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バックオフィスから対顧客価値を高めるキーマン Septeni Edge #11


セプテーニのPR兼、中途採用担当の藤森です!

セプテーニには、セールス、広告運用コンサルタント、クリエイティブ、データ分析など、様々な領域で活躍するプロフェッショナルがいます。

この「Septeni Edge」では、そんな彼らにインタビューし、彼らが生み出すセプテーニのEdgeを皆様にお届けすることで、セプテーニのことをより知ってもらいたいと思っています。

第十一回目は、バックオフィスから対顧客価値を高めるキーマンとして、アドマネジメント本部 セールスオペレーション部 マネージャー 坂本 育美をご紹介します!



坂本 育美(Sakamoto Ikumi)
2010年にセプテーニに新卒入社。SEMコンサルタントの業務に2年間携わり、SEMオペレーション部に異動し、社内オペレーションのフローを確立。その後ソーシャルメディア本部にてオペレーション部門を立ち上げ、現在はオペレーション組織が統合してうまれたアドマネジメント本部のセールスオペレーション部にて、マネージャーとして活躍。


オペレーション業務をアップデートし、対顧客価値の向上を図る。

――オペレーション部門の体制と、現在のミッション・役割を教えてください。

10月より各部署のオペレーション部門が統合されアドマネジメント本部となり、現在はその中のセールスオペレーション部の責任者として、営業ひいてはその先のお客様向き合いのオペレーション業務を担当しています。

私たちが持つミッションは「対顧客価値の向上」です。

セールスオペレーション部では、営業を通してお客様へ提出するレポートの作成や、要望いただくデータの抽出などをメインに、業務工程の効率化を担っています。サービス提供の物量・スピードを上げることで、お客様の経営判断をより正確に素早く行っていただける環境整備を進めています。

直近ではBIツールやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション:ロボットによる業務自動化)を積極的に活用し、自動化を推進しています。

それによりコスト効率を高めながら、リソースを再分配することで、サービス提供価値の向上を目指しています。


――自動化が進むことにより、具体的にはどのようなプラスの変化が想定されるのでしょうか?

APIが開放されている媒体であれば、手動で作成していたレポートが自動作成に移行できており、開放されていない媒体でも、データのダウンロードから抽出・生成まで、自動化できる部分も多いので、1レポート当たりにかかっていた時間が40分前後は削減できるようになりました。

自動化ツールの各アカウントへの導入は徐々に進めている段階ですが、毎月何万レポートと作成しているので、トータルの削減時間でみるとインパクトはかなり大きなものになると想定しています。

最終的にはお客様へBIツールの専用アカウントを共有し、お客様自身が即時でデータを確認でき、経営判断もさらに素早く行っていただけるよう進めています。

また、オペレーション側の作業時間を圧縮することにより、空いたキャパシティで営業のオペレーション業務を巻き取り、営業が対お客様・対広告アカウントに向き合う時間を増やすことで、より質の高いサービス提供に繋げたいと考えています。



――オペレーション部門における今後の展望は?

現在取り扱っているオペレーション業務だけに留まらず、営業プロセスや広告運用プロセスをさらに分解・可視化し、BIツールやRPAを組み合わせながら、可能な業務を全て自動化していきたいと考えています。

削減可能な人的コストを、他機能へ再分配することで、さらに顧客価値を高めるサービス提供に繋げていきたいですね。

意識すべきは、100点ではなく120点。

――坂本さん自身が仕事をする上で、意識していることはありますか?

ずっと大事にしているのは、「120%のクオリティで応えること」。

私たちが作成するレポートやデータは、最終的にお客様の手に届きますが、お客様にとっては、私たちオペレーションは顔が見えない存在です。

直接的なコミュニケーションを営業にまかせているからこそ、手を離れたところでも価値を感じていただくために、100点ではなく常に120点を意識しています。


――オペレーション業務の魅力はどんな部分にありますか?

オペレーションは、会社全体を俯瞰して見ることができる組織です。

単純にレポートを作ったり、入稿したりといったサポート業務だけではなく、経営根幹を担う重要なポストだと認識しています。

全部門をまたいだ業務プロセスを、客観的に分析しながら、情報を集約し、整理し、必要なところと連携し、アウトプットする。本質的な課題抽出から解決方法を探し、実行に移していくという大きな流れを体感できているのは、オペレーションならではの魅力だと思っています。

このように、社内の動きを整理することが多いですが、ただ私たちが向き合っているのはその先の「顧客」という意識を持っています。その考え方はどんな時もぶれません。



――最後に、坂本さんにとってセプテーニとは?

「自分を知る場所」ですね。

一年目からクール毎に自分なりの振り返りを行っているのですが、それまで見えなかった自分の考え方の癖や価値観などがわかるようになりました。

また、全社で実施しているサーベイ評価制度はもちろん、メンバーや上司とのミーティング、プロジェクトの実行の場などは、自分に対する情報が集まりやすい環境ですし、自分がどういう人間かを客観視することができます。次にどういうことをすべきか、自分に求められているものは何か、意識的に考えるようになりました。

それらが自分自身のステップアップの土台になっているように感じます。


――ありがとうございました!


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