“基本情報技術者試験”ってご存じですか？

突然ですが、タイトルにある“基本情報技術者試験”という資格をご存じでしょうか？

基本情報技術者試験ってこんな資格です↓

「IT業界定番の国家資格！」

IT業界で仕事をする人にとって、国で定義しているITに関連する基礎的な知識・技能、実用的な活用能力を問われる資格試験です。

『ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた』方を対象とし、ITエンジニアの登竜門と位置付けられている試験です。その名の通り、情報処理技術に関する基本的な知識・技能を有していることを国が認定するものと言え、その後の応用力の幅が格段に広がるとされています。

こんな背景を踏まえて、セキュアでは入社後1年で全員に取得を推奨している資格の一つです。

2023年入社メンバーも取得勉強中！

今年入社1年目を迎えている2023年入社のメンバーも資格取得に向けて各メンバー勉強中です。

今回は2023年に営業職として入社されたシュウトさんが営業メンバー合格者第一号となったので、インタビューを行いました。

シュウトさん、インタビュー！

Q.基本情報技術者試験では、どんな問題が出題されるのですか？

シュウトさん）

大きく分けて２つの分野に分類されています。一つはITパスポートの応用で、ほとんどは情報系の知識を問われる問題です。それ以外にも経営や労務に関する一般知識も出題されるので、範囲は広いです。

もう一つはプログラミング言語等に関する問題です。問題文としては、疑似言語をつかい想定する動作操作になるようにするにはどの疑似言語記述を選択するかという空欄穴埋め問題や、トレースと呼ばれる検算のようなものも出題されます。トレースとは、問題文にあるソースコードプログラミング言語を実行するとどのような動作操作になるのかを確かめることです。

Q.かなり専門的な試験なのですね。この資格がないとセキュアの営業はできないのですか？

シュウトさん）

正直言うと２つめのプログラミング言語等に関する問題に関しては、セキュアの営業では通常業務の中で出てくることはほぼありません。開発なら触れる機会はあるかも知れませんが、営業職を志す学生さんで、現時点でプログラミング言語が分からなくても全く問題ありません。

私は元々プログラミングに興味があったので学習の入り口としてあまり抵抗はありませんでした。短期的に見ればすぐに営業に活かせる部分は少ないと感じるかもしれませんが、プログラムの仕組みを学ぶことで論理的思考やプログラミング的思考が身についたり、またプログラムで出来ることや出来ないことを知ることができたりと、長い目で見ればセキュアの事業領域からしても、知っておいて損はないと思います。

営業職だからと言って営業のテクニックだけを磨くのではなく、“共通言語”を習得することも必要だと感じています。

社内にいる技術者や技術営業との意思疎通を図る際もそうですが、私たちが接するお客様は総務部や情報システムの方がいらっしゃるため、そういった領域において常識的に使われる言葉を理解することが求められます。

当社の行動指針にある通り、”プロとして行動する”ための第一歩として、この資格を取得してよかったと感じます。

Q.プロ同士の共通言語として今後活かせそうですね！どれくらいの期間、勉強されましたか？

シュウトさん）

入社して2か月間は集合研修だったのですが、その集合研修が終わったあたりから勉強を始めたので、約2～3か月ほどですね。

この期間はSE（セールスエンジニア）と呼ばれる技術営業の方との同行が主なスケジュールでした。営業部に本配属されると、営業案件に時間をとられることも多くなるだろうし、勉強時間が十分に確保できない可能性もあると思い、今しかない！と集中して勉強に励みました。予定していた通りに合格できてうれしいです。

Q.研修期間中に取得に向けて励んでいらっしゃったのですね！かなり計画的に取得されたように思えるのですが、資格取得に対するモチベーションは何だったのですか？

シュウトさん）

人事から1年目で取得推奨されている資格だったため、何とか1年目に取得したい気持ちは強かったです。

特に意識し始めたのは、集合研修中に開発メンバーが合格したと聞いた時ですね。私も頑張るぞとやる気が出ました。営業メンバーでは絶対1番初めに取得する！と気合を入れて勉強しました。有言実行できてよかったです。

周りから信頼され自分の意見を聞き入れてもらうには、少なくとも言われたことをできていないといけないと感じています。

そういった意味でも取得推奨の資格は必ず取っておきたいと思っていました。

＞そうだったのですね！同期と切磋琢磨しながら成長されている様子がうかがえました。資格勉強で得た知識を元に、営業活動を通して更なる経験を重ね、ますます活躍してください！

本日はインタビューへご協力いただきありがとうございました！

インタビューを終えて

2023年4月入社の1年目社員シュウトさんのインタビューはいかがでしたでしょうか？

当年営業メンバーとしては基本情報技術者試験合格第一号となりましたシュウトさんの話を聞いて、有言実行の大切さ、プロ同士の共通言語など営業として大切なことを再認識させられました。

インタビューの中でシュウトさんも言っていましたが、この資格を現時点で保有していなくてもセキュアの営業ができないわけではありません。

セキュアの営業（＝コンサル営業）で大切なことは、”いかに多くの引き出しを持っているか”という点です。

その引き出しの一つが、今回ご紹介した基本情報技術者試験かも知れませんね。

引き出しの数は、自分の人材としての市場価値と比例すると思います。

ぜひ自分の市場価値という観点からも、就職活動を深掘りしてみてください。

セキュアの営業には、皆さん自身の市場価値を高める秘密が盛りだくさんです。