はじめまして、株式会社RITにて約2年インターンをしておりました、諸岡と申します!
この度RITを卒業することになりましたので、振り返りの記事を書かせていただきます。
この記事がRITでのインターンに挑戦する一歩となったら嬉しく思います。
インターンに参加した理由
大学1年生から2年生にかけて、塾講師やカフェ店員、空港ラウンジの接客スタッフなど、数多くのアルバイトに挑戦してきました。その理由は、社会人になる前に多様な職業や様々な環境で社会経験を積みたかったからです。
しかし、大学2年生の冬になり、「このまま学生生活を終えてしまって良いのだろうか?」という不安な気持ちに襲われました。将来のために多種多様な職業に挑戦してみたものの、アルバイトという立場上、どの職業でも毎日のルーティン的な作業に偏っていて、何かを学んでいるという実感が少なくなっていたのです。
もっとビジネスパーソンに近い形で働ける場所はないかと考え、長期インターンを探し始めました。
そして、RITのインターンシップに出会いました。
大学生のうちに自分が知らない世界に触れ、幅広い知識を得たいと思っていた私にとって、働きながらDXや様々な業界の最新事情について学べるRITのインターンは理想的な環境だと感じました。
他のインターンシップと比べ、以下の点が特に魅力的でした。
・DXの調査を通して、日々最先端の技術や事例に触れられる
・フルリモートで働ける
・大学の授業やテストに合わせて働く時間を柔軟に調整でき、学業を優先してくれる
インターンの業務内容
主に、クライアントの相談事項に合わせてデスクトップ調査を行い、レポートを作成していました。
調査テーマとして多く依頼を受けるのは、競合他社のDX事例や業界の新技術、決算分析、ITツールの比較等です。
生成AI(ChatGPTやPerplexity等)や翻訳機(DeepL等)を駆使して、世界中の資料から必要な情報を効率的に収集することが求められます。
レポート作成の流れは以下の通りです。
1. 依頼内容について軽く調査を行い、調査項目を作成
2. 必要であれば、調査方針について上司の方へ共有・確認
3. 調査方針が定まり次第、本格的な調査を開始、疑問点があれば適宜上司の方と連絡を取る
4. レポート完成後、上司の方へレビュー依頼を行う
5. レビュー後、修正を行う
インターンで学んだこと
<参加前>
・知らないこと・わからないことを恥ずかしいと感じる
・依頼事項を勝手に解釈して、突っ走ってしまう
・相手が知りたいことより、自分が伝えたいことを述べてしまう
・自分が納得するまで成果物を作りこんでしまう
・レポートを作成する際、その先にいる読み手がいることへの意識が低い
<参加後>
・知らないこと・わからないことを恥じず、新しい知識を得るチャンスだと捉え、周りに相談する
・依頼事項を自分なりに解釈し、上司に方向性の確認をしてから業務に取り掛かる
・調査依頼の目的を考え、顧客にとって必要性の高い情報を優先的に調査する
・資料の美しさよりも内容やスピードを意識し、上司にアドバイスを求める頻度を高めて、最短距離でレポートを完成させる
・自分が作成したレポートの読み手を意識しながら、記事を書く癖がついた
この2年間で特に成長を感じたのは、ビジネスパーソンとしての基礎力です。
RITに参加する前は、自分の力を過信して、どんなことでも自分一人で解決しようとして突っ走る癖がありました。
しかし、RITに参画してからは、分からないこと・知らないことを隠さず、調べてもわからない部分は周りの方に自分から助けを求める習慣が身につきました。
また、顧客の立場に立って物事を考える力を身につけることができました。
最初は自分の視点だけで物事を考えがちでしたが、顧客のゴールを意識することで、彼らが求めている情報を適切に提供できるようになりました。自分本位ではなく、顧客のためを思った仕事ができるようになったと感じています。
インターンに参加される方へ
大学卒業間近になり、大学生の4年間は思っていたよりあっという間で、やりたいことがなんでもできる貴重な時間だったと感じています。将来に漠然とした不安を抱えながらも、大学の授業やサークル、アルバイト等に追われ、気づいたら時間だけが過ぎていきます。
私自身が長期インターンを始めた理由のひとつには、そんな状況から抜け出したいという思いもありました。
自分のスキルを伸ばし、社会人としての一歩を踏み出したいと思い、長期インターンに挑戦しました。
インターンを始めた頃、私は何の経験もスキルもない状態で、未知の世界に飛び込むことに不安もありました。
しかし、RITには、挑戦する気持ちを大切にし、周りの方々が手を差し伸べてくれる環境がありました。
上司の方との距離が近く、わからないことは何でも教わることができます。
これからインターンに挑戦しようと考えている皆さんも、不安に感じることはあるかもしれませんが、一歩踏み出す勇気を持って、飛び込んでみてください。
私も、先輩方のインターン卒業記事を読んで勇気をもらい、RITに応募しました。
この記事が、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。