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タイとベトナム比べてみた

 日本から海外に飛び出し、3年が経過します。ソルテックベトナムに入社以来、ベトナムに1年間、タイに2年間、2カ国を舞台に働いてきました。今回、タイとベトナムを様々な角度から比較してみたいと思います。両国で働いた経験がある私だからこその視点で記事を書いてみました。

Q1 在留日本人が多い国はどっち?

A. タイ

 外務省の統計(2016年データ)によると、在留邦人数は、タイが70,337人(世界4位)、ベトナムが16,145人(世界17位)です。タイの首都バンコクには、約45,000人の日本人が滞在していることから、東京都バンコク区とユーモアを交えて言われることがあります。このように、ベトナム、タイには、多くの日本人が滞在している為、日本食をはじめとする日本人向けのサービスを提供するお店が沢山あります。出店数は、日本人在留者が多いタイの方が多く、また、サービスもより充実しています。一例を挙げると、両国ともに紀伊国屋書店がありますが、取り扱い日本書籍数が違います。紀伊国屋書店に問い合わせたところ、タイ紀伊国屋(エムクーティエ点)は、8万冊、ベトナム紀伊国屋(グエンフエ店)は、3万冊の日本書籍が取り扱われているようです。


バンコクの紀伊国屋(エムクオーティエ店)

     ホーチミンのラーメン屋

Q2 GDP成長率が高い国はどっち?

A. ベトナム

 各国の政府発表によると、2017年実質GDP成長率(予測値)は、タイが3.9%、ベトナムは6.7%。この成長率が示す通り、ベトナムは経済成長の勢いが凄まじいです。特に、インフラ開発を急ピッチで進めているベトナムでは、日々の暮らしの中で、成長の勢いを感じることができます。例えば、現在、ホーチミンでは、ベトナム初の都市鉄道、商業ビル、高層マンションを町の至る所で建設中で、日々、変化する街並みに驚かされます。ホーチミンの都市鉄道が2020年に完成後(予定)、ベトナムは劇的に変貌を遂げるのではないかと予想してます。

2020年に完成予定のホーチミン市都市鉄道1号線

建設ラッシュに沸くホーチミン


Q3 交通事情が悪いのはどっち?

A. 回答不可(比較が難しいため) 

 周知の通り、ベトナムはバイク社会であり、タイは、自動車社会です。ベトナムは道路を走るバイクの数が多く、道路を横断するのにも一苦労です。一方、タイの首都バンコクは、自動車の交通渋滞の悪さで有名です。私自身、タイのバンコクで営業先に車で向かう途中、渋滞の為に、車から降り、バイクタクシーに乗り換えたことがよくあります。

ホーチミン中心部の通勤模様

バンコク中心部(Asok 駅 近郊)の渋滞模様

【番外編】

Q1 野良犬が多い国はどっち?

A タイ

理由は分かりませんが、タイにはコンビニに居座っている野良犬が多いです。ベトナムでは、あまり野良犬を見かけないです。


Q2 親日的な国はどっち?

A ベトナムもタイも親日的な国です。

タイ人もベトナム人も優しいですね。ちなみに、国際交流基金の調査によると、日本語学習者数は、タイが約17万人、ベトナムが約6万人だそうです。2017年の訪日旅行者数は、タイが約98.7万人、ベトナムが約30.9万人です。(出所:日本政府観光局



Q3 物価が安い国は?

A ベトナム

物価は、総じて、ベトナムの方が安いです。ただ、屋台料理の値段は、タイもベトナムに負けないくらい安いです。

タイのワンタン麺 40 バーツ(135円)

ベトナムのフォー 35,000ドン(160円)

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