ちましたか?
阿部:コンテンツや展開として令和からすると“わざとらしさ”を感じますが、それが逆にリアルなんですよ。平成のドラマって、カッコつけてるキャラが多くて、それがむしろ魅力だったりして。
今のドラマって自然な演技を意識しすぎている気がしていて、インパクトに欠ける気もしており。
『ごくせん』とか『イケパラ』の登場人物って、ちょっと過剰なぐらいキャラが立っていて、「そんなやついるか?」って思いつつ、やっぱり見ちゃう。
『平成みたいだ』もあえてそういう風に作っているそうですが、そういう“嘘っぽさ”が逆に本物っぽくて、懐かしいなって思いました。平成を現役で知る世代こそ、ぜひ見てほしいショートドラマになっています。
個人的には、Sadsがテーマ曲をやってたI.W.G.P.の要素が今後入ってくることに期待しています。
平成レトロは、マーケティングとしても可能性がある
──現役の平成世代にとって「平成」アイテムとは?
阿部:
ガラケー、プリクラ、スプレー、写ルンです、現金…とかですかね。あとは最近流行っているピクセルアートとか、私的には非常に懐かしさを感じます。
平成ってガラケー片手に現金持って、いつも前を向いて歩いてた時代だったんです。
今のスマホ時代って、どうしても下を向くことが多いじゃないですか。スマホ利用者行動調査によると20代以下の女性4割以上が1日6時間スマホ使ってるらしいです。平成って、もっと不器用だけど勢いがあって、どこか突き抜けてたと思うんです。そして、視線もコンテンツも前向きだった。コミュニケーションも電話が多かったですし。当時はダサいなと思ってたんですけど、学ランって今見ると“エモい”ですよね。当時は圧倒的ブレザー派、ブレザー神だったんですけど、今見ると学ランもいいな。
あとはギャル男界隈で言うと「アメカジ」とかですかね。
──マーケターとして、“平成レトロ”をどう活かせると思いますか?
阿部:
平成というテーマって、“懐かしさ”だけじゃなく、“前向きさ”を演出できるんですよ。真っ直ぐな友情とか、不器用だけど熱いキャラとか、いまのコンテンツにはあまりない要素です。
TikTokって、感情の瞬間風速が大事なので、そういう“熱さ”や“ギャップ”って意外と効くんです。あと、Z世代って感性が鋭いので、ちょっとしたディティールもちゃんと拾ってくれる。だからこそ、平成という素材を丁寧に調理すれば、懐古的なだけではなく、すごく有効なマーケティング文脈になると思います。
ちなみに勘違いされがちですけど当時のギャル男は良い人が多かったです。ヤンキーやチーマーのイメージがあると思うんですけど、温かいというか。
──そういえば、平成ブームについて物申したいことがあるとか
Google(六本木ヒルズ入居時)の阿部
阿部:
平成の話で「パラパラ」とかもよく出てくると思うんですけど、実はパラパラって3種類くらいあるんですよ。「パラパラ」は2000年ごろの話で、そこから派生して「テクパラ」「トラパラ」とか他の種類があって。
私2005年に東京行ったので逆に「パラパラ」の時代知らないんですけど、そもそもパラパラは踊りのジャンルで楽曲はユーロビートと言って・・・(以下長いので割愛)
最後に、“あの時の平成”を知らない若者たちへ
──今後、平成レトロに関わっていきたい人や、マーケターを目指す人たちへメッセージをお願いします。
阿部:
「過去を振り返る」んじゃなくて、「あの時代の前向きさを、今に持ってくる」っていう感覚が大事だと思います。
平成の空気感って、突き抜けてるところもあって、それが今の時代にはちょっと足りないなと感じることもあります。だからこそ、平成レトロというテーマを通して、また“前を向ける”ようなコンテンツが作れたら面白いと思いますし、それをZ世代と一緒に作っていけたら最高ですね。
◾️平成レトロテーマのショートドラマ「平成みたいだ」は下記から視聴可能
・配信プラットフォーム:TikTok、Instagram、YouTube、X、LINE VOOM
・投稿アカウント:
<TikTok>
https://www.tiktok.com/@heisei.mitaida
<Instagram>
https://www.instagram.com/heiseimitaida/
<YouTube>https://www.youtube.com/channel/UCBlxcyROZM4m3p0vVh8QJ8w
<X>
https://x.com/heiseimitaida
<LINE VOOM>
https://page.line.me/686apyfr
キャスティング/クリエイターサクセスに興味のある方へ
studio15では、出演者やクリエイター、映像ディレクター、プロジェクトマネージャーなど、幅広い役割で新たな才能を求めています。経験者はもちろん、情熱を持って挑戦したいという意欲ある方のご応募も歓迎します。
特に今、インフルエンサー/クリエイタータイアップなどのキャスティングを担当するクリエイターサクセスチームを積極採用中!
たとえば、現プロデューサーの遠山も、元はマネジメント経験を活かしてこのチームにジョイン。所属クリエイターの管理から、企業への企画・提案、キャスティングまで幅広く携わり、今では第一線で活躍しています。
キャリアの幅を広げたい方にとって、大きく成長できる環境です。
さあ、あなたのクリエイティブな力で、新しいエンターテインメントの形を共に作り上げましょう。
興味のある方は、ぜひ応募フォームからお問い合わせください!
応募フォーム(クリエイターサクセス):https://www.wantedly.com/projects/2089657
クリエイターサクセスチームへのインタビュー記事:https://www.wantedly.com/companies/studio15/post_articles/945487
クリエイターサクセスチームの働き方動画:https://www.youtube.com/watch?v=fWlgnBzBvps&list=PLIwR-DuuFRYqu9DxOZmE5t7ECc--xhsNn&index=4&t=145s
会社ページ(wantedly):https://www.wantedly.com/companies/studio15
<studio15事業概要>
TikTokを中心としたショートムービー(短尺動画)領域で広告代理店事業・プロダクション(事務所)事業を展開。2019年設立、所属クリエイターは300組、総フォロワー数は約1.4億人。これまでに美容・コスメ、ファッション、食品など300社超のTikTokプロモーションを支援。自社ショートドラマ「ドラマみたいだ」は累計4億回再生を記録するなど、Z世代に刺さるコンテンツ制作も得意としています。
また、TikTok Shopの公式パートナープログラムにおいて、「TikTok Shop Partner(TSP)」、「TikTok Affiliate Partner(TAP)」、そして「Creator Agency Partner(CAP)」の3種に認定されています。
■studio15では課金型ショートドラマにも注力
・200万DLのショートドラマアプリ「BUMP」で『あなたのことが死ぬほど嫌いです』がランキング1位を獲得:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000043271.html
・ショートドラマシナリオ甲子園 大賞受賞作『マタニティリベンジ-今からあなたに復讐します-』、2/12配信開始:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000043271.html
・4億再生以上のショートドラマを制作するstudio15と180万超の原作数を誇るindent初の共同制作プロジェクト第1弾が公開:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000043271.html
TikTok Media Buying Professional取得済み
TikTok製品に精通した専門家に与えられる、TikTokメディアバイイング認定資格「Media Buying Professional」を、10名以上のメンバーが取得済み。TikTok運用に不可欠な専門知識を備え、成果に直結する提案・支援を行っています。
■studio15会社概要
所在地:〒150-6221 東京都渋谷区桜丘町 1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー21階
設立:2019年1月23日
代表者:代表取締役 岩佐 琢磨
親会社:株式会社セレス(東証プライム市場上場:3696)
Wantedly:https://www.wantedly.com/companies/company_1490059
Instagram:https://www.instagram.com/studio15inc/
TikTok:https://www.tiktok.com/@studio15.inc
X:https://twitter.com/studio15inc
podcast番組『SNSクリエイターズ』:https://podcastranking.jp/1737166286
ドラマみたいだTikTok:https://www.tiktok.com/@doramamitaida01
ドラマみたいだYouTube:https://www.youtube.com/@doramamitaida