こんにちは、SEKAISHAの下田です。
前回の私の記事では「ジムで自己肯定感を上げた方法」について書きました。
あれから2週間経ち、私の自己肯定感に変化があるわけでもないのですが、今回もまた、しつこく自己肯定感にまつわるお話です。
「私の周りにいる自己肯定感の高い人」について書きたいと思います。
私が思う、自己肯定感の高い人
自己肯定感が少々低めの私は、自己肯定感の高い人に憧れを持っています。
そして、身近にいる自己肯定感の高い人には、共通点があると思っています。それは「オタク」であることです。
ここで言っているオタクとは「アニメやアイドルが大好きな人」というわけではなく、
・なにかのことについて圧倒的な知識量があり、体系的に話すことができる
・その知識は、好きが高じて自然と身についてしまったものである
・そのことについて語るときニコニコ・ニヤニヤしてしまう
・そのことについての自分なりの考え、哲学をもっている
という人です。
シールに哲学を見出したり、大衆居酒屋マニアだったり、どんな韓国人より韓国の音楽に詳しいなどなど...
正直何を言っているか理解できないときもありますが、想像の斜め上をいく視点や哲学に触れられることもあり、「そういう考えがあったのか!」と一つ得をした気分になることもあります。
そして、たいていのオタクは、好きなことについて、ニヤニヤしながら、目の色を変えながら話してくれます。たとえ話の内容がちんぷんかんぷんでも、その姿はいつも幸せそうで、それを見るだけで憧れを抱いてしまうのです。
「好き」なものを「好き」という力
一方、自己肯定感が低めの私はむかし、たとえ好きなものがあっても、「人に言うほどでもないな」とか「話したらつまらないと思われるかな」とか、いらないことをウジウジと考えるタイプでした。どちらかというと聞き手に回ることが多く、自分の話を伝えることを躊躇してきてしまっていました。
ですが私の経験上、「好き」を表に出さないと、次第に「あれ、自分は何が好きなんだっけ?」と見失い、自己肯定感は下がっていきます。自分の「好き」を相手に伝えることは、自分自身でもそれを確認し、認めてあげる行為でもあり、自分に自信を持って生きていく上でとても大事なことです。
私は、自分の自己肯定感が低くなっているこの理由に3、4年前に気付きました。極端な話、それまでは自分の「好き」を伝えることはエゴだと思っていました。
しかしそれからというもの、私はTwitterのフォロワーで誰も興味がないであろう情報をひたすら流し続けてみたり、(迷惑ですが)友達に朝から晩まで好きなアイドルの話をしたり、自分の「好き」や「欲望」にできる限り忠実であろうとしてきました。
こうしたことを何も意識せずにできる人もいますが、できない人が沢山いるのもまた事実です。私にとっても、最初は少し勇気のいることでしたが、その「好き」が相手に伝わった瞬間は人生で一番テンションがあがると言ってもいいくらい嬉しい瞬間で、その体験を積み重ねることが、人生を幸せなものにしてくれるのだと、だんだんと気付くことができました。
私は、「自分の『好き』を見つけて、自分なりの幸せを掴める人が増えればいい」、そういう思いが、私SEKAI舎に入社した1つの理由でもあります。SEKAI舎を通じて、一人でも多くの幸せなオタクを生みたい!それが私のひそかな野望です。