こんにちは!
今回はSHIFT ASIAでPMを務めるTysonにインタビューしました!!
Tysonといえば、
・社内の駆け込み寺的存在(メンバーの悩みや相談事がTysonに集まってくる。それだけ社員からの信頼が厚い)
・爬虫類が大好き。現在の住まいには色々な訪問者があり、日々楽しいらしい。
・ラーメンも大好き。けれど体重は終始一定で皆から羨ましがられる。
・一目ぼれからの猛アタックで結婚に至った奥様がベトナムに住むきっかけ。
・筋肉を見ることと描くことが好き。SHIFT ASIA美術部発足の立役者。
と、他メンバーに負けず劣らず大変ユニークなキャラクターの持ち主です。
(毎週火曜日に弊社Cafe Spaceで活動している美術部。写真右下がTysonです。)
そんなTysonに、SHIFT ASIAに入社した経緯を聞いてみました!!
ーそもそもベトナムに住むきっかけは奥様との出会いだったとか。
そうなんです。前職では入社1年目の社員全員に3週間の海外研修がありまして。
200人いる同期が20名ずつのグループに分かれ、それぞれ中国、フィリピン、マレーシア、そしてベトナムに行ったんです。
最初の1週間は、英語ネイティブの先生にビジネス英語を学ぶカリキュラムが組まれてたのですが、
大学卒業間近の優秀なベトナム人学生がアシスタントとして一緒に来たんです。そのアシスタントの1人が今の僕の奥さんなんです。
ー授業初日に会った瞬間に、運命的なものを感じたそうですね。
はい、彼女が皆の前で自己紹介しているのを見たときに、なぜか懐かしいというか昔から良く知っている人のような感じがして。初めて会う人なのに、まるで家族のような、そんな不思議な気持ちがしたんです。ただ、運命を感じたのは私の方だけだったようでして(笑)。
彼女にとっての私の第一印象は「日本人っぽくない変な人」だったそうです。
英語の授業の後に、フリートークタイムがあり、グループに分かれて英語で自己紹介をすることになったんですね。たまたま私のグループに奥さんがいたので、絶好のアピールの場でもあり、絵を描くこと、爬虫類が大好きで、趣味は1人カラオケと言ったら、何か歌を歌えという流れになって。。なのでベトナム人なら誰でも知ってるドラえもんの歌を大声で歌いました。
嫌う人の多い爬虫類のことを嬉々として話し、ドラえもんの歌を大声で歌う変な日本人、として印象には残ったようです。あ、あと、当時私は今より全然英語ができなかったので、「この人は相当トレーニングしなきゃダメだな」とも思ったと言ってました。
ーそこからどうやって距離を縮め、最終的に結婚まで漕ぎつけたのか、めちゃくちゃ気になります。
3週間の研修中に皆でご飯を食べに行ったりと、いろいろ交流はあったんですが、特別彼女との仲が深まるようなことはなかったです。バス移動の時にあえて隣に座って話をしたりと、私の方はさりげなくも積極的にアプローチしてましたが笑。
研修が終わり、日本に帰国する前日に、ダメもとで、「好きです、付き合ってください」と英語で告白しました。
ー 出会いから3週間、日本帰国前日に告白!その結果は??
あっさり振られました。奥さんは非常にしっかりとした性格なので、「この子ならきっと断るだろうな」と思っていたので想定内ではありました。ただ、断るときに、「これからあなた(Tyson)は日本に帰ってしまうのに、どうやって信頼関係を築くつもりなのか」と、半ば怒るというか諭されるように言われたんです。その言葉を聞いたときに、やっぱり思った通りの人だな、絶対この人が良い、とより強く思ったんです笑。結局その時は、今後も連絡を取りたいからと言ってSkypeのIDの交換をして、日本に帰りました。
そして日本に戻った日から毎日、Skypeで欠かさず奥さんとビデオチャットで話し、1か月半後には、彼女に会うためにプライベートでベトナムに行きました。たまたま日本に戻ってすぐ、夜の9時から朝の9時までという拘束時間の長いプロジェクトにアサインされたこともあり、プロジェクト完了後にまとまった休暇が取れたんですよね。その後1年半ほど日本とベトナムで遠距離恋愛をし、私が25歳の時に結婚しました。結婚後、どちらで生活するかを話し合った時、彼女が日本語を勉強しており、自分の力を試したいとのことだったので、最初は日本で一緒に生活を始めました。
ー生涯の伴侶となる女性との出会い以外にも、ベトナムに心惹かれるものはあったのでしょうか?
それはありましたね。ベトナムでの語学研修でアシスタントとして来ていた学生は、私の奥さんも含め10名程いたのですが、皆本当に明るくて優秀で生き生きとしていて、彼らの放つエネルギーに圧倒されたんです。自分の学生時代と比較して恥ずかしくなってしまうくらい。
その時に漠然と、こういう素敵な人たちと、いつか仕事を一緒に出来たらいいなとは思いましたね。
ー前職では何をしていたのですか?
前職では当時、ハードウェアの保守員、カスタマーサービスエンジニアとして働いてました。顧客のハードウェアのメンテナンスや修理が主な業務で、トラブルが発生する度に呼び出される毎日でしたね。
ー転職の動機は何だったんでしょうか?
やはり、新入社員研修で訪れたベトナムの活気が忘れられなかったのが一番ですね。
いつかベトナムの向上心が高くやる気に満ち溢れた方々と一緒に働いてみたいと思いつつ、なかなか転職までは踏み切れませんでした。そうこうしつつ、入社から5年が経ち、30歳を超えてしまうと転職は難しいのかなという焦りが出始めたころに、会社の組織改編があったんです。それをきっかけに、新しいことに挑戦してみようと転職活動を始めました。
最初に登録したエージェントは、国内をメインとしていたこともあって、あまり海外のポジションの紹介がなく海外就職はハードルが高いのかなと思っていた矢先に、奥さんが知り合いのエージェントを紹介してくれました。とりあえず履歴書を送ってほしいと言われ送ったところ、すぐにSHIFT ASIAの担当とSkype面接することになりました。
ーSHIFT ASIAへの転職のきっかけも奥様が作っていたんですね!!入社の決め手はなんだったんですか?
そうですね笑。こんなこと言うと怒られそうですが、入社の決め手は、面接で会社の説明を聞いた時に、「勢いがあって面白そうな会社だな」と思ったからですね。畑違いのソフトウェア業界でも挑戦できることがたくさんある。ワクワクさせられましたね。その面接から4か月後の2017年9月には、ベトナムに来てました。
ー実際入社して、いかがでしたか?
そもそもソフトウェア業界についての知識が皆無だったので、まずはテスト業務のイロハを学ぶところから始めました。入社の2週間後には、現在のプロジェクトにPMとしてアサインされ、今に至ってます。
社内でも人数の多いチームで、現在は約20名のメンバーと日々一緒に仕事をしています。
前職で現場リーダーをしていたため、メンバーとのコミュニケーションの取り方等、前職での経験が生かせる部分も多いです。
ーPMとして心がけていることは何でしょうか?
常にメンバーの味方でいることを意識してますね。私自身はPMはリーダーではなく、日本とアジアの架け橋だと思っているんです。主役は日々テスト実行を頑張っているベトナム人メンバーなので、彼らが輝ける環境を作るよう心掛けています。日本の顧客とのコミュニケーションがスムースに行くようサポートはしますが、極力メンバーの自主性を尊重し、基本的に 自分が表に立つのはクレーム対応の時と決めています。そのおかげかはわかりませんが、主体性を持って動ける、優秀かつ明るいメンバーが多く、自慢のチームです!
また、日本とは文化や考え方が違うことも多いので、メンバーを注意しなくてはならない時の接し方も工夫していますね。 例えば、業務中にゲームしているメンバーがいたとしても、怒るのではなくまずは「なぜ業務中にゲームしてたの?」と、理由を聞くようにしてます。
先に怒ってしまうと、怒る→謝るのみで終わってしまうのですが、「なぜ、違反と知っていてもゲームをするの?」という質問に変えると、不思議と会話が弾むというか笑。「だって案件が来なくて暇だから」という、笑ってしまうような答えも多いのですが、普段からそのメンバーが感じていた不満や愚痴もいろいろと聞けるので、良い機会と捉えています。まずは彼らの話を全て聞き、「Tysonだって一日中高い集中力を保つことはできないから気持ちはわかる」など、共感できる部分についてはそれを伝えるようにしてます。その上で会社の規則として守ってほしいルールの必要性を説明していますね。
その人自身を批判、非難しているわけではなく、あなたの味方だからこそアドバイスをさせて、という気持ちでメンバーに接し、それを言葉でも伝えるよう心掛けてますね。
ー最後に、SHIFT ASIAで今後取り組んでいきたいことを教えてください!
直近では、社内の1人1人のキャリアプランに沿った教育制度を充実させていきたいと考えています。
社員皆が、モチベーション高く、生き生きと輝ける職場を作るのが私の目標です。
課題はたくさんありますが、やりがいも大きいので今後も楽しみです。
どうもありがとうございました!!
(世界三大珍虫、ビネガロンと戯れるTyson)
SHIFT ASIAでは、Tysonと一緒に働くメンバーを募集しています。