こんにちは!セキュア採用担当小野です!
セキュアでは、技術革新とともに成長を続けるセキュリティ業界の最前線で、新しい価値を生み出し続けています。私たちのミッションは、人々の「安全」と「安心」を支えること。そして、その実現には、技術だけでなく、それを推進する「人」の力が欠かせません。本記事では、セキュリティ業界の変遷とセキュアの挑戦を振り返りながら、私たちがどのような未来を描いているのかをお伝えします。
【セキュリティ業界の歴史とセキュアの発展】
1990年代の監視カメラは、アナログカメラで撮影しVHSのテープレコーダーで記録をしていました。2000年くらいからカメラの同軸ケーブルをWindowsのビデオボードに入れてデジタル化し、ハードディスクにレコーディングするようになりました。これが監視カメラのデジタル化の初期段階です。
私はデジタル化が進んでいって、今のAIやIoTのような世界が来るだろうと考えて、セキュリティに取り組むことにしました。ただ、当時はセキュリティのマーケットが小さく、一部の大企業やお金を扱うセキュリティレベルの高い所にしかセキュリティの需要がありませんでした。
2010年くらいには、同軸ケーブルからLANケーブルでネットワークを構築するようになり、カメラの段階でデジタル化してデータを記録媒体に送る形に変わりました。セキュアが軸を変えてセキュリティビジネスに本格的に参入したのもこの時期です。
それまで監視カメラは、弱電設備という形で建築資材のような扱いでした。2010年くらいからIPネットワーク化されてデジタルに変わっていき、ちょうどその頃に画像認識技術が出てきています。セキュアは監視カメラをこれまでのような弱電設備ではなく、高度なITネットワークソリューション、経営に役立つビジネスソリューションと位置付けました。
AIやIoTという言葉が出てきて、監視カメラは監視効果をより発揮できるようになり、セキュリティだけではなく店舗の分析など多目的に使われるようになってきています。さらにAIを実装し高度化していき、他のシステムとも連携し、複雑性を増してきているのが現状です。2000年代はデバイス単位の商品力が重視されましたが、今はシステム全体を運用することを求められています。
【セキュリティの未来】
社会がセキュリティに対する意識を高めている背景
刑法犯罪認知件数はここ数年増えていますが、20年前から減少傾向です。そういった中で、犯罪の性質の変化に着目しています。
今までは、知っている人に恨まれて近所で絡まれるなど、危機を身近に感じる状態になってから本当に危険がやってきていました。しかし近年は社会に対して恨みを募らせて、街中で切りつけるような事件が発生しています。ある日突然、自分の知らないところから脅威が降りかかってくるわけです。突発性や無差別性のある事件が社会を不安にさせ、一人ひとりが危機感を高めているように感じています。
一方、企業におけるセキュリティリスクには情報漏洩などがあります。一度問題が起きてしまうと多大なペナルティを負わなければいけません。SNSの発達を起因とするセキュリティリスクもあるので、中小企業であっても代償を支払う必要が出てくるケースが増えています。個人も企業もセキュリティ意識を高めていて、対策への関心の強さを感じています。
セキュリティの未来
ChatGPTなど生成AIが注目を集めていて、実際にAIはどんどん賢くなっています。監視カメラなどセキュリティで使えるAIはまだ限られていますが、画像認識技術も進化しています。実装するハードウェアのコストも下がってきているので、早ければ2025年からカメラシステムにおけるAI実装が本格的にスタートすると見ています。
生成AIはインターネットの中だけで完結する部分が多いですが、画像は現実世界のさまざまなデバイスを組み合わせる必要があるため、システム構築の難易度が高いです。実装して使おうと思っても、簡単にはできません。
私たちはその部分への対応力を高めています。ハードもソフトもAIも工事も分かっていて、インテグレートしてお客様の要件に合わせて提供できます。人材の育成と採用にも取り組み、会社全体の専門性を高めているので、店舗の人手不足の問題など企業の悩みを解消することによって、社会課題を解決できます。
セキュアがインフラ企業として存在感を示せるところで着実に成果を出して、人々の安全安心を守っていきたいです。
セキュアは、これからも最先端の技術とノウハウを活かし、社会の安全と発展に貢献していきます。そして、その未来を共に創っていくのは「人」の力です。私たちは、挑戦を楽しみ、成長し続ける仲間を求めています。セキュリティの未来を切り拓きながら、共に新たな価値を生み出していきませんか?あなたとお会いできることを楽しみにしています。