株式会社シェイクで働く池田さんは、金融機関での個人営業を経験したのち、人材育成パートナーとして新たなキャリアに挑戦しました。
異業種・未経験からの転身は決して簡単な道ではありませんでしたが、数々の葛藤や学びを経て、現在はマーケティング領域で“仕組みづくり”に挑んでいます。
今回は、そんな池田さんのキャリアの転機と、シェイクで見つけた新たな可能性について伺いました。
「人」と「組織」の本質に惹かれて──金融営業からの転身
ーー前職ではどんなお仕事をされていたのですか?
金融機関で個人営業をしていました。リタイア後のお客様や中小企業のオーナー様を中心に、資産運用や相続相談、住宅ローンなどお金まわりの相談を受けていました。
ただ、元々法人営業がしたいと思っていたこともあり、ある程度金融機関での営業スキルがてについてきたところで、次のステージに挑むなら今だなと考え、転職に踏み出しました。
ーー人材育成業界という選択肢は、もともと意識されていたんでしょうか?
いえ、最初はまったく。“法人営業を経験したい”という思いを出発点に転職活動をし、当時利用させていただいた転職エージェントの方に「池田さんの年齢なら異業種でも挑戦できますよ」と言われたことが、視野を広げたきっかけでした。
もともと無形商材を扱っていたことから、人材紹介・人材育成や銀行以外の金融系の営業職などを紹介いただきました。
それらの選択肢から、「人や組織の成長を支援する」という人材育成業界に強く惹かれたのがこの業界への入り口でしたね。
ーーシェイクを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
「オーダーメイドのプログラムを提供する」「本気で本質を追求する」という当時のホームページの言葉に無性に惹かれたことです。
金融商材はある程度型が決まっているので、商材をお客様に合わせてオーダーメイドで創り上げることができるという点にとても関心がありました。
本当に相手の課題に寄り添って、ゼロから解決策をつくっていく。そんな“オーダーメイド”の姿勢が、理想的のように思いました。
苦悩の4年間──“プライド”を手放した先に見えたブレイクスルー
ーー異業種への転職となると、最初の数年は大変だったのでは?
そうですね。最初の2〜3年間は本当に苦しかったです。
前職ではある程度の成果を出せるようになっていたので、「自分はできる」とどこかで思っていたのでしょうね。けれど、人材育成の世界に入ってみたら全然通用しなかった。
素直に教えを乞えなかったり、周囲を巻き込めなかったり。その“プライド”が自分の成長を邪魔していました。
ーーそれはどのように自覚したのでしょうか?
4年間、なかなか成果が出なかったことです。
悔しさと焦りで、「もうやり方を変えないとダメだ」と腹を括りました。
その年は“言い訳しない”と決めて、評価制度に書かれた基準を一つずつ愚直にやるように行動しました。
当時は「これでダメなら辞めよう」と思うくらいの覚悟でしたね。
ーーまさにブレイクスルーが起きた一年ですね。
はい。結果的にお客様からの信頼もいたただけるようになり、成果が出て、昇格もできたんです。
「プライドよりも成果にこだわる」と決めて行動したことで、ようやく結果が出た。
この経験は、今の自分を形づくる大きなブレイクスルーになりました。
「チームで成果を出す」──マネジメントと営業推進への挑戦
ーーその後、2年間マネジメントに挑戦した上で、自らの申し出で”営業推進”を担当されますが、どんな考えがあったのでしょうか。
そうですね。プレイヤーとしてある程度の経験を積むことができた上で、次はチームを動かす挑戦をしてみたいと思ってマネジメントに挑戦しました。
ただ、実際にプレイヤーとマネージャーを兼任してみると、当然ですが想像以上に大変で。
自分の成果を出す時間と、部下を支援する時間を両立できず、「責任を果たせていない」と感じる瞬間もありました。
ーーそこからなぜ「営業推進」の立ち上げに至ったのでしょう。
マネジメントを経験したことで、一つは自分のスキルをもう一層引き上げる必要があると考えたことにあります。ただ、それと同時に、組織としての仕組みも整えていく必要があると感じました。属人化していることは組織の仕組みにすべきですし、それは経験したからこそ痛感できている。ということは、自分のような中堅層にこそ、仕組みを作る役割の担い手が必要だと思いました。
仕組みづくりは一見地味ですが、再現性のある成果を生むための土台になる。そこに自分の強みがあると感じたんです。
ーー池田さん自身が捉える“強み”とは?
物事を構造的に捉え、それを仕組みとして組み立て直していく力だと思います。仕事だけでなく私生活でも、「そもそもどこに根本的な課題があるのか」と考えてしまう思考のクセがあるんです。
それに加えて、自分が前に出て輝くよりも、自分がアシストした人や仕組みが成果を出して輝くことの方が嬉しいタイプだと感じています。
そんな自分の強みを一番発揮できる道が、まさに目の前に拓けている。いまは、そうした環境・状況の中にいると実感しています。
マーケティングへの異動──“売れる仕組み”をつくる挑戦
ーー現在はマーケティング部門に所属されているのだとか。
はい。営業推進の活動を経て、より全社的な影響力を発揮し、会社の業績や成長を支える役割を一層担ってほしいという期待を受け、今期からマーケティング部に異動しました。
僕自身、仕組みづくりや構造的に考える仕事が好きなので、“売れる仕組み”を設計するマーケティングはまさに挑戦の延長線上にあります。
ーー具体的にはどんな業務をされているんですか?
認知度向上や問い合わせ増加のための施策を設計しています。
たとえばウェビナーの企画・登壇、サービス紹介動画の制作、HP改善など。
お客様の属性や反応を分析して、次の企画へつなぐ仕組みをつくることが中心です。
「売上を作る」ではなく、「売上を作れる仕組みをつくる」ことにやりがいを感じています。
「誰もが成果を上げられる環境」をつくるために
ーーキャリアを通して、一貫して“仕組みづくり”にこだわっていらっしゃいますね。
そうですね。これまでの経験を振り返ると、前職の銀行員時代もその後も、常に「なぜうまくいかないのか」を構造的に考えていたように思います。
それが今は、会社全体の生産性を上げる仕組みづくりという形でつながっているかもしれませんね。
ーー今後の展望についても教えてください。
まだマーケティングに来て間もないので、形になる成果はこれからです。
ただ、「個人の力に依存しない組織」をつくることは、これからも追い続けたいテーマです。
シェイクには、優秀なメンバーがたくさんいますが、価値提供のスタイルが1人ひとり異なるのがとても面白いです。一方で、人材育成という”正解のない”業界において、自分らしいスタイルを確立するのが難しい面もあります。実際、私自身とても苦労してきました。だからこそ、会社の仕組みをより良くすることで、“誰もが活躍できる組織の基盤をつくる”ことが自分の使命だと思っています。
今後も“仕組みで支える”というスタンスで、会社の成長を後押ししていきたいです。
挑戦の原動力は、「人の成長」を支える喜び
異業種からの挑戦、プライドとの葛藤、そして“仕組みづくり”という新たな使命。
変化を恐れずに挑戦を続けるのが池田さんのキャリア。
「自分が売るよりも、誰もが成果を出せる仕組みをつくりたい」
その言葉には、“人と組織の可能性を信じる”想いが詰まっています。
今後も、シェイクで挑戦を続けるメンバーのストーリーをお届けします。