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自己を知る ≒ 他者を知る

こんにちは!Runway labo.の赤間です。

先日は経営陣の性格診断を行ってみました。
(前回の記事はココから)

そして性格診断の元となった統計調査ではこんな結果が出ていました。

【統計調査のサマリー】

  • 93%が「普段よく一緒に仕事をする人の性格がわかると、より良い仕事ができると思う」と回答。
  • 「普段、一緒によく仕事をする人の性格がよくわかる人」はわずか17%という結果に。
  • 89%が「自分の性格と合う人が多くいる環境で働けると、より自分の能力を発揮できると思う」と回答。
  • 57%が「新年度、新メンバーと働くうえで、相手を理解できるか不安に思う」と回答。
  • 「自分の性格」をよく理解しているのは、わずか25%。
  • 2人に1人が「ビジネスシーンでの自己紹介は苦手」と回答。
    (引用:「性格と仕事」に関する調査結果



これを見る限り、実は多くの人が
自己を知ること・他者を知ること対して課題感を持っているのだなぁと思いました。


そのため、今回はこの課題感について2本立てでお届けしていきます!


性格とは?

「自分の性格」をよく理解しているのは、わずか25%とありましたが、

皆さんは自分の性格を理解していますか?

(引用:「性格と仕事」に関する調査結果


正直、「よく理解している」という尺度が難しいところではありますが、、、
例えば、明るい、真面目、几帳面、大雑把など
シンプルに表せば多くの人が答えられるのではないでしょうか。


しかし、改めて性格とはなんでしょう?


調べたところこのような記載がありました。

【性格】
1.行動のしかたに現れる、その人固有の感情・意志の傾向。
2.特定の事物にきわだってみられる傾向。
(引用:デジタル大辞典)


つまり性格とは、
外部からの刺激に対する、自分の感情や意思や思考などの傾向と
それら自分の内面がもたらす行動やその傾向ということ。


これら傾向を知り理解することが、自己理解 ということです。


なぜ自己理解が大切なのか?


よく自己理解が大切だと聞きますね。
特に新卒の就活時は耳にたこができるほど聞いたのではないでしょうか。

しかし、なぜ自己理解が大切なのでしょう?


そんなの自分のことを知っていた方が
仕事選ぶ際や業務に役立つからに決まっているじゃろがい~!



という声もあるかと思います。
おっしゃる通り、自己理解ができていることによって

自分にとって居心地の良い選択をすることができます。例えば、




そのため、自己理解をすることは

自分にとってリスクを回避し、居心地の良い選択ができるという側面や
意思決定の根拠になるとも言えます。


業務においても、この業務が不得意だから得意な人に相談してみようという
選択や意思決定ができるというように、
業務の円滑さやコミュニケーションにも繋がりそうですね!



自己理解が大切だと言えるもう一つのこと。

自己理解にはもう一つ大切なことがあります。

それは自己理解 ≒ 他者理解です。


アメリカの心理学者にアブラハム・マズローは
” 人間性心理学の親 "とも呼ばれていて、欲求5段階説(参照)という
ビジネスでも良く使われている説を提唱しました。

実はマズローさんはこんなことも言っています。


(写真:The Granger Collection/amanaimages)

どういうこと??  
と疑問を持たれるかと思いますので説明していきます。



まず、人は価値観や認識の違いから一人一人、物事の捉え方が異なります。

全人類一人ひとりが見え方の異なる眼鏡👓をかけていると想像してみてください。

その上で例をお伝えしていきます。


わたくし赤間は、過去に仕事で それは言い過ぎでは??? という
周りもドン引くようなきっつい一言を言われたことがあります。

周囲もさすがにあれは無いよね。とフォローしてくれましたが…
あまりその人の言葉を受け取りたくないと思うようになりました(笑)


この経験から
①言葉には強弱があって、使い方しだいで刃物にも薬にもなる
②発する言葉は消せない、言葉で人を傷つける人間にはなりたくない
③伝え方・向ける言葉によって、相手はその話を受け取ってくれないこともある=言い方は大切。

ということを想いました。
そして以降は①~③を考えて行動をする傾向があることも自覚しました。(=自己理解)

この経験からの自己理解によって・・・テッテレー♪


私の物事を捉える眼鏡は” 言葉の使い方 "という
新しいフィルターが搭載されたレンズ👓にバージョンアップされました✨



その眼鏡で他者を見てみると…



・・・なんて他者を捉えるようにります。

そうすると


なんて相手を知ることにも繋がるんです。


つまり、人は自分が理解して
見えるようになった観点(もしくは範囲)で相手を見ているということです。


逆に言えば、自分が理解できていない観点や範囲では相手を見ることができないのです。
それは、そのフィルターが搭載された眼鏡を持っていないからです。


まとめ

相手を知るためには、まずどんな自分がいるのか
自分の行動パターンを知り、理解することが大切です。
その自己理解が自分の眼鏡をバージョンアップ👓✨させて
見えるものを増やす=相手を知ることに繋がるいうことでもあります。


もちろん相手自身を知るために
相手とコミュニケーションをとるのも一つです。

家族構成、休みの過ごし方、趣味、特技、好きな食べ物、嫌いな食べ物…etc
などは対話から知ることができます。


ですが、冒頭の調査結果にあるような他者を知るというのは
もうひとつ踏み込んだ先の相手の傾向が理解できていないことにあるのではないでしょうか。
         

 だから、仕事がやり辛い…
       もっと相手を理解できたらいい仕事ができるのに…


ということなのではないかと思います。


終わりに


ちなみに、私個人としては自分を100%完全に理解するって無理だと思うんですよ。
だから自己理解って一生継続するものだと思っています。

だけれども、1%でも自分を理解する=相手を理解する幅が1%広がる
というのはそれこそ” 視野が広がる ”という面白さがあるのではないかなと思います。


では、次回は自己理解の手法についてお伝えしていきます~!












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