こんにちは!SEC株式会社 採用担当です。
今回のストーリーは転職エントリー第3弾。電気工事士からキャリアチェンジを経て、現在は設備管理の現場にて活躍している若手社員(入社3年目)のKさんにお話を聞いてみました!ぜひ、お楽しみください。
以前はどんなお仕事をされていましたか?
ずっと音楽が好きだった関係で音響関係の専門学校に進み、卒業後は、イベントやブライダル関連の音響の仕事に就いていました。その音響の仕事自体は2年ほどで退職し、その後は電気工事士として働いていました。
電気工事士の仕事は、友人がやっていたこともあり誘われる形で始めました。
電気工事士として仕事をしていた中で、転職活動をされるに至った理由を教えてください。
仕事内容と給与面に不満はなかったのですが、その当時建築業界は週1休みが基本で、残業が常態化していました。7~8年ほど電気工事士の仕事はしていましたが、プライベートの時間もあまり作れず、家に帰ってもご飯を食べて寝るだけ、休みの日も1日中寝て終わり、というような生活を続けていました。
最初の1~2年程度はがむしゃらに働いていましたが、仕事に慣れてきた3~4年頃に「このままだと、この先まずいぞ」と思うようになり、生活を変えたかったので転職を決意しました。
就職先として、SECを選んだ理由や決め手になったものがあれば教えてください。
転職活動をする中でいろいろな会社を見ていましたが、SECは転職サイト経由で見つけました。もともと電気工事士時代に第一種、第二種電気工事士の資格を取得していたこともあり、この資格を活かして働ける仕事が他にないか探していました。そんな中でビルメンテナンスという仕事を知りました。
電気工事士の資格は、未経験で入社した人であっても、この業界ではまず取得するべき資格のうちの一つです。私自身、そういった意味であらかじめ“武器”は持っていたため、数打てば当たると思い何社か応募していた中で、レスポンスが一番早かったのがSECでした。
当時、転職サイト上に写っていたSECの社員の写真などを見て、楽しそうに仕事をしている姿も印象的で、面接に進むことにしました。
実際、面接では当時の面接官の方に電気工事士の時代の辛かった事や、キツかったことを赤裸々に話しましたが、とても親身になって話を聞いてくれました。その時に、『この会社なら自分のすべてを受け入れてくれそう』と思ったこともあり、入社を決めました。
当たり前と言えば当たり前な部分ももちろんあると思いますが、真剣に話を聞いてくれたことは、その当時の私にはとても嬉しいことでした。
会社(配属現場)の雰囲気について教えてください。
私の配属先は、良くも悪くもみんな自由です(笑)当たり前のことではありますが、みんなそれぞれの思いがあり、それぞれの考えを持って仕事をしています。決して和気あいあいというわけではないですが、堅苦しくなくメリハリがあり、居心地は悪くないし、風通しが良いので、上司との壁も感じません。
私の配属先で働いている方々は能力もスキルもある人たちが多いので、みんなの考えが合わない瞬間、という時もちろんあります。ですが、お互いを尊重し合い、歯車が嚙み合ったときには最高のパフォーマンスを発揮できる環境だと思います。
私は本社勤務の方や、別部署の方と関わる機会は限られていますが、今以上に交流を増やしてみんなが家族のようになれれば良いなと思っています。
現在、どんなお仕事をされているか教えてください。
建築物内の各階や設備を巡回し、点検を行い異常の有無を確認し記録することが、私たちの仕事のルーティンです。そんな中でも、修理が必要な場合や、こちらでは対応が難しいような不具合が発生した際は、外部業者による工事や点検の立会い、見積り依頼などをします。
給排水設備の詰まりや、電気トラブルなど簡易的な事は基本的に自分たちで修理しています。
私たちの仕事は、前述しているようなルーティン業務以外にも、年間のスケジュールに沿って対応、点検していくような仕事もあります。SECでは“年スケ”と呼んでいますが、年スケの中には月1回程度の頻度のものもありますし、逆に年に1回程度しか行わないような業務もあります。そういう意味では、ルーティン業務をしながらも、やるべきことは無限に出てきますし、学ぶべきことも多くあり、終わりがない仕事だとも思います。
今のお仕事での発見や成長はなにかありましたか?
発見は、もちろんビル設備の仕組みについてです。自分たちが普段当たり前のように使っている電気、水道、空調などの仕組みは、この仕事を行うことで、よりわかると思います。私自身の課題として、この設備全般の知識については今後も学び、今以上に伸ばしていきくべきものだと思っています。
そして、設備の知識を得られること以上に、 "設備の仕事を通じて、コミュニケーション能力や相手の気持ちを汲める能力" が身につくと感じています。当たり前のことだと思いますが、この能力を培っていくことは、とても難しいものだと思っています。
私たちの仕事は、圧倒的に人とコミュニケーションを取りながら進めていく仕事が多いということです。今後入ってくる方にも、この能力が求められているんだ、ということを理解していただけると良いかと思います。
働きやすさを感じる部分はありますか?
SECは休みがしっかりと取れますし、残業もほとんどないので、プライベートも充実します。年間休日数で言うと、たしかに少ないという意見もありますが、私自身はあまりそう思うことはありません。それは前職がかなりハードな環境だったということも関係しているかもしれませんが、個人的には「こんなに休みすぎていいのかな」、と思っています。
ただし、私たちの仕事は現場や配属先によりますが、長期的な休みは取りづらいかもしれません。
現場は生き物であり、私たちは生きているものを相手にしているので、それを長期間放置するわけにはいかないからです。
シフト制、という働き方に関してはいかがですか?
やりたいことをやりたい時に出来るので、シフト制という働き方は自分に合っていると思います。休日が固定されていると、やりたいことをその休みの日に合わせないといけないので、調整が難しいと感じます。例えば、土日休みだと役所関係の施設は閉まっていることが多く、その分平日に休みを取って行かないといけないということもあると思いますが、シフト制であれば、そういうことはほぼありません。
また、自分のやりたいことがたくさんあり、計画的に予定を立てたい人のほうが、シフト制には向いていると思っています。
SECの良いところはどこだと思いますか?
部署関係なく、社員の言葉にちゃんと耳を傾け、一緒に考えてくれる部分に愛を感じるし、ハートフルな印象を受けます。
例えば、本来であれば、まずは本社の管理部に問い合わせをするべき工事の依頼が、本社を通さないまま直接私たちの現場にかかってくることもあります。そんな時、たまたま別部署の方に相談したり、話を聞いたりしても、ちゃんと管理部まで繋げてくれる。おそらく他の会社であれば「直接自分で言って」となってしまうようなことも、SECではそうはならない。もしかしたら当たり前のことかもしれないですが、そういうところがすごくいいな、と思っています。
今回は現場で設備管理の業務に携わっているKさんにお話を聞いてみました!電気工事士からのキャリアチェンジを経て、現在はのびのびと働いていらっしゃるようでした。SECの中でもかなりコミュ力の高いKさんですが、ご本人もおっしゃっているように、設備管理の仕事はコミュニケーション能力が必要とされる場面が数多くあります(他の社員からもそういうお話をたくさん聞きます)。
専門性も高めつつ、人と関わりながら仕事ができる環境こそが、設備管理という仕事の魅力の一つなのかもしれません。