入社2年目で「上期MVP大賞」を受賞したAI STORE事業部のエンジニア・Rikuさん。
画像認識技術を活用して“店舗の新しいかたち”を生み出すこの部署で、日々挑戦を重ねています。
受賞理由となったのは、福岡のスタジアムで行われた無人決済店舗の実証実験(PoC)を単身福岡に行ってプロジェクトの中心となってやりきったこと。
今回のインタビューではその成果だけでなく、彼が仕事にどう向き合っているのか、そしてどんな思いで挑戦しているのかを中心に聞きました。
挑戦を恐れず、やりきる。若手エンジニアが見つけた“成長のヒント”
――MVP受賞おめでとうございます。率直なお気持ちを聞かせてください。
(Rikuさん)非常に光栄です。若手社員が挑戦できる環境があり、その挑戦が全社レベルで評価されることを改めて実感しました。風通しがよく、働き甲斐のある職場だと感じています。
――今回の受賞理由となった取り組みを教えてください。
(Riku)福岡の野球スタジアム様で行った無人決済店舗PoCへの対応です。自ら手を挙げて単身で出張し、現地で約2か月にわたり準備から実証まで進めました。
――どうしてそのプロジェクトに手を挙げたんですか?
(Rikuさん)入社前から、いつか大きな挑戦をしてみたいと思っていました。
以前、同じ部署の先輩が新人の頃に自ら手を挙げて大型案件を成功させた話を聞いて、自分もそうなりたいと感じていたんです。
しかも福岡は自分の母校がある土地。慣れ親しんだ場所で挑戦できることから、「やるなら今だ」と思いました。
――Rikuさんにとっては入社1年くらいでの挑戦でしたよね。そのタイミングで調整することに対して、不安などありませんでした?
(Rikuさん)いやー・・・もちろん不安だらけでした(笑)
納期は動かせないし、時間もない。だから「動いていくしかない」と覚悟を決めました。上司から「自分を安全圏に置いて仕事をしても成長はない。」と言われていたこともあり、挑戦を選びました。
チーム全体が挑戦を応援してくれる人たちなので、大変なのはわかっていたけれど前向きに取り組めたと思います。現地では福岡営業所の上司にもチームメンバーとして入ってもらっていただいて、サポートしていただいたので本当に心強かったです。
――現場で特に大変だったことを教えてもらえますか?
(Rikuさん)時間が無い中で作業を進めていたので、常に大変だったというか・・・。
心に余裕がなくなってしまうときもありました。でも、チーム内外の人たちに協力を求めて出てくる問題を一つ一つ乗り越えていけたと思います。
――現場で面白かったこと、やりがいを感じたエピソードを教えていただけますでしょうか。
(Rikuさん)実際に何もなかった区域に、お店が立ち上がり、システムが動いて、すべてのテストが終わった瞬間でしょうか。
プロジェクトの完了まで気を抜けませんでしたが、全てのテストが完了となったときに達成感が沸き上がりました。
不安もあったけれど、やりきった先にあったのは大きな達成感。
この福岡での経験は、廣中さんに「挑戦することの難しさ」と「それを乗り越えたときの喜び」の両方を教えてくれたと言います。
次回の後編では、そんな彼がどんな想いで日々の仕事に向き合っているのか、
そしてオフの時間をどう過ごしているのかを、ざっくばらんにお聞きします。