【制度】幹部社員を決めるのは"全社員の総選挙" | 制度・文化
今回は、スピードリンクジャパンの ユニークな幹部社員の決め方 について紹介します!そもそも幹部社員とは?スピードリンクジャパンには、課長や部長などの役職がありません。その代わりに、幹部社員が10...
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こんにちは!エンジニアの堀口です!
今回はスピードリンクジャパンに中途未経験で入社した武井さんにインタビューしました✨
武井さんはエンジニア5年目です🧑💻
自社ではバロックワークス8位の幹部社員です!
※バロックワークスについては、こちらをご覧ください。
前職は、印刷系のメーカーで営業の仕事をしていました。
新卒の時に第一希望で入社した会社でしたが、環境に配慮する風潮の中で、自分が定年する頃まで紙の業界が盛り上がっているのか不安がありました。
将来を考え、手に職をつけたいと考えていました。学生時代にパソコンを触った経験で苦手意識なかったので、パソコンを触れる仕事ならなんでもいいや!といった感じでエンジニア職で転職活動を始めました。
面談に出てくる人の印象が良かったです。
これまでの仕事の経験で「仕事内容の好き嫌いより、働く人が良ければ続けられる」という感覚がありました。
面接はカジュアル面談を含めて3回あり、選考の中で役員や人事、営業など計5人の社員と話しました。様々な部門の社員と話してみて、スピードリンクジャパンでもうまく働けるのでは?と自然と思いました。
経歴としてはこんな感じです!
研修 :社内IT研修(2ヶ月)
案件1:組み込み系テスト(3ヶ月)
案件2:サーバー運用・保守(1年5ヶ月)
案件3:ネットワーク運用・監視(1年3ヶ月)
案件4:サーバー運用・保守・ansibleを使用した構築自動化(1年5ヶ月)
案件5:サーバー運用・保守・zabbixを使用した監視設計(1年)
案件6:サーバー・ネットワーク運用保守チームの立ち上げ(2022年12月〜)
最初の業務では、特に詰まることはなかったです。
実は炎上案件でしたが、モチベーションが高い他のメンバーと一緒に作業し、遅延を取り戻し、進捗あげていくことを楽しめました。
〜 技術の悩み 〜
2つ目の案件以降は、正直とても苦労することが増えました。
専門的なことが初めての業務だったので、お客様先での会話が分からない!システムの構成図やプロジェクトの内部資料の読み方が分からない!読んでも分からない!!!!
初っ端から、とにかく分からないことが多かったです。でもチームの人が、自分1人でも作業しやすいように細かくタスクを分解してくれたから、手は動かせる状態でした。
でも、自分が全体の中でどんな役割の仕事をしているのか分からず、不安だし、面白みも分からなかったです。自分が間違えた時の影響先が分からなくて、常に不安でした。
当時は、会議に出ても、分からない言葉が多くて、ぼーっとしていましたね...
頑張ってみようと思って、分からないことを1つ調べると、その説明文に分からない単語が10個出てくるような感じ。これが毎日続くので大変でした。
1年もやっていないのに、それで転職するのも...と思い、辛抱しました。
〜 チーム移動 〜
同じお客様先にいる時に、別のチームに移動しました。転機になるかとおもいきや、こちらの方が意味が分からない。
以前より、様々な業務にチャレンジさせてくれるとても良い環境でしたが、自分のキャパシティが無いので、もらえる仕事が何もなくて嫌でした。
この時期は、もう辞めたい...と苦悩の日々でした。
〜 人間関係の悩み 〜
実はこの時期、人間関係で悩みもしました。
前職の営業職では人とのコミュニケーションで悩むことがあり、それの転職した理由の一つでした。
エンジニアならパソコンを触っている時間が多いから、むしろ人と関わらず働けそう、と転職当時は楽観的でしたが、そんなことはなったです。
営業の時は苦手なお客様がいても、1日に関わる時間がそれほど長くなかったですが、エンジニアの場合、チーム内で苦手な人ができると関わる時間長くなるから、大変。
仕事も分からないし、チームで苦手な人とペアになってしまい...
声をかけにくいし、説明をしていただいても理解できず、分からない顔すると、仕事を巻き取られちゃう。
そんな感じで、どの方向に転んでも嫌でした😓
そんな中でも、チームの他のメンバーに質問できたり、この悩みについて話を聞いてくれる人はいました。
〜 技術 〜
完全に理解できず、なんとなくスッキリしなくても、5割理解したらOKといった感じで、こだわり過ぎず手を動かすようにしました。
作業の影響が大きいものはもちろん別です。この場合は、理解できるよう努めました。
このくらいの時期から、完全な知識理解にこだわってもいいけど、それだと業務のペース遅れるということが分かってきました。
分からないことがあっても、業務をしている間に、スッと理解できる瞬間がくることが増えました✨
2年間くらいエンジニアをやっていると、今は分からなくても分かる瞬間が来ることはあるので、その瞬間を待てるようなりました。以前よりは自信が持てるようになったし、楽観的にもなりました。
〜 人間関係 〜
人間関係で悩むことは発生する、前職の退職理由のひとつでもあるので、ここは腹はくくれました。
「結局どの仕事でも嫌な人はいるから、ここで対処法を得ないと一生しんどい」と思うようになりました。
とはいえ、苦手な人と毎日仕事をするのもしんどいので、社内の先輩に相談はしていました。
入社してから、社内の先輩・現場の先輩どちらとも積極的に関係作っていたことがプラスに働いたと思います。
嫌な人と100%離れることはできないので、その分信頼できる人をつくって、そこで安定を図るようにしています。
〜 技術オタクと比べていた時期について 〜
エンジニアの中には、技術がものすごく好きで、どんどんできるようになる人もいます。
同じ勉強をしていても、そんな人たちは、楽しい、おもしろい、とどんどん身に付く...
これがとても羨ましくて、ずるいとも思いました。
最近は、自分はお客様先で働く時に、お金や売上の方面から技術のことを考えるのが楽しいです。
この技術を扱えたら、もっとできることが増えて売り上げが立つな〜とか。
技術も大事ですが、チームをコントロールできる力があることで、 扱えるお金は大きくなると思っています。
最近は、ちょっと楽しいです。ここ半年とか1年くらいで楽しいと思うようになってきました。
今までは、つらい9:楽しい1 くらい。
技術に対しての興味を持てなかったので、楽しいと思えない時間が多かったです。
ちなみに楽しいと思える1割は、「分からない」から「分かる」ようになったり、できたことをリーダーが褒めてくれた時に感じていました。
今は、つらい7:楽しい3 くらいですね。
なんとなく知識が増えてきて、自分でも技術の話ができるようになったからかなと思います。
今は、エンジニアとして5年間さまよった甲斐はあったかな...と思っています。
ようやく、自分がやりたいことが見えてきました!
これまでは、技術に対して面白いと思っている人の話していることは共感できなかったですが、
チーム体制とか、売上に貢献できるという意味で、案件自体や技術にも興味を持つようになってきました。
お客様先はもちろんですが、自社の人にもメリットがある、売り上げも上がるな〜と考えている時間が楽しいです。
お客様先の上司と飲んで、話した時に、今流行りのサービスや単価UPに役立つ資格を教えてくれたことがきっかけで、技術に興味を持てました。
チームで売上立てれば、もっとこんなことができるようになる と考えられるようになった今は、楽しいです。
働きやすさ。
ここ数年は、コロナの影響もあったけれど、安定して働けています。
自分が働く上で大事にしたいのは、「安定」です。
安定して働いて、空いた時間に好きなことができたらいいな といつも思っています。
リモートワークもできますし、時間あたりのお金をあげて、空いた時間に自分の好きなことについてブログを書いたり...できたらいいですよね。
自分は、best より better を選んで仕事をしています。
好きじゃなくても仕事にしてもいいいでしょ といったスタンスで!
自分でやりたくて選んだエンジニアという道。
それでも、苦手・弱みと向き合わなければならない瞬間はたくさんあります。
苦手・弱みから逃げずに向き合えたのは、信頼できる社員が支えてくれたから。
向き合い続けた結果、安定して仕事と好きなことを楽しめる生活が出来てきたし、苦手に感じた仕事が楽しさに変わるようになってきました。