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「ディスラプト型の革新を起こす企業といえばシェルフィー」だと思われたい

シェルフィーに入社する前

「大衆に迎合するな」という方針の家庭教育

現在はブランドマネジメント部の統括として人事と広報に注力していますが、一方で私は一人目の社員としてシェルフィーの事業作りにも携わってきました。そもそもなぜスタートアップに一人目の社員として入社することになったのか、その理由を語る上で私の家庭環境から話したいと思います。

私の両親はともに別々の事業を起こしていました。両親は自身が起業していることもあり、私に対しても社会の仕組みを作る側の人間になってほしいとの思いを抱いていたようで、両親からは「自分の頭で考えなさい」「なんとなくで大衆に迎合してはいけない」と口すっぱく言われていました(笑)。

ランドセルを持たせてもらえなかった

例えば小学生って普通はランドセルで登校すると思うのですが、私はランドセルは買ってもらえず、手さげカバンで登校してました。両親から言わせると、ランドセルは重いかつ6年間使わないのに値段が高く、「人と同じもの」であること以外に価値がないからという理由でした(笑)。また学校指定の体操服入れや水着なども基本的に使わせてもらえず、「思考停止して、”みんなと同じ”を選択をするのはいけない」という教育方針でした。当時はいちいちうるさいなと思ってましたが、今考えるとなかなか面白い教育方針だったなと思います。笑

同質性の高い高校生活に嫌気がさし、アメリカへ留学

当時の私としては「起業が最も価値がある」というの両親の価値観には抵抗感がありました。起業家だけが世の中を動かしているわけではないはずだと。一方で、「人と違うことをしなさい」という教えはその後の自分の価値観を形成する大きな要素となりました。高校時代にアメリカへ留学したのも、日本で入学した高校が同質性が高く、自分らしさだったり人と違うことを良しとしない環境に耐えきれなかったからです。

「異なること」が当たり前の環境で気づいたこと

ところがいざアメリカへ行ってみると、その価値観を根本的に改めさせられました。アメリカという社会の中では違った人種や文化、言葉が混在していて”異なる”のが当たり前だったので、「これはもう”人と違うことをする”とか”大衆に迎合しない”とかの次元じゃないな」と気づかされました。本当の違いや自分らしさというのは、何かをした結果の産物であって、それを目的や行動指針にするのは本質ではないということに気付かされました。

それからは純粋に自分がやりたいことや好きなことに打ち込もうと思い、当時好きだったダンスを続けることにしました。上京して大学に入ってからも変わらずダンスを続け、プロを目指すまでのめり込んでいたのですが、就活の時期に差しかかり自分のスキルや才能に限界を感じて、ダンスは諦め、就職活動を始めました。もともとITに興味があったこともあり、大手外資系IT企業の内定をもらって無事就活を終えました。

就活が終わったタイミングでベンチャーでのインターンを開始

そうして就活が終わると暇になったので、大学生4年生の最後のモラトリアム期間をどう使おうか考えました。そして、そのタイミングでふと両親が起業起業うるさかったのを思い出したんです。

そこで少しでも起業というものを体感できればと思い、ベンチャー企業でインターンをしました。海外で働くことも考えたのですが、大学3年時にインドでインターンをしたときに、「日本で無力な人材が海外に行っても無力だ」と強く思ったので、一番自分が貢献できそうかつスキルが伸びるだと思った環境を選びました。

「仕事ってこんな自由でいいんだ」翼が生えたような感覚

そうしてベンチャー企業で働いてみて思ったのが、良い意味で「仕事ってこんなに自由でいいんだ」ということです。ロジックが通っていれば自分のやりたいことができ、努力がそのまま自分の成果として返ってくる。それまでの私は「仕事=ルールやフローが厳しく決まっているもの」だと思っていたので、まるで翼が生えたような感覚でした。幸か不幸かそれに気づいてしまったことによって、ある程度仕組みや制度が整った(内定をいただいた)大手IT企業で同じ様な働き方ができるのかという葛藤が起きるようになりました。

代表の呂との出会い

そんな時にインターン先の直属の上司だったのが今のシェルフィー代表の呂です。当時の呂は事業では大きな成果を出していましたが、「本当に会社員に向いてない人だな」と思っていたので(笑)、呂が起業すると聞いた時、「この人が起業したらどんな事業で、どんな組織になるんだろう」と純粋に興味を持ちました。また一人目の社員として入社すれば自分の人材としてのバリューも向上しますし、スタートアップだったら自分の責任と権限の元で働けるし、よく考えれば全くリスクがないと思い、当時まだ社名が決まっていなかったシェルフィーにジョインすることを決めました。

入社してから現在まで

広報+人事=ブランドマネジメント

シェルフィーの創業時は、開発以外は何でもやり、事業を前進させることにひたすら注力していましたが、メンバーの増加に伴い会社として組織作りおよび認知度の向上に注力していく時期に差しかかったので、人事と広報の機能を担うブランドマネジメントという部署を立ち上げました。

現在はブランドマネジメント部のマネージャーとして、いわゆるPR(サービス広報、採用広報、イベントの実施)とHR(制度設計、採用スキーム、インナーブランディングなど)を担っています。

来るべき未来を早めるためのPR

PRでは認知度や信頼を獲得することで「来るべき未来を早めること」を目的に行っており、「露出数を増やして、とにかく認知されればいい」というPRではなく、「触れた人が”共感”できる記事やコンテンツを出す」ということ大切にしています。またメディアなどの第三者によって弊社が取り上げられることは、社内の認知度向上はもちろん、社員の自社理解やモチベーションアップといったインナーブランディングにも繋がるので、その観点も意識しています。

あるがままを伝えて採用し、納得感を持って働ける環境を提供する

HRは「人とVISIONをつなぐ」ことを目的とし、自社のビジョン・ミッションを成し遂げるための組織をいかに"速く""強力に"作るかということを日々考えています。採用で気をつけているのは、入社前と入社後でギャップを生まないよう、「必要以上に自社をよく伝えないこと」ですかね。採用フローの中でランチや飲み会、部活動を挟み、あるがままのメンバーを見てもらっているので、中途入社のメンバーにも「入社してからのギャップが全く無かった」と言ってもらえます。採用担当として、そう言ってもらえるのは素直に嬉しいですね。

と同時に、採用して終わりでは意味がないので、組織開発においては「納得感を持って働ける環境」を重要視しています。キャリアについて考える時というのは多くの人にとって人生における転換点となることも多いので、採用候補者とでも、メンバーとでも、キャリアについての話をするときは私も100%の力で向き合うようにしていますね。組織や人について考えるのはヘビーなことも多々ありますが、自身の成長に繋がることも多く、ありがたい環境だなと常々思います。

今後どういうことをしていきたいか

「強い組織とは」を考え続ける

強いブランドは「強い人(組織)→強いサービス→高い認知度」の順で作られます。そういう意味でスタートは全て組織や人だと思っています。全ての組織に一長一短があり、事業によって最適な組織の形があるため、シェルフィーのようにレガシーな業界に挑むうえで一番強い組織はどんなチームだろうと日々考えています。

言語化・共有・議論を繰り返す

他社事例を参考することはあっても表面的なことを真似しても意味がないので、その時々で組織の強みと弱みをきちんと言語化してアクションに落としたうえで、呂や他のマネージャーと共有・議論するようにしています。

今後もより良い組織からより良い事業を生み出し、その成果を社外のステークホルダーに発信することで、「ディスラプト型のイノベーションを起こす企業と言えばシェルフィーだ」と言われるくらいの強いブランドを作っていきたいです。


<過去のメンバーインタビュー記事>

栗原志保(クオリティマネジメンント):建設業界をHAPPYにしたい!!QMとして私ができること、したいこと。

前岡健司(クオリティマネジメント):「理想的な組織で、建築業界に新たなスタンダードを生み出したい」

宿利愛(クオリティマネジメント):ママだからって仕事に妥協したくない。そんな私を歓迎してくれたのがSHELFYでした。

橋本夏樹(クオリティマネジメント):婚約を機に転職を決意。家族に見せたいのは「生き生きと仕事をする姿」

武田佳佑(セールス統括):「新しい当たり前を作っていくのは最高に面白い」

鈴木陵太(セールス):大学中退→スノーボーダー→不動産トップセールスを経てシェルフィーに入社した理由

宮崎唯人(セールス):会社を選ぶ軸は「人の良さ」~シェルフィーで働く中で見えた”なりたい自分”~

仲原知輝(マーケター):創業6日目のシェルフィーにセールスインターンとしてジョイン。大手IT企業の内定を辞退し、マーケターの社員として入社した理由。

竹内義貴(ブランドマネジメント):誇れる事業だからこそ自信を持ってPRできる

鈴木晶子(.work統括):「0から1を作る存在になりたい」とシェルフィーの社員第一号に

石川鉄兵(プロダクト統括):過去に一緒に仕事をしていた人たちに、もっと良いプロダクトを届けたい」

新飯田翔(デザイナー):僕、現状維持してないか…? 危機感から3年務めた会社を辞め、

<インスタグラムも運用しています>


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