こんにちは！SAMURAI採用担当の佐藤ゆかりです。 

就職活動の際に最初に思い浮かぶ言葉といえば「自己分析」。とはいえ、そもそも「どうやってやればいいの？」と悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか？そこで今回は、自己分析をする目的や分析方法、注意ポイントを前後編で解説します。

前編は自己分析の中で一番手軽にできる「マインドマップ」のつくり方をご紹介！ぜひ、参考にしてみてくださいね！

自己分析の目的

そもそも自己分析とは？

自己分析とは、今までの経験の中で感情が動いた瞬間を振り返り、自分自身の「価値観」「行動の傾向」「強み・弱み」などを把握すること。幼少期や学生時代にどのような経験をしたのか、将来どんな自分になりたいのかを明確にすることで、自分自身にマッチする企業を見つけやすくなります。

なぜ自己分析が必要なのか

自己分析の目的は大きく2つに分けられます。

1.選考対策：自己PRや志望動機作成の土台をつくる

自分の内面と向き合う時間を意識的につくることで、今まで意識していなかった自身の思考や気持ちを可視化できます。応募書類の作成時には具体的なエピソードを取り入れることができるほか、面接では自然とアピールポイントを話せるようになります。

2.キャリア選択：自分軸を見つける

今後、自分がどのようなキャリアを歩みたいのか、どんな価値観を持つ企業で働きたいのか。自分が望む働き方を自分の言葉で説明できるようになります。

いつまでに終わらせておくべき？

サマーインターンに参加する企業や気になる業界を絞り込むためにも、就活を本格始動する前の大学2年生・3月までに終わらせておくのがベスト！できるだけ早めに終わらせることで目指すべき業界を絞ることができ、企業研究をする時間も増えますよ◎

一方で、インターンシップや会社説明会を通じて、「ほかの業界も気になる…」と自身の心境に変化が起きるかもしれません。「1度分析したからOK！」と自己分析を終わらせるのではなく、就職活動を始めてからも随時分析をして、自己理解を深めていきましょう！

実際に自己分析を始めるうえでのファーストステップとなる「マインドマップ」をご紹介します。

●マインドマップのつくり方

テーマとなるキーワードを中心に、関連する言葉やイメージを放射状につないだ図のこと。自分の考えていることを紙などに自由に書き出し、思考や発想を広げていくことで、やりたいこと・興味関心の方向性を具体化できます。

用意するもの：A4〜A3の紙とペン、またはPCやタブレットなど

ステップ1：テーマを決めて中心に置く

まずは「自分」を軸として、「好きなこと」「性格」「頑張ったこと」「苦手なこと」など掘り下げたいテーマを3〜4つ書き出します。

ステップ2：テーマから連想されたことを全て書き出す

テーマに対し、思い浮かんだワードを中心に書いた言葉から枝を広げるように書いていきます。 

ステップ3：「なぜ？」を繰り返して深掘り

例えば…「好きなこと」が「読書」の場合：なぜ好きなの？→「新しい発見があるから」→「知らない知識が増えて楽しい！＝ 「成長意欲がある」

このように、内面を掘り下げることで潜在的な自分の強みを発見できるようになります。 

ステップ4：強みや価値観を見つける

掘り起こしたキーワードから、自分の強みや価値観を認識。「コツコツ努力できる」「アイデアを形にする仕事がしたい」など、自分の内側から出てきたキーワードをもとに自己PRを作成します。 

▼参考サイト

https://campus.doda.jp/career/self-analysis/000336.htmlhttps://offerbox.jp/columns/28486.html

自己分析を進めるコツ

1.移動時間や隙間時間を活用

「きれいに書こう」としなくてOK！ふとしたタイミングに思い出した出来事を軽くメモしておくのも◎エントリーシートや志望動機を作成する際の具体的なエピソードの1つとして活用できます！

2.周りの人と一緒に行う

初めて自己分析をする方にとっては、過去の経験を言葉として書き出すことは大変かもしれません。そんなときは1人で考え込まずに、友だちと会話をしながら進めてみましょう。自分では思い浮かばなかったアイデアや視点、忘れていた出来事などを思い出すきっかけになるかもしれません。

マインドマップができたら、ほかの自己分析の手法「モチベーショングラフ」「ジョハリの窓」も進めてみましょう！以下の記事で紹介しているので、ぜひ、参考にしてみてくださいね！

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