カジュアルにスペースマーケットの話を聞いてみたい!そんな方はこちらから - 株式会社スペースマーケット
株式会社スペースマーケットでは現在まずはカジュアル面談を募集しています。
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2014年の創業以来、スペースマーケットはスペースシェア(あらゆる空間を貸し借りする)というこれまでにない新しい文化を創ってきました。
今回は、そんなスペースシェアについて、新卒入社のメンバーが社長に直接インタビュー!創業秘話からスペースシェアの本質、そしてこれから目指す未来までを、率直な対話を通じて深掘りしました。
🚀「新卒が深ぼってみた」シリーズとは?🚀
会社で日々挑戦するメンバーの様子を新卒が自らインタビュー形式で深掘りする、スペースマーケットの“今”を伝えるシリーズ企画!
対談プロフィール
深掘りする人
深掘りする人②
今回深ぼっていく社長はこちら
起業の原点とスペースマーケット誕生の背景
スペースシェアが持つ本質と未来
コロナ禍の影響と日本市場の特色
スペースマーケットを社会インフラに
社会に与えるインパクトとカルチャー
スペースシェアは挑戦の連続
さいごに
カジュアル面談もお気軽に
カルチャーデック
採用ページ
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今回は「新卒が深ぼってみた」記念すべき第一回です!深掘りをしていくメンバーがこちら!
細田 空冶
2002年長野県生まれ。松本深志高校、同志社大学理工学部卒。
2025年スペースマーケット新卒入社。
主にモバイルアプリ開発を担当。趣味は散歩、サウナ、ダブルダッチ鑑賞。
三浦 友菜
2003年生まれ、石川県出身。金沢大学人間社会学域人文学類卒。
2025年スペースマーケット新卒入社。コンテンツマーケティング、SNSなどを担当。趣味は東京観光、読書、小説の執筆。
代表取締役社長 重松大輔
1976年千葉県生まれ。千葉東高校、早稲田大学法学部卒。
2000年、東日本電信電話(株)入社。主に法人営業企画、プロモーション等を担当。2006年、(株)フォトクリエイトに参画。一貫して新規事業、広報、採用に従事。国内外企業とのアライアンス実績多数。2013年7月、同社にて東証マザーズ上場を経験。 2014年1月、(株)スペースマーケットを創業。2016年1月、シェアリングエコノミーの普及と業界の健全な発展を目指すシェアリングエコノミー協会を設立し代表理事(現在、理事)に就任。
細田 重松さんがスペースマーケットを立ち上げたきっかけを教えてください。
重松 2013年に前職の会社が上場して、自分自身も次のステップを考えていたタイミングでした。前職では新規事業の立ち上げにも関わっていたのですが、もっと大きな社会的課題にアプローチしたいという思いが強くなっていました。起業を視野に入れ、約100個ほどのビジネスアイデアを出しては検討する日々が続きました。その中で、シェアリングエコノミーという新しい潮流に注目したんです。UberやAirbnbが海外で急成長していたのを見て、日本にも空きスペースという未活用資産を活用できる大きなポテンシャルがあると感じました。特に、日本では規制の厳しい分野を避け、比較的自由に展開できる分野を選ぶことが重要でした。そこで、「スペースシェア」にフォーカスすることにしたんです。
創業時。間借りして机一つからスタート
細田 現在のスペースマーケットのミッションである「スペースシェアをあたりまえ」にする構想は当時からあったんですか?
スペースマーケットのビジョン・ミッション
重松 はい、最初から「あらゆるスペースを流動化させる」という構想がありました。サービス開始当初から、ただの会議室予約にとどまらず、古民家、映画館、野球場、お化け屋敷など、想像もしなかったようなスペースも含めて登録していきました。こうした多様なスペースの流動化を通じて、人々が新しい使い方や価値を発見できる世界を目指していたんです。単なる検索サイトではなく、新しい文化や価値を生み出すインフラにしたいという強い想いがありました。
細田 重松さんにとって「スペースシェア」とはどういう概念ですか?
重松 さきほどもキーワードとして出しましたが、一言で言えば、「スペースの流動性を徹底的に高めること」です。つまり、空いている場所を一時的にでも誰かに使ってもらうことで、その価値を最大化するという考え方です。レンタカーや飛行機の座席のように、スペースも時間単位で流通させることで効率的に活用できる資産になります。また、スペースには繁閑の差があるので、それをテクノロジーの力でマッチングし、価値ある利用を促進することが可能です。スペースは単なる不動産ではなく、誰かのチャレンジや出会いの舞台となる可能性を秘めているんです。
細田 投資家への説明は難しくなかったんですか?
重松 当時はちょうどシェアリングエコノミーが世界的に注目されていた時期で、UberやAirbnbといった成功事例を引き合いに出すことで、比較的スムーズに説明できました。ただ、それでも日本市場での実現可能性や収益モデルの具体性については、多くの議論や説明が必要でした。タイミングが非常に重要だったと思います。2年前だったら理解されなかったかもしれないし、1年後だったら競合に先を越されていたかもしれません。ちょうどその境目でスタートできたのは、本当に幸運でした。
三浦 コロナ禍でスペースの使い方が変わったと思いますが、それは追い風でしたか?
重松 結果的には、非常に大きな追い風になったと思います。リモートワークの急速な普及により、少人数で使える場所へのニーズが高まりました。ワークボックスのようなソロワークスペースも多く利用されるようになり、「場所を選ばず働ける」という新しい価値観が広がりました。また、コロナ禍を経て、大人数での会議やイベントも徐々に復活し、多様な使われ方が同時に広がったことで、サービスの柔軟性がより求められるようになりました。これはスペースマーケットが進化する大きなきっかけでもありました。
コロナ禍を経てワークボックスの需要が増加
三浦 確かに就活生時代は周りでもワークボックスを使って面接してる学生はいました。海外と比較して、日本のスペースシェア市場にはどんな特徴がありますか?
重松 最近だと、「特化型スペース」が増えてきているのが特徴ですね。例えば、プライベートシアタールームやインドア花見®︎スペース、ボードゲーム会専用の空間など、ニッチだけど強いニーズのあるスペースがたくさんあります。そして、一つの成功事例が出ると、他のホスト(スペースを貸す側)がそれを模倣してさらに市場が広がっていく文化があります。これは日本特有の現象で、スペースシェアの発展にとっては非常に面白い土壌だと思っています。
特化型スペースが人気
細田 これまでの話を伺ってきましたが、今後はスペースマーケットをどのように発展させていきたいですか?
重松 今は4万件以上のスペースが登録されていますが、まだまだ「社会インフラ」と呼べる水準には達していません。例えば、飲食店は全国に70万件以上、コンビニでも5万件以上あります。それらと同じように、誰もが日常的に使えるレベルにまで拡大していくことが目標です。場所を自由に使える社会になれば、働き方、暮らし方、遊び方がもっと柔軟になります。そして、スペースマーケットがその基盤になることで、新しいチャレンジが次々に生まれる社会を実現したいと思っています。そのためには、安心・安全の仕組みを強化し、質の高いスペースを増やしていく努力を続けていきたいです。
三浦 スペースマーケットが社会に与えるインパクトってなんでしょう?
重松 ひとつひとつのスペース利用は小さくても、それが人の挑戦や行動を後押しする力になります。例えば、副業を始める人、趣味を仕事にする人、地域で何かを始めたい人。そうしたチャレンジャーにとって、場所の壁がなくなることは非常に大きいんです。私たちは、そうした人たちの背中をそっと押す存在でありたい。スペースマーケットが社会の行動変容を支えるインフラになれたら、それはとても意義のあることだと思っています。
細田 私もそういった社会的インパクトに惹かれた部分は大きかったです。そんなインパクトをつくっていく会社のカルチャーづくりで意識していることはありますか?
重松 トップダウンというよりは、ボトムアップを大切にしています。社員ひとりひとりが「こうしたい」と声を上げて、会社を動かしていけるような文化が理想です。僕自身は社長というよりも、みんなの「踏み台」になれたらいいなと思っていて、社員がこの場を活用して成長し、羽ばたいていく姿を見るのが一番の喜びです。
三浦 最後に、スペースシェアを面白そうだと思ってくれる未来の仲間に伝えたいことはありますか?
重松 スペースシェアの可能性は、まだまだ広がり続けています。今では考えられないような使われ方や、全く新しいスペースのジャンルがこれからも生まれてくるはずです。その一端を担って、新しい体験や文化を創っていきたいと思える人と、一緒に働きたいです。スペースマーケットは、ただの不動産テック企業ではありません。社会の仕組みや価値観を再構築するような、大きな挑戦の場です。少しでも「ワクワクする」と感じてもらえたなら、ぜひその気持ちを大切にして、仲間になってもらえたら嬉しいです。
スペースシェアに少しでも興味を持ってくださったそこのあなた。スペースシェアをあたりまえの世の中にしていく一員として一緒に働きませんか?カジュアル面談でお話を聞くだけでももちろんOKです!
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そのほか対談インタビューなども載せてますのでぜひご覧ください🙌
Authored by 伊藤 亜美奈