サイトエンジンでは毎月1回必ず1on1ミーティングを実施
1on1とは、通常上司と部下が1対1で行う個人面談のことです。サイトエンジンでは毎月末にマネージャーが各スタッフと行っています。一か月という短い期間で行うことが1on1ミーティングの特徴で、実際「この前やったと思ったらもう次の1on1だ」という感覚です。一か月という時間の流れの早さに驚かされます。メリットは後述しますが、1か月という区切りでやるべきことを整理できると、タスクをすぐにスケジュールに落とし込んで行動に移せるので、好循環につながっていると感じます。
また、マネージャーとの1on1とは別に、チーム内のスタッフ同士で1on1を実施することもあります。マネージャーには話しにくくても、同じチームの同僚同士なら話しやすいということは意外に多くあるものです。オフィス勤務であれば、何気ない雑談で話すチャンスがあっても在宅だとなかなかしづらいため、これも定期的にしていければよりよいかもしれません。
1on1で実際に話す内容
サイトエンジンの1on1では以下の項目について確認しています。 目標・評価管理ツールが導入されているので、面談の前日までにその中の面談シートに入力して提出しておきます。
目標の進捗共有・次の目標設定
サイトエンジンの各スタッフは、3か月スパンの目標設定をしています。 ディレクターであれば①収益・利益、②納品クオリティ、③作業の効率化の観点で目標を決めています。目標設定は、「SMART」(Specific, Measurable, Achievable, Related, Time-bound)を意識して設定しています。この目標設定にはいつも悩まされることが多く、特にディレクターの業務ではMeasurable、つまり成果を定量化して示せるかの部分でつまずくことが個人的には多いです。
1on1ではこの1か月の進捗状況を共有し、このままで達成できそうか、うまく進んでいないようならどう改善すればいいかについて話します。そして次の1か月の課題を明確にします。
上手くいっている事とその理由
上手くいっている事については、どんなことでも構いません。上手く進められたプロジェクトのことや、チームの雰囲気がよくなったなど感覚的なことでも、気づいたことはなんでも構わないので、気軽に話せる項目です。
上手くいっていない事と改善方法
ストレスに感じていることや、上手くいってないことについて話します。普段複数人が入った会議では言いづらいことや、ストレスに感じている、モヤモヤしているといった感情的なことでも構いません。仕事の上では感覚的な意見ではなく、根拠を示して意見するよう求められる社風ですが、1on1は評価される場ではないので、何か気になることがあればこの機会を利用します。
コンディション面や相談したい事
これはプライベートなことを含め相談できます。条件面のことから、最近家族がどうだとか、ワークライフバランスのこと、今後のことなど相談できます。
会社からの報連相
会社からの連絡事項や、個人的に求められている役割などです。自分はこういう仕事や役回りを期待されているのか、といった気づきになります。半年に一度程度だと身構えてしまいますが、1か月に一度なので、注意や課題が告げられたとしても軌道修正程度で、翌月に向けて気を引き締めるきっかけになります。
スタッフの立場から1on1でよいと感じていること
「マネージャーと1対1」というと緊張すると思われがちですが、むしろどの会議よりもリラックスした話しやすい雰囲気だと感じています。マネージャーは指導する場ではなく、聞くことに徹するという意識で臨んでくれているので、何か気づいたことがあれば「次の1on1で話そう」と思えます。仕事そのものや職場環境、生活も含め日々の変化は必要なものでもあり、避けられないものでもあります。その変化やズレを小さなうちに共有できるというのは、成長速度を高める意味でも、ストレス対策にとっても、とても効果があるように感じます。またマネージャーとスタッフの心理的な距離を縮める上でも効果的です。仕事のことだけでなくプライベートの話もできると、一気に親近感もわくものです。今後もスタッフの立場から気軽に1on1を活用していきたいと思っています。
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