こんにちは!森未来でエンジニアをしている前川です。
今日は森林・自然分野でエンジニアとして働く私がどのような業務をしているのかをお話しします!
今回の記事はこんな方におすすめ!
・森林・自然分野でエンジニアとして働きたい方
・森未来のエンジニアの働き方について興味がある方
目次
木材の情報は、集約されていない
どんな業務内容か
事業開発Gのエンジニアチーム
森未来のエンジニアのやりがいとは?
入社したら何から始まるのか
最後に
当社は、ミッションである「Ssutainable Forest」の実現に向けて、ビジョンとして「All wood Platform」を設定しています。これは、木材に関するあらゆる情報を集約して未来の木材流通を作るというものです。
木材の情報は、集約されていない
なぜ木材に関するあらゆる情報を集約する必要があるのでしょうか。
「木を使いたい」「木を買いたい」と思ったとき、皆さんはどうしますか?
おそらく、最初に思い浮かぶのはホームセンターかもしれません。あるいは、雑貨屋さんを訪れることも考えられます。しかし実際には、「木をどこで手に入れればいいのか?」と改めて考えると、困ってしまう方は多いのではないでしょうか。
このような状況は、木材を使用するデザイナーや設計士の世界でも実は同じです。
「木を使いたいけれど、どこから購入すればいいのか?」
「特定の加工(例:半分に切る、やすりをかけるなど)を希望する場合は、どこに相談すればよいのか?」
こうした具体的なニーズがあっても、木材情報は集約されていないため、スムーズに解決できないことが少なくありません。
木材に関する需要は多岐にわたり、それに応えるために多くの事業者さまが木材の提供や加工を行っています。しかし、情報が十分に集約されていない現状では、「木材を使いたい人」と「木材を提供する人」の間でミスマッチが生じ、結果として木材が十分に活用されない問題が発生しています。
当社では、さまざまな森林・林業・木材パートナーと協力し、情報を集約したAll Wood Platformを構築することで、この課題を解決したいと考えています。
どんな業務内容か
基本的にAll Wood Platformの基盤情報となるAll Wood Databaseを構築するために、およそ下記の業務を行います。
- ステークホルダーの課題ヒアリング・分析
- 商談や見積等の業務分析
- システム基本設計
- システム詳細設計
- 実装
- ユーザーテスト
- 保守
事業開発Gのエンジニアチーム
システムアーキテクト:横山
システム開発:前川、増田
グループリーダーの井口を筆頭に、今期来期含めて短期から中長期のあるべき姿を定め、それを実現するためのスケジュール策定、タスク分割を行いながら進めています。
森未来のエンジニアのやりがいとは?
大きく分けてスタートアップならではのものと、森未来ならではという2種類のやりがいがあります。
まず一つ目のスタートアップならではのものは、下記の通りです。
- プロダクト開発における意思決定に関与できる
- まだシステム構想・基本設計・モック開発がメインを占める段階なので、初期の設計から携わることができる
- 10~20人といった規模の開発では一人追加しても一人員でしかないが、2,3人規模の現状で入ってもらった一人はプロジェクト、ひいては会社の行末にまで大きな影響を与えることができる
二つ目の森未来ならではのものは、複雑で多岐にわたる森林・林業・木材情報の集約化にチャレンジできることです。
私たちのチームが今まさに向き合っている木材の情報は複雑です。木材がまずさまざまな樹種が存在し、産地や形状、そして木材事業者の方々や、お問い合わせいただく木材案件も複雑多様です。
その一部をご紹介すると以下のとおりです。
- 一般の住宅だけでなく非住宅木造建築
- 民間だけでなく公共建築
- プレカット工場だけでなく原木市場
- 最終製品だけでなく丸太や立木
- 商品そのものだけでなくその流通過程一式や認証情報
私たちはミッションであるSustainable Forest、ビジョンであるAll Wood Platformを具現化のためには、これらすべての情報の集約化が必要です。
今はまだまだ木材情報の一部しか扱うことはできていません。
しかしながら、この難解な課題に取り組むためにJoinしていただけるエンジニアを募集中です🌳
入社したら何から始まるのか
まだまだ流動的ですが、おおよそ共通して下記のことから始めていただきます。
- まず自分用のアカウント設定
- SalesforceやAWSなどを含めたシステム全体構成の把握
- スキルに応じたタスクを実施
- 歓迎会や朝会等もしつつ森林・林業・木材業界の知識をインプット
Webアプリケーションの実装だけでなく、事業課題の根本から考え、システム開発を一気通貫で開発する能力が自ずと身につく環境になっています。
最後に
今回はエンジニアについてご紹介させていただきました。
森未来のエンジニアにもし興味を持たれた方はぜひカジュアルにお話をしましょう!