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「理想とのギャップに苦しむのではなく、今、目の前のことに全力を」やりたいことを探し求めて辿り着いた、たった一つのこたえ。〈Staff File 04〉

「榊さんって、ちょっと聞きたいんだけど」「これ榊に頼みたいんだけど」「榊、ちょっと来てくれる?」一日社内にいると、よくそんなスタッフの声が聞こえてきます。


「クライアントに寄り添える業務のサポート」「安心感のあるみんなのお姉さん」の両面という意味で、社内でも特にスタッフ人気(笑)が高い榊さん。当社でも2つの大きなプロジェクトを兼務しております!


そんな榊さんは常日頃から自分について、「やりたいことがない」と口ぐせのように言います。

世の中には明確な自分のビジョンや理想を追い求め叶える人たちが存在します。


誰の目から見てもそんな姿はクールでカッコ良いものですが、いざ現実を見ると「何がしたいのか決まっていない」「やりたいことの探し方が分からない」と思ってしまう方も多いのではないのでしょうか?


今回はそんな「やりたいことがない」と言う榊さんが考える、シンミドウでの探し方や見つけ方の答えをお伺いしてきました。


== Profile ==============
榊 静紅 Shizuku Sakaki
2016年 - 2019年
Gift事業部 兼 新卒採用・インターン担当
====================


「好きなことをやれる環境」よりも

「一緒に働きたい人のいる環境」を大切に


――はじめに、今のお仕事の内容を教えてください。


一つは武田統括のGift事業部で、工務店様向けのブランディング支援をお手伝いしつつ、新サービスのクライアントフォローをしています。また、もう一つのお仕事として、新卒採用担当としてインターンを企画・運営したり、関わった学生の就活サポートをしたりしています。


元々はGiftにずっといたのですが、4年目になる今年から本格的に自社の採用活動に携わりはじめました。


――学生関係に携わるようになったのは、なにか理由があったんですか?


特に(笑)。自分のことを見てくれていた先輩スタッフから「採用とか、学生対応とか、向いているんじゃないかな?」って言ってくださったので、やってみようかなって。


――そういえば今年入った新入社員の氏家というスタッフは、入社の決め手が選考中の榊さんの丁寧な対応だったって。そういったところも、採用プロジェクトの主要メンバーになるきっかけだったのかもしれませんね。入社のきっかけはどんなところだったんでしょうか?


私は新卒でシンミドウへ入社したのですが、就活をしていたときには元々広告関係に興味があって、広告代理店に行こうと思っていたんです。でも、広告って業界全体が厳しいって有名じゃないですか。厳しくても頑張って行けるかよく考えたときに、「そこまで広告好きじゃないや」って思って、辞めました(笑)。


その後偶然参加した会社説明会で代表の笹田と出会ったときに、「一緒に何が出来るかよりも、誰と働くか」という話をしていました。そのとき初めて、やりたい“コト”じゃなくて一緒に働きたい“ヒト”で就活を考えるようになりました。


この考え方は自分にとっては正解でした。また、当時シンミドウに漠然と感じていた「一緒に働きたい」という勘も間違っていなかったって思ってますね。


4年も働いていると、喧嘩したり嫌な気持ちになったりってやっぱり何度もあるんですけど、なんだかんだ言ってもみなさんのことが好きですし、スタッフ同士も仲が良いと思います。


「自分はどうして出来ないんだろう」

理想とのギャップに苦しみながら見つけた答え


――「やりたいことがない」は良くスピーチ(※)でも榊さんの口から聞くことが多いですよね。特別な想いがあるのでしょうか?

※シンミドウでは毎日朝礼でその日の担当が3分間スピーチをする文化があります。


特にそういうわけではないですが、やりたいことがないことに対してネガティブな感情はありました。Giftとして工務店様のご支援に関わらせていただく中で、会社ブランディングや広報物の制作などに取り組みながら、“自分のやりたいこと”はずっと探していたような気がしています。


――ちなみに、やりたいことが見つからなかったり、与えられた仕事がやりたいことじゃなかったりした場合は、どうやって仕事に取り組んでいるんでしょうか?


そういうのはなかったですね。誰かのために何かしたり、必要としてくれたりするのが嬉しいからです。

小さな頃から、両親がそうやって人に当たり前のように手を差し伸べたり、手を尽くしたりしているのを見ていました。そんな環境で育ったから、私にとっても「相手のために何かをしたい」という気持ちは当たり前のようにあり、その気持ちや行動が誰かのためになることを知っているのだと思います。







――先ほど“ネガティブな感情”とおっしゃっていたのは、どんな想いからだったのでしょうか?


やりたいことの見つけ方って漠然としていて難しいんですよね。時には「やりたいことを探したいとか誰かの役に立ちたいって思っているわりに、自分は全然頑張れていないし本気じゃないな」「ここに居て良いのかな」って気分が落ち込んでしまうことは、つい最近までもありました。理想とする自分とのギャップがありすぎて、色んな挑戦をさせていただきつつも、4年の間で何度も悩むことがあって……。


でも、最近Gift事業部のブランディング支援の一環で、お客様先にお伺いしたときに、その工務店のスタッフさんが、「会社をなんとかして良くしたい」ってがむしゃらに頑張っているのを見て、スゴイと思うのと同時に自分の悩みも一気に吹っ切れました。


やりたいことが見つかるタイミングは人それぞれなので、理想とのギャップを感じる暇もないくらい、まずは“目の前のことに、全力で”頑張れば良いんじゃないかなって。


シンミドウの好きなところは

コピーひとつで“ありがとう”と言い合える仲


――ちなみにこれからやってみたいことって、何かあるんですか?


今はキャリアコンサルタント技能士の資格を、一発合格で取ること!


本当にやりたいことはまだ見つかっていませんが……、ここ半年で学生さんと関わる機会が増えました。話を聞きながら寄り添おうとする中で、資格があれば学生さんに対してもっと役に立つ自分になれるかもしれないと感じました。とにかく今は、目の前の学生さんたちと全力で向き合いたいですね!


――最後に、シンミドウの好きなところや良いなって思うところを教えてください。


“感謝と尊敬”を一人ひとりが持っているところ。一緒に仕事をしたときはもちろんですが、たまたま自分の印刷物と一緒に取ったコピー機にあった資料を持っていくだけみたいな、ほんの些細なことでも、必ず“ありがとう”という言葉があるんです。


理念である第一のシンミ(※)が示す“相手”はお客様だけではないことは、笹田社長がいつも伝えてくださることなので、みんなにその想いが広がっているのだと思います。

※第一のシンミ『親身とは、常に相手の立場になって考えた上で、ベストを尽くすことである』。


あとは、結局なんだかんだ言ってスタッフのみなさんのこと嫌いじゃないです!


喧嘩したり、嫌だなって思ったりすることは、仕事なのでもちろんありますが、結局みなさん自分の良いところを伸ばそうとしてくれるんです。


どんな人でもシンミドウにくれば、しっかりと成長出来るフィールドが広がっているのかなって思っています。


「これがやりたい」っていう明確な目標がまだ見つかっていない人でも、「何か全力でやってみたい」「これからやりたいことを見つけたい」っていう想いをもしもお持ちなら、ぜひ一度シンミドウに遊びに来てほしいですね!

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