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型にはまらないキャリア選択。自社サービスの“中の人”からエンジニアへジョブチェンジ

RITのメンバーを紹介するインタビューシリーズ第14弾は、エンジニアの関亮輔です。前職ではWebディレクターとして広告運用に携わっていた関が、RITでエンジニアとしてのキャリアをスタートすることになった、ある人物の言葉とは?


プロフィール
関 亮輔
北海道大学経済学部を卒業後、Web広告代理店に入社。大手総合広告代理店のWeb広告の運用ディレクターとして、成果改善施策や業務フロー改善業務に従事。 アルバイト期間(2019年4月~)を経て同年5月に正社員としてRITへ参画。自社プロダクトの事業推進に携わったのち、エンジニアに転身する。

エンジニアになりたいと、インドで学んだプログラミング

ー前職について教えてください

新卒でWebマーケティングの会社に入社し、Web広告の運用をしていました。当時は少額予算の顧客をたくさん担当する部署に所属していたので、一人で100社ほど担当していましたね。でも一人で100社すべてを回すのは厳しいので、自分でも広告運用をしつつ、BPO契約した会社さんのディレクションを中心に、業務効率の改善を行ったりしていました。こちらは2年半ほど勤めました。


ーなぜ前職を退職されたのですか

友人がエンジニアをしながら海外で働いていたことがきっかけです。エンジニアってそんなことができるのか、良さそうだな、自分もエンジニアになりたいと思って、会社を辞めた感じですね。多分Webマーケティングでも海外で仕事はできると思いますが、広告ってやっぱり人を相手にする仕事ですし、あなたが出した10万円が絶対に30万円になって返ってきますという保証はできないじゃないですか。せっかくお金をもらっているのに、損をさせてしまう可能性があることが心苦しくもありました。プログラミングだったら1 + 1は2になるので、そっちの方がよさそうだなと思ったのでエンジニアへの道を選びました。


ー前職退職後からRITに入るまでは何をしていましたか

会社を辞めた後、1〜2か月ほどインドに行って勉強していました。インドで日本人が運営しているプログラミングの学校を発見して、そこでHTMLやCSS、WordPressなどを学びました。日本に戻ってからは、アルバイトというかフリーランスという感じで、いくつかプログラミングの仕事を受けていましたね。そこから紆余曲折があり、お金がなくなってきたところで、前職の先輩のSNSでアルバイトを探しているという投稿を見て手を挙げました。そしてアルバイトとして入ったのがRITになります。

呑みの席で代表の安武に言われた「RITでエンジニアになればいい」

ー当初RITで担当されていた業務は何ですか?

当初は、自社プロダクト「VIREC」の“中の人”として、8か月ほどサービスの運営を担当していました。たまたま仕事終わりにみんなで呑みに行った時、代表の安武さんに、エンジニアとして働こうと思って前の会社辞めてインドでプログラミング勉強して……みたいなことを言ったら、「それならRITでエンジニアになればいいじゃない」と言ってもらえまして。それでエンジニアにジョブチェンジした感じですね。


ー配置転換後、最初の頃はどんなことに苦労しましたか

そうですね、やっぱり技術的なバックグラウンドが浅すぎるので、最初の方は仕事の進め方もわからなければコードも書けないし、本当に右も左もわからなくて何もできない……みたいな感じでしたね。RITではReactとRuby on Railsを使うことが多かったので、まずはReactとRailsを勉強しました。


ーRITのエンジニアの特徴とは何ですか

ビジネスも把握していることが強みではないでしょうか。よそのエンジニアの方をそんなに見てないのであくまでもイメージなのですが、一般的なエンジニアの場合、書いたコードの性能の良さみたいなところで、モノを見る傾向があるのかなと。でもRITのエンジニアたちはちゃんとお客さんの事業や、やりたいことを把握した上で、モノを作れるということに長けているのかなと思います。エンジニアだけでなく、デザイナーもそこら辺を分かっているので、社内でも話がしやすいというのがいいところだと思いますね。


フルリモートに移行する前のオフィス風景。エンジニアもホワイトボードを使ってビジネス理解などをしていました。

カルチャーもキャリアも、一言でいうなら「自由」

ーRITのいいところは何ですか

これはですね、良い意味でフワッとしているというか、ざっくりしているというか(笑)、自由な所が良いと思います。今はフルリモートなので、どこに住むのかも自由ですし、社内でデバイスチャンネルという、例えばパソコンを買い換えたいですみたいな話をするチャンネルがあるのですが、これ欲しいですと言ったら、「いいよ」とあっさりOKって返ってくる(※)みたいな。そういう自由さが心地よいですね。

キャリアに関しても自由というか、エンジニアでもコンサルできると思いますし、募集職種の枠にとらわれすぎず、興味があるものだったりやってみたいという気持ちを言えば、それに即したキャリアを考えてくれる人たちがRITにはたくさんいるので、職種でガチッと縛られる感じでもないですね。
(※)デバイス購入補助制度


ー目標を教えてください

漠然としていますが、エンジニアになってから日が浅いので、まずはエンジニアとしてのバックグラウンドを充実させたいですね。そのための勉強をちゃんとしていきたいと思っています。まだ先のことまでは具体的に考えていないですが、ゆくゆくは海外で働けるといいなとも思っています。ただ、会社がフルリモート勤務になったのを機に全く知らない土地へ引っ越してみた経験から、縁もゆかりもないところに何のコネもなく行くと、割と大変という印象があるので、起業して1人で海外へ行くというより、知人と起業して海外に移るとか、海外の会社に入るとか、そういう関わり方の方が良さそうかなと、今はなんとなく思っています。


フルリモートになったので、なんとなく福岡に引っ越して働いています。
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