こんにちは。スパイスボックス採用広報担当の降旗です。
2019年春に入社したスパイスボックス新入社員の1人、渡部友理がどんな学生時代を過ごし、なぜスパイスボックスで働くことになったのかをご紹介します。
【名 前】 渡部 友理
【出 身】 福岡県、日本大学芸術学部
【趣 味】 映画、ドラマを観ること
映画の制作に魅力を感じた学生時代
生まれてからずっと転勤族の生活だったためか、承認欲求が人一倍強く、学校行事などで率先して前に出ていく人間に育ちました。人前に出たいという意欲から、高校の文化祭で演劇の監督をすることになり、その時感じた、周りと一つのものを作り上げることの達成感が忘れられず、映画も大好きだったことから、大学は映像制作を学べる学部に進学しました。大学2年生の時に、自殺防止活動を追ったドキュメンタリー映画を制作したことがきっかけで「人の想いを形にして、多くの人に知ってもらうためのコンテンツを作ること」にとても魅力を感じます。活動している方の“どうしてこの活動を始めたのか”という原動力を通じて、自殺まで考える人が救われる理由が分かった気がしました。また同時に、取材をした自分が心を動かされたように「観た人も同じ気持ちになったら、そんな力が自分にあったら」と思うようになりました。
※東尋坊で自殺防止活動をしている方を撮影しドキュメンタリー映画を制作しました。
伝えることの難しさを知った経験
卒業制作では、地域のロケーションサービスの方々にご協力頂きながら劇映画を監督しました。テーマも何もなく、自分が撮りたいものを撮る状況で、初めは既視感のあるような脚本しか書けずに悩みました。でも自分が好きな映画や本から、なぜそれが好きなのか、なぜ心が動かされるのかを考え最終的に、自分が撮りたいものを撮ろう!と思い、やりたかったことを全て詰め込んだ作品を撮ることが出来ました。
とことん考え抜いた作品だったので、後悔はありません。ただ観た人が共感する、楽しんで観てもらう作品を作ることの難しさを体験した作品でした。自分が伝えたいことを伝えることがこんなにも難しくて、ハードルが高いなんて。だからこそ広告ってすごいなと思いました。
※卒業制作撮影の様子
伝えるために必要なこと、その力を身につけるために
そんな思いもあり、就職活動は広告業界に絞って、映像に関わる仕事が出来る会社を受けていました。ですが今の時代、企業の思いや商品をどうやったら届けることが出来るのだろうと。自分自身も生活の中で広告を見ることが減ってきている事実を感じ、今思えば疑問を持ちながらも淡々と就職活動をこなしながら日々を消化していたと思います。
そんな中で出会ったのがスパイスボックス でした。
伝えるために必要な「共感」という感情を、ソーシャルから生活者のインサイトを読み解いて、提供することが出来ること、そこにロジックがちゃんとあること、にとても魅力を感じました。そして自分もこの会社なら広告を通じて、「何かを伝える力」を身につけることが出来るのではないかと思い、入社を決めました。就職活動をする上で、会社を選ぶ軸は人それぞれ違うと思います。私の場合は、今まで自分が何をした時に一番心が動かされたか、これからどんなことだったら熱意を持って打ち込めるか、を考え抜いて決めました。その軸をたくさん持っている人や、あまり持っていない人、色々な方がいるかもしれませんが、最後まで考え抜いて良かったなと、私はスパイスボックスに入った今、思っています。