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4回目の転職・データと向き合う仕事をするとは思っていなかった ー 佐藤紘大

制作部の中核ポジションを担う佐藤さん。

一見クールな印象に思われがちですが、マンガ・ゲーム・アニメまで幅広く楽しむ温かい雰囲気の人物です。

さて、そんな佐藤さんもこれまで4回の転職を経験しています。
そんな佐藤さんが、誠勝にマッチした理由とは何なのか?

(基本的に)お客様と直接やり取りをしない制作部だけど、佐藤さんは何をモチベーションにしてるのか?

コツコツやる作業が中心のシゴトをしている人なら参考になるポイントが分かるかもしれません!

名前:佐藤 紘大(さとう こうだい)
入社時期:2020年〜
卒業区分:学部卒
学部:工業学部
出身地:東京
趣味:マンガ・ゲーム・アニメ(雑食なので広くなんでもいきます)

ー 現在の仕事(自己紹介含む)を教えて下さい

制作部にて、案件の管理・人員割振り・仕様の確認・納品データの整理をメインに行っています。
21年2月から開設された奈良支店との連携・やり取りも私の担当業務です。

入社当初から図面・設計図などのスキャンと加工、最近は契約書の案件も担当しています。

ー 過去の経歴・入社のキッカケを教えて下さい

誠勝に入社するまでは、ITとは無縁の生活でした。

これまでやってきたシゴトは製造業・卸売業・サービス業(内勤)でしたが、人との距離感や社内体制が合わない会社もあったし、コロナの影響でシゴトも不安定な状況になり退職。「将来どういう働き方をしていこうか・・・」と悩んでいました。

そんなときに、以前から交流のあった(現:営業部の)杉本さんから「手先も器用だし、テキパキこなす作業だから向いているんじゃないか」と誠勝を紹介してもらったんです。

その後、社長と面接をして過去の経歴やプライベートなことなども話して、コツコツやる作業をやってきた経歴・マンガやアニメが好きなところに誠勝の文化に合う?と評価いただけたのか、その場で「採用!」と言っていただき、週明けの月曜から入社するという凄いスピード感で話が進んでいきました(笑)

ー 入社前の不安、入社後の誠勝の印象を教えてください

入社前は、人生初のIT企業。おまけにデスクワークメインの仕事で不安はありましたね。

デスクワークって暗いイメージがあったから「自分にできるのか?」と思ってました。

でも、実際に働いてみたらそんなことなかったですね。
誠勝は、私が過去に勤めた企業と違って人との距離感もちょうど良くて、明るく優しい人ばかりなので良い意味で予想外でした。

エクセルなどのオフィスソフトや加工ソフトも触ったことも無かったけど、既存メンバーのサポートもあって仕事を通して覚えていけました。

いままでは体動かしてればカバー出来るシゴトばかりやっていた私が、まさかデータと向き合うようになるとは思ってもいなかったので不思議な感じは今でもしています。


仕事はゲーム攻略と似ている部分がある

ー 仕事で意識していることはありますか?

「いかに品質を落とさずに、効率的にできるか」ですね。

制作部の作業は、案件ごとにデータの品質レベル・データ形式・フォルダの階層分けなどの仕様(ルール)も違うから、日々どうやって効率的に共通認識を持てるようにして、作業スピードを上げられるか=仕組化できるのかを考えてます。

スキャンが難しい書籍も、1回でバチっとキレイにスキャンや加工が決まれば時間も短縮できるし、もっと生産性も高めていけるからスピード感も大事にしていますね。

ー 効率化を実現するためにやっていたことはありますか?

実際にやったことは2つあります。

1.「タイムアタック」

「1冊のスキャンをするにしても、各作業に何分何秒かかっているんだろう?」

「スキャン中に機械は稼働しているけど他の作業も並行して行っているから各作業の時間を把握できたらスキャンの改善点が見つかるはず!」

と思い、タイマー片手に時間を計測してみたんです。

【計測した作業】
・ページをめくる
・スキャンする位置にセットする
・スキャンボタンを押す
・スキャンする
・撮影されたデータにミスがないかチェックする
(・ミスがあれば再スキャンする) など

スキャンは、これらの作業の繰り返しです。

複数冊のスキャン終えて各作業にかかる時間を把握したら、改善点を見つけることができたし、実際にタイムを縮めることができました!

2.「機械の設定いじり・説明書のチェック」

どの機器も説明書ってそんなガッツリは読まないじゃないですか。
スマホだってほとんどの人が読まないけど、業務用機器なんてもっと読まれないと思うんです。

でも、そういう業務用機器ほどよく読んでみると、意外と便利な機能があったりするんですよね。

ある日、スキャナーの設定をいじってたら「おっ!」と思える機能があって、見つけた瞬間は「本当に出来るの?」と思ったけど、説明書を見てやってみたら見事にできました!

あの機能を見つけた瞬間はテンション上がりましたねぇ~。

いままではただスキャンするモノとしてしか使われなかった機械に、こんな機能があったんだ!と感動しました。

パッと見ではわからない部分の発見は、ゲームの裏技探しみたいなところがあって面白いんですよね。


ー 入社2年目の中で特に苦労したことはありますか?

今も手探り状態ではありますが、人生で初めて管理ポジションになったときは苦労しましたね。

指示を出す側になってみると、自分にとっての当たり前が通じないことを痛感しました。

印象的だったのは21年2月に新設された奈良支店メンバーとの情報共有ですね。

対面であれば、その場でパソコンの操作もスキャンしたデータの品質もチェックできるんですけど、奈良支店とは社内連絡ツール・ウェブ会議を利用した画面越しで情報共有をしなければいけないので、最初はかなり頭を悩ませました。

こちらの準備不足と物理的・心理的な距離も相まって、本当に手探り状態の日々でしたね。

今の奈良支店メンバーは環境も改善されて共通言語も通用するし、教育体制も構築されたから連携も取りやすくなりましたが、新設当初は全員が未経験という状態です。案件の仕様の認識違いなどもあって、当時の皆さんには迷惑をおかけしたし、本当に感謝しています。

新しい分野だからこそ、今のシゴトに全力でぶつかる!

ー 自身が思う今後の課題については教えてください

デジタルアーカイブは新しい分野だから不透明な部分も多いです。
会社としても新しいことにチャレンジしているから、これからはもっと大きな変化はあると思います。

私自身もまだまだ経験不足なところがあるので、今は先輩たちや会社の動きに追いつくだけでも必死な状態。

最近は管理業務も増えてきて、上司から引き継いだ仕事もあるから色々なことに挑戦できています。

まずは、今は求められたことをシッカリこなして結果を出したいです。

ー今の誠勝ではどんな人が活躍できると思いますか?

今の制作部には自分から「これをやりたい!」っていう提案するタイプが少ないので、積極的な姿勢の人がいると社内にも新たな動きが出て、面白そうですね。

デジタルアーカイブに関連することであれば何でもいいので、やってみたいことがある人には刺激もあって面白い会社だと思います。

ー 最後に記事をご覧の方に一言お願いします

誠勝は「私には会社員が合わないのかな」「なんか会社員って窮屈」と感じているけど、ちゃんと働きたい人には合う会社なんじゃないかと思います。

私自身も人との距離感や職場環境に違和感があって今に至っている人間なので、サンプル1の意見ではありますが、誠勝の雰囲気が伝わっていたら嬉しいです。

今どき生涯1社なんて人はいないと思いますし、転職活動は自分の可能性を広げる機会でもあると思うので、お心ばかりですが応援しています。

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