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【ShoProでの気づき vol.17】自分たちで”やってみたい”という想いが、自然とお子さまたち自身を育てている

ShoProでの仕事を通じてすべての方々の人生が「より前向きに」「より豊かに」なっていくことが私たちの願いです。実際に活躍している職員の声をお届けします♪

【Voice】小学館アカデミーしんかわさき保育園より
中島 悠(なかしま ゆう)
小学館アカデミーしんかわさき保育園(2020年7月現在)
2013年5月入社


入社のきっかけ

以前勤めていた保育園を退職し、もう一度じっくり自分のやりたいことを見つめ直した時期がありました。その際に改めて、やはり保育の仕事がしたいと思い、転職活動を始めました。様々な法人・企業を研究する中で、「あったかい心をもつ子どもに育てる」という保育理念や方針に共感を覚え、小学館アカデミー保育園で働きたいと思いました。楽習保育Ⓡなど、企業独自のプログラムがあるところにも魅力を感じました。

入社して(働いて)・・・よかったと感じること、やりがい

”保育って楽しい”と改めて感じることができました。働いていくなかで、「これでいいのかな?」と悩む場面は沢山あります。特に、保育は正解のない世界だと思うのでその悩みは常に存在し、そして抱え込みがちです。

しかし小学館アカデミー保育園では、様々な職種の職員同士が相談しあえる環境や研修、本部スタッフ(運営事務局)のフォロー体制などがあり、安心して保育を行うことができています。

また、系列園での交流も盛んなため、他園のやり方にも触れる機会があり、一つのやり方に縛られず、視野を広げることができる所も良い所だと感じました。保育以外では、勤務体制がしっかりとしているので自分の生活にゆとりが出来たことがよかったです。

お子さまが興味を持っていることや、成長段階を考慮して保育計画を行っていますが、その活動が特にお子さまにハマった時は「やった!」とやりがいを感じます。歌うことにあまり興味がなかったお子さまが、好きなものを題材に持ってきたらその歌を口ずさんでいる姿を見た時、自由に絵を描くのがあまり好きではなかったお子さまが観察画は意欲的に取り組んでいた時、少しでもなにかのきっかけを作れた時、保育の楽しさや素晴らしさを感じます。

ShoProの魅力

元気いっぱいのお子さまたち、保育理念、働きやすさ……と色々とありますが、お子さまたち一人ひとり、職員一人ひとりが寄り添い、認め合いながら生活できるところが一番の魅力だと思います。

今の職場環境で好きなところ

八百屋さんやお肉屋さんなど昔ながらの商店街がある環境が好きです。お買い物に行ったりして地域の方との交流を持っています。また、縦割り保育を取り入れており、行事ではグループに分かれて3,4,5歳時が少人数で関わりを持ち、年下への優しさや年上への憧れの気持ちを育んでいます。

保育士として大切にしたい(してきた)想いや価値観

認め合う心を育むことです。同時に私自身も価値観に縛られず色んな視点を持つことを大切にしていきたいです。現代は日々新しい価値観がうまれ、また認め合うことの大切さが叫ばれているように思います。根本の部分はしっかりと持ち、私自身新しい事を受け入れられる柔軟な心を持ちながら、保育にあたって行きたいです。

入社後に取り組んだ保育で一番思い出深いエピソード

3歳児のクラスを持った時、朝見かけた氷の話から「氷は水で出来てるんだよね」というお子さまの発言がありました。「本当に氷は水でできているのかな?」と問いかけてみると、「じゃあ作ってみようよ」という会話がうまれ、氷作りの活動が始まったことが今でも思い出に残っています。寒い所に置いておくとどうなるか確認しに行く時間もお子さまと決め、出来ていないとまた話し合い……という事を繰り返しました。

その中で「みんなで輪になって考えてみようよ」と日々のサークル活動を思い出し、自発的に”みんなで”と投げかけるお子さま、自分で図鑑を見て何かいいヒントはないかと探すお子さま、話し合いの中で寒い日に見に行くことになったからと毎日天気予報を確認してくれるお子さま、「うちのママはなんでもしってる」と保護者の方に聞いてくれるお子さま……一人ひとりが考え、協力している姿をとてもうれしく思いました。

結果、その年は氷は出来ず「冷凍庫でつくればいい」と冷蔵庫で作り氷に触れ遊びました。翌年持ち上がりで担任をする事ができたので、氷作りは完結しました。

この経験から得た気づき

取り組み、お子様の発言など活動内容をその日のうちにまとめてお迎えの時間に掲示しておいたことで、保護者の方も今どういった活動に取り組み、お子さまが質問してきたのかなど把握して協力してくださいました。園では、たらいやバケツを使っていましたがご家庭ではアルミホイルなどを使って氷を作ってみました!とノートに詳細な実験結果を書いてきてくださる保護者様もいらっしゃいました。

ご家庭でも会話を楽しんでもらえるきっかけになったのだと思います。食育と絡めて、クッキー作りを行うと「柔らかかったものが固くなる」という形状変化にも、「氷と一緒だね」と少し興味を持っていました。

その後、「エビフライも揚げたらサクサクになる」など自分なりによく考えている姿がありました。「氷を作る」という活動でしたが、お子さまが自分で考えたり、発信したりする姿、協力しようとする姿がとても印象的でした。

計画されているものをやるのではなく、自分たちで”やってみたい”という想いが、自然とお子さまたち自身を育てているんだなと改めて感じ、こういう保育を大切にしていきたいなと思いました。また、自分の意見を伝える、相手の意見を知り考える、認め合うというサークル活動の大切さを感じます。

これからの展望

今はなかなか出かけにくい状況ですが、自分自身が沢山の物事にチャレンジし、その体験を保育の中でも生かしていきたいと思います。そして、自分の体験してきたこと、実践してきた保育などを後輩にしっかり伝えていけるように頑張りたいです。

私にとっての仕事。仕事をする上で、大切にしていること

保育園という施設は、お子さまにとっても職員にとっても生活そのものです。あそび、ご飯を食べる、眠る……お子さまにとって過ごしやすい”おうち”となれるように、きめ細やかな保育を大切にしていきたいです。

Text by talentbook

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