はじめまして!しももんこと下山明彦です!!
株式会社Senjin Holdingsで代表取締役をやっています!!!!
タイトルだけ見たら何言ってるかわかんないですよね。
でもこれ、全部本当なんです。
ビジネス、アート、アカデミア、3足のわらじを履いて全力で生きてきたらこうなりました。
せっかくなので、僕がいままでやってきたことについて説明させてください!!!!!
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6億円で会社売却した東大生起業家マンが、東京藝大修士→慶應博士過程に進学して不老不死を目指すワケ
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もし読んで、ちょっとでもお話してみたいなと思ってくれた人は「wantedlyみた!!」ってインスタでDMして欲しいです!!時間あえばぜひ話しましょー!!
https://www.instagram.com/shimomon48/
自己紹介
はじめまして。しももんといいます。
こんな感じの人生です。
広島で生まれる
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広島学院という中高一貫の男子校に進む。
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じゃんけんの研究をするため、全校生徒とじゃんけんをする。
出る手と癖を研究した結果、じゃんけん最強になる
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ディベート部を創部。
(じゃんけんで肯定否定の立場を選べ、論題によっては勝率に偏りがある)
じゃんけんに勝ち続けることで中四国大会優勝、全国ベスト16に
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東京大に進学。ハーバード大と学生会議を共催する団体、HCAPで活動
(のちに東大総長賞を受賞。僕の手柄ではないけれど)
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悟ったら人生ラクなんじゃ?と休学。インドに瞑想修行に行く
(「東大生 インド 瞑想」で検索してみてね)
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家賃と学費を稼ぐためコンペに出まくる。
論文、写真、小説、ビジコン、投資コンテスト、アイデアソンなどに出る。
3回日本一になる
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ハイエクのフリーバンキング論とサトシナカモトの論文を知る。
bitcoinマジすごいのでは?と思い起業。
"東大生30人の編集部が提供する仮想通貨メディア"と題してCoinOtaku設立
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家を解約。オフィスに泊まり込み働き続ける
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インターン生の木田がCoinOtakuの代表に就任!
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Senjin Holdingsを増田と創業!
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CoinOtakuを6億円で上場企業に売却!
メディアだけでなくウォレットや保険サービスも作る(木田すごい!)
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藝大入試準備をはじめる!!!
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藝大合格!
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アーティストグループ「ALT」を立ち上げる
上場企業や省庁に対して作品を提供する
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論文「経営者向け芸術ワークショップの実践研究」
が査読通過
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卒展では藝大に新しく建物を建てて展示
5000人以上が来客!!
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ALTの作品が大臣室に飾られる!!
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慶應義塾大学院システムデザインマネジメント研究科博士課程進学
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会社としても急成長中!!!!!!!
今ここ!!
本と漫画が大好き。
催眠術かけたり、明晰夢を使って夢の中で作業ができたりします。
山や無人島にこもったり滝に打たれたりもする、27歳です。
Qなんで東京藝大を受けたの?
会社の売却を発表した1週間後、いつも仲良くしてもらってるメンバーで無人島に行く機会がありました。
食べ物は持って行かず、釣竿と水だけ持って2泊3日の予定。
1日目、一日中粘ってファインディング・ドリーに出てくるようなギラギラした小魚数匹しか釣れず、
2日目、釣竿は折れ、雷雨になり、森の中でうずくまって空腹の中ひたすら時間が経つのを待っておりました。
そんな夜、ふと何か描こうと思い立ち、持ってきていたキャンパスと絵の具を使って暗闇の中で夜通し絵を描くことにしました。
そのときは何の色を使っているかもわからないし、輪郭もよくわからない。
ただ、40年後「下山明彦とはなんだったのか」という本が出るとしたら、表紙はこういう絵だろうなというイメージだけ持ってひたすら描きました。
そして朝起きて、自分が想像しなかった色彩でその絵が立ち現れているのを見たとき。
漠然とした興味でなく、本当に東京藝大に行ってみたいな、と強く思うようになりました。
「マジで死にそうなときに僕は自分のためだけに絵を描きたいと思うんだ」という気づきを紐解くと、お金とか社会的な名声を追い求める人生に絶対になり得ないなと。
そして、世界と自己との関係や重なりをとらえ直すこと、各要素の理解をすることに僕は喜びを覚え、結果として社会を僕なりに思う方向性に持って行きたくなるんじゃないかと。
お金を始めとする資本(社会資本や人的資本も含む)はその手段でしかなくて、いかにそれらを使って知的好奇心を満たしながら自分と世界をよりよくするかというゲームをやり込みそう。
このゲームは死ぬまで楽しめそうだ!!!!!
それなら、世界を捉え直す「虫メガネ」と形を変える「彫刻刀」の種類を増やそう。
そのために東京藝大を受けようと思いました。
Q東京藝大ってどんなところなの?
東京藝術大学は、日本唯一の国立総合芸術大学で、「芸術界の東大」と表現されることも。
その道のトップクラスが全国からわらわらと集うため、とにかく試験の倍率が高い!
東京藝大の2016年度入試(学部!)の志願倍率は8.0倍であり、東大でもっとも入学しづらい理科三類(主に医学部に進学する)の5.63倍を上回っている、そうな。したがって、浪人の割合も高く、二浪、三浪当たり前のようです。
僕が受けたのは大学院のほう!(どんな試験かはあとで描きまっす)
学部生はマジで熾烈な戦いをくぐり抜けた人ばかり!で、そういう天才ともっと友達になりたいなあというのも受験した理由の一つでした!
その辺りは、藝大を目指す高校生を主人公にした「ブルーピリオド」という漫画がとっても面白いのでぜひ読んでみてほしいです。
(猫屋敷せんせい、カッコいい!!!)
あと、入った後の「生態」に詳しいのが同じく漫画「最後の秘境 東京藝大物語」です。
僕の友人ベースでいっても、藝大生はみな圧倒的な具体物への才能を持ち努力を惜しまない人たちばかり。自分の分野以外へのリスペクトだったり他者への興味・敬意を強く持っているとても素敵な人が多いです。
東大生や藝大生はメディアで作られたイメージも相まって「話が通じない」とか「社会性がない」みたいに揶揄されることがありますが、全然そんなことないよ!素敵パーソン多し!
Q.藝大の試験ってどんなのなの?
僕が受けた大学院の試験は、
①ポートフォリオ提出(200人くらい)
②作品の展示(50人くらいになる)
③面接(30人くらいになる)
という感じの流れでした。
ポートフォリオは、過去に作ってきた作品をまとめたもの。
僕の場合は、
"仮想通貨"をテーマにした作品や"広告"をテーマにした作品、
"投資"をテーマにした作品や、"アートマーケット"をテーマにした作品などを掲載しました。
続いての作品展示は、実際に藝大のキャンパスの一室を借りて、作品を3-5点展示するというもの。(他の人が展示している作品は一目で「こりゃ天才だわ」とわかるものばかりでした。)
割り当てられるのは机1つくらいのスペースだったので、作ってきた事業や作品をパネルにまとめて持っていこうと思っていたのですが、「やっぱり実物の迫力は大事なのでは?」というアドバイスをもらい軽トラックで120号のキャンパス(1,940mm×1,303mm)を持って行きました。(事前に受験担当の人に問い合わせたらOKをもらえた!!!)
まじで重かった。。。一緒に持って行ってくれた金高くんありがとう。。。!!!
そして、最終面接。
いくつかの部屋に面接会場が割り振られていて、僕の面接順は最後でした。
"事業をやりながら作品を作っているが、クリエイティブの実力は相対的にとても低い"みたいなタイプはそもそも受けてないはずで、見極めるのが難しいかもという判断だったんじゃないかなと思います。
面接が始まった直後に、「まずは作品の前に行こうか」と言われ移動し、「これはアートなの?説明してよ」と緊張感のある形でスタートしましたw
(下のコマと同じ質問もされました。ブルーピリオドではこの後主人公の心が折れる。。。)
最近のビジネスシーンでの"デザイン"や"アート"という概念の使われ方、ポストモダン以降の思想とデザインシンキングの対比について、村上隆について、あるいは藝大それ自体について。
いろんなことに話が広がりましたが、あっという間の楽しい時間でした!
Q.どういうコンセプトで東京藝大を受けたのか
大まかに答えると150才の時点でレオナルドダヴィンチを超えるため!
もうちょっとリアルに寄せると、事業と作品を両方作りながら未来について考えたり、「こういう世界だと絶対面白いでしょ!」というのを実現していきたいなと思っているからです。
今までいろんな事業を作ってきて、成功したり失敗したり(成功は少なく、失敗は多い)を繰り返してきたのですが、やっぱり資本主義の流れに乗せることでできることは大きい。一方で、だからこそ出来ないこともたくさんあるな、とも。
ヨーゼフボイスというアーティストが提唱するコンセプトに「社会彫刻」というものがあります。
雑に説明すると、「芸術こそ進化にとっての唯一の可能性で、人間みんなアーティストだし社会を変革することができる存在。その中で拡張された芸術概念として、アートや政治、ビジネスや学問など様々な分野で社会を彫刻していこうぜ」という話。
僕自身も社会を自分が望む在り方として彫刻するために起業したし、今も事業を作っています。
一方で、その限界もあります。例えば、5年前から投資家として(あるいは経済学を学ぶ学生として)触ってきた仮想通貨。その技術が創り出すであろう未来を確信し、CoinOtakuを立ち上げ、国内の仮想通貨投資の発展に少なからず寄与した自負はあります。(↓懐かしのホームレス時代)
しかしながら、僕が当時夢想した世界観に到達するまでにかかる時間は思った以上に長かったし、僕自身も未熟だった。
まだ決済にbitcoinが使われるようにはなっていないし、クリプト系のゲームがヒットしているわけでもない。
魔王を倒してもらえるアイテムを日本円に替えて生活していける世界、「ゲームばっかりしないで現実を見なさい!」と親から言われない世界には、まだまだ到達していないわけです。
一方で、その世界を想像させることはできる。
そのポテンシャルを秘めているのが、アートであり、デザインなのです。
デザインを、物事の可能性を”思索”するために用いる「スペキュラティブ・デザイン」という分野があります。その中でよく語られる概念として以下のような図(PPPP図)があります。
これは、現在”Present”に対して、潜在的な未来を現在から未来に広がる4つの円錐に分類しています。
起こりうる”Possible”未来、
起こってもおかしくない”Plausible”未来、
望ましい”Preferable”未来、
起こりそうな”Probable”未来。
基本的なビジネスや商業的なデザインは、Probableな未来の領域を念頭に作られています。
一方で、もっと現実離れしたPlausibleな未来やProbableな未来を思索し、今とは違う政治や経済の未来を想定することによって初めてPreferableな未来、あるべき社会を措定できるのではないか、ということです。
デザインやアートは、多かれ少なかれ未来に目を向けるものです。
そして良くも悪くも、ビジネスと比べ資本主義に結びつく必然性が薄い。
だからこそ、現実からぶっ飛ばした未来予想図から、改めて現在の写像を創り出すことができるのではないか。
そしてその未来と現在の中点に事業を作れば、今の僕の力では成し得ない、アートでもビジネスでもギリギリ届かない新しい形の社会彫刻ができるのではないかという仮説です。
仮想通貨やブロックチェーンが世界に浸透した結果、あらゆるものの価値が可視化されたら、子どもが宝物にしている泥団子はどうなるの?
広告が氾濫している世界の中でもし嗅覚が優位になったとしたら、
渋谷の夜はどうなるの?
価格が高騰し続けるアートマーケットで、もっとも価値がつくべき作品は?
このような、自分が事業としても扱う領域において、スペキュラティブデザインの文脈に載せた作品を作ってきたし、これからも作り続けることで、未来と現在の中点に望ましい形を見出していきたいと考えています。
以下が研究計画書に書いた内容です。
Q.不老不死って??
僕は昔からずっと、物事をメタ的に考えるのが好きでした。
自分の人生についても、目の前のいろんなやらなきゃいけないことを考えるときに、同時になるべくメタ的な目線も持つようにしています。
そうなると必然的に、死ぬことについて考えるようになりました。
僕が生きることと死ぬことをどう考えているかについては、著書『若者のための死の教科書』にまとめています。
簡単にいうと、死なないと思って生きることが、結局いちばんいいんじゃないかというところに落ち着きました。
技術の発展に伴い寿命が伸びていく中で、自分の正確な寿命を知ることはできないので、あやふやな終わりを規定して行動するよりも、本当に永遠を見据えていきちゃったほうがいいと思うのです。
不老不死を前提とすると、いますべき努力ややりたいこともかなり変わってきます。
例えば僕は、芸術活動を続ける上で最終的には1万年後にも残っているものをつくりたいと考えます。
ただ残るだけではなくて、その時代でも美しさを見出されるもの。
だとすると、つくるべきなのは神殿のような、全時代の人間に畏怖の念をもたらしてきたものだと思うのです。
また、自分がいま体験すべきことについてもいろんなアイデアがありえます。
僕はなるべく死に近付きながらものごとを考え直すために、定期的に無人島に行ったり瞑想したりしています。
今年の春には、実家の裏山に大きな穴を掘って、真っ黒な立方体の中に閉じ込められながら埋められてきましたw
その様子はTEDxというイベントでお話ししてきました。
Q.なんで慶應の博士に進学したの?
僕が進学したのはシステムデザインマネジメント研究科という、文字通りシステムデザインという観点からプロジェクトを考え直すところです。
自分自身の活動の規模が大きくなる中で、意味のある行いに再現性を持たせていくために、システムデザインという考え方がとてもマッチしているように思えたため進学しました。
東大、藝大と来たので、私立のトップにも入ってみたいという気持ちも若干ありましたw
指導教官が偶然にも僕がいままでお世話になってきた東大の教授や広島で繋がりのある教授と共同研究をしていて、おかげさまでとても楽しい研究生活を送れています。
同期にも働きながら研究している人が多くて、互いに刺激を与えながらの博士生活になっていきそうです。
これから本格的にゼミがはじまっていきそうで楽しみ!!!
Q.これから何するの??
ビジネス・アート・アカデミアと三足のわらじを履いてここまでいろんな経験をしてきました。
ここまでやってこれたのは、大学生の頃にふと気づいた「やりたいことやりたいならまずは事業を興してキャッシュフローを整えるのがいいはず」ということを有言実行できたからだと我ながら思います。
起業してから七年になりますが、いいことも大変なこともたくさんありました。自分にとって大切なことを全部やり切るためにも、これから事業も制作も研究もがんばっていきます!!
思うに、これらがちゃんとシナジーを生んでいるのは、いろんな人に相談して支えてもらったからです。
自分一人で成したことなんて本当に少ないんですよね。無いと言ってもいいかもしれない。
会社は特にそうですが、何か達成したいビジョンや目標に対していろんな人と一緒に実現を目指せるからこそ未来を引き寄せることができるわけで。
一方で、じゃあ自分には何もできないのか、と言われるとそれはそれで違う。
"やりたいこと"とそれを達成するための"裏ワザ"を発掘すること、「やりたい!!」と言ったことをなんとか形にすることには実は自信があります。
なので、これからも運と縁を大事にやりたい放題するつもりです!!
いつもありがとうございます!!!
もし読んで、ちょっとでもお話してみたいなと思ってくれた人は「Wantedlyのストーリーみた!!」ってtwitterでDMして欲しいです!!ぜひ話しましょー!!
https://twitter.com/shimomondesu
・やりたいこと/やっていること!
というわけで、"やりたいこと"を”一緒にやってくれる人”の募集を最後にしたいです!日々変わってるのですがとにかく楽しいと思うのでちょっとでも興味ある人は気軽に声かけてくださーい!
もし読んで、ちょっとでもお話してみたいなと思ってくれた人は「Wantedlyのストーリーみた!!」ってインスタかツイッターでDMして欲しいです!!ぜひ話しましょー!!
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・不老不死になりたい!
理由は割愛するんですけど、不老不死になりたいです。少なくとも150才までは生きたい。そのための投資はなるべく惜しまないようにしています。事業としても、それに関連したらいいな、というものをやっています!
「不老不死になりたいよ!長生きしたいよ!」と思っていらっしゃる方、事業に興味ある人がいればお声がけください!一緒に200まで生きましょう!
・仮想通貨を浸透させたい&もっと学びたい!
5年前にbitcoinに触れ、以来ずっと投資家としても事業家としても関わっています!めちゃくちゃ面白いすよ!興味ある人やすでに事業や投資で関わってる人いたらぜひお話しましょー!!
・作品を作ることで未来を想像したい!
今まで仮想通貨や広告、投資などテーマに作品と事業を作ってきました!
同様に、起業家と一緒に彼ら彼女らのビジョンやミッションをテーマに作品を作りたい!と思ってます。
一緒に作る人募集中です!めちゃめちゃ楽しいと思います!
・ランチしたい!
とにかくいろんな人と話してみたいですー!
事業の話、藝大の話、修行や漫画の話までいろいろできるのでぜひお声がけください!!!割と会ってよかったと言われることが多いと思ってます!w(とても嬉しい!!!)
連絡待ってます!!!!!!
・いろんな人の事業に触れたい!
たくさんのことを知りたいので色んな人の色んな事業に触れたいです!なので事業相談とかを聞くの好きです!たまーに出資します!(が、お互いそれがメインの目的でなくて大丈夫です)
・週末人生初のことをしたい!
無人島でサバイバルする、滝行にいく、泥団子をガチで作る、作品を作る、など週末に事業や芸、人生の肥やしになりそうな体験をするのが好きです。
こういうのしたかったんだけど相手いなかったわーみたいなのがあったらぜひ声かけてほしいです!
最後に、ここまで読んでくれた皆さまありがとうございました!!!
株式会社Senjin Holdingsでは、こんな僕が同じくらい刺激的に感じるメンバーたちと、マーケティングで世界を加速させるために全力でアツい日々を送っています!!!
ちょっとでも興味が湧いたら、ぜひ一度エントリーしてみてほしいです!!!!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
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